【東京焼き麺スタンド】シモキタ唯一の焼きそば専門店!オンリーワンの「焼きそば」はうまかった!
今日は「焼きそばランチ」。会社の女子社員から教えてもらった、焼きそば専門店に行く。
しかし焼きそば専門店はめったにない。街に1店舗あるか、ないか。シモキタでも他にないのではなかろうか。
会社の女子が言うには、店主は元金融マンで、昨年当店をオープンしたらしい。
うーん、金融マンか。おカタい仕事だ。となると麺もカタめなのだろうか?
博多ラーメンの「ばりかた」や「はりがね」のカタさになるとちょっと勇気がいるが、普通のカタめなら全然OKだ。
イマイチなひとりボケ(?)をしながら歩いているとお店に着いた。
お店は2Fだ。階段をあがり入店する。
店内は明るくカジュアルな感じ。カウンター席とテーブル席がある。
目の前の券売機に進む。
左に「スーパー焼きそば(750円)」、右に「スーパーナポリタン(850円)」か。んっ?「ナポリタン」?
神田神保町の「みかさ」など、焼きそば専門店のメニューは焼きそばだけだ。
専門店はどこもそうだと思っていた。しかし、ちょっとシャレたサブメニューをラインナップする、それがシモキタ流なのかしれない。
が、今日は初訪問。冒険はせず、本命「スーパー焼きそば」と「コーラ」を選択し、着席する。
そして先に来たコーラを飲みながら思う。
「スーパー焼きそば」か。おもしろいネーミングだ。 あっ、思い出した!昔、就活をやってた頃、銀行の先輩に聞いたことがある。
金融機関の新商品は、前に「スーパー」をつけると。「スーパー定期」「スーパー普通預金」などがそうらしい。
となると、商品の前に「スーパー」を付けるここの店主は、やはり金融機関出身なのかもしれない。
いつもながら思うが、うちの女子社員の情報収集能力はすばらしいものだ。
しかし、コーラを片手に、勝手な「連想ゲーム」をやっているのは、実は気をまぎらわすため。
【うまログ スマート北海道展】ご当地ドリンク(ガラナ・カツゲンなど)はこちらから!
注文直後から、焼きそばを焼くソースのいい香りがずっとしている。
そしてその香りにつられて、空腹がどんどん進んでいく。気をまぎらわせていないと耐えられなくなる。
もう限界だー、というところで「お宝」が登場した!
うー、今度は至近距離からの香りだから、さらにたまらない。
目玉焼きをトッピングした挑発的な「姿」に、視覚も反応、食欲を刺激してくる。
でもちょっと、待て。
店員さんが、調味料とその使い方について説明してくれるようだ。
店員さんは、礼儀正しく感じがいい。さすが元金融マンのお店だ。こちらもちゃんとして、説明を聞こう。もう少しの辛抱だ。
こちらが「からしマヨネーズ」で…。
うん、うん!
こちらが「七味」で…。
うん、うん!
で、こちらが「トサズ」で…。
うん、ん、んっ!? 「トサズ」??
聞くとまた丁寧にレクチャーしてくれる。
「トサズ」は「土佐酢」のこと。三杯酢にかつお節を加えたもので、お酢の味やクセがなく、だしの旨味も加わるため、焼きそばにはぴったりらしい。
よし、理解した。店員さんの丁寧な説明にお礼を言い、満を持していただく!
まずは何もかけずにそのまま、ぱくり。
うまいっ! いいソース加減じゃないか!
べたべた感がなく、とても上品に仕上げられている。
もっちりとした麺は、歯ごたえもよく、とてもしっかりとしている!
続いて、お肉もいってみよう。
うまいっ!しっかりした、いい味付けだ!
「ご体裁」で入っているお肉とは全く違う。これだけでごはん1、2杯いけそうだ!
おっ、キャベツもシャキッとしていて、気持ちがいい!
うーん、これは食べるとわかる、極めて完成度の高い「焼きそば」だ!
よし、次はたまごをくずしていただいてみよう。
ぱくっ。 くぅふー、マイルド~。とてもやさしい味わい!
そろそろ調味料たちの出番か。
説明していただいた順番でいってみよう。まずは「からしマヨネーズ」からだ!
おっ、ちょいピリ&クリーミー♪ いい感じゃないか!
次「七味」はどうだ?
うん!さすが「伝統の薬味」。焼きそばにも、しっかり合う!
そして店員さんが自信を持っておすすめしてくれた「土佐酢」をいってみよう。「土佐酢」と「焼きそば」の組み合わせは、はじめてだ。ぱくりっ。
おー、合う。合う。見事に合う! 店員さんの言うとおり!
よし、多彩な味わいを確かめ、楽しんだところで、最後の仕上げといこう!
最後はどれでいくか。うーん、どれもが「焼きそば」にしっかりと合う調味料。ぜいたくな悩みだ。
「土佐酢」でいくかと思ったが、最後は、バアーとかけた時のビジュアル感も楽しめる「からしマヨネーズ」でいこう。
そして「からしマヨネーズ」を、遠慮なくバアーとかけて、大口で一気にいただく!
そして完食! ふー、食ったー、うまかったー!
ごちそうさまー!と言ってお店を出ようとすると、厨房から「ありがとうございました!」と。
店主のようだ。 いわゆる金融マン的な、カタ苦しい感じではない。(間違った想像をして、ごめんなさい!)
若く、明るくて、さわやか。話すと、人柄のよさ、まじめさがうかがわれる。
こういう人が作る「焼きそば」だから、しっかりとしていて、うまいのだろう。
うまいものを食べると元気が出て来る!午後の仕事もがんばれそうだ。
【うまログ スマート北海道展】ラーメンコーナー(おすすめ25選)はこちらから!
午後は、京王線の上北沢の取引先まわりだ。
そう、上北沢と言えば、あのミシュランラーメン店「らぁめん小池」のあるところ。
【うまログ第14話/らぁめん 小池】ミシュランも認める、プレミアムな極上煮干しラーメン!
仕事が終わったら、今日の晩メシは「らぁめん小池」で「味玉煮干しラーメン」と「チャーシューマヨ丼」と決めている。
んっ、あれっ、「小池」の絶品煮干しラーメンを想像したら胃袋にすき間が出来てきたようだ。
さっきシモキタでいただいた「スーパー焼きそば」がフラッシュバックする。
あの「目玉焼き」がのった「焼きそば」、うまかったなー。
そう言えば、日本三大焼きそばの「横手焼きそば」(秋田)も「目玉焼き」がのっている。
秋田ではそろそろ、東北三大祭りの「竿燈(かんとう)まつり」が開かれる。
「竿燈まつり」を見物しながら、ビールと一緒にいただく「横手焼きそば」!
超うまいだろうなー。横手やきそばの名店の「はしご」もやってみたいなー。
よし、夏休みは東北三大祭り「竿燈まつり」を見に行くか。
しかし人出は100万人以上だろう。今からだとホテルの予約とか、無理か~。
準備不足…。「横手焼きそば」は食べに行くのではなく、お取り寄せにしよう。
そんなことを考えていると、京王線の上北沢に到着した。
取引先に向かって歩いていると、んっ?
両面焼きそば「あぺたいと 上北沢店」の看板。
焼きそば専門店のようだ。
下北沢と違って、駅が住宅街に近い上北沢は飲食店が少ない。その上北沢に、めったにない焼きそば専門店があるなんて。
取引先との約束の時間まで少し時間がある。さっき出来た胃袋のすき間もある。
よしここは、軽く一皿いただいてから取引先にいこう。早速、焼きそば店の「はしご」@東京だ。
しかし「両面焼き」って、なんだ?好奇心に誘われ、鉄板の前のカウンター席に着席する。
が、残念!目の前の壁が高くて「両面焼き」の調理シーンは見れそうにない。
やむなし!とメニューを見ると、オススメ「 小(1玉 680円)」「中(1.5玉 880円)」「大(2玉 1,080円)」。
うーん、今の胃袋のすき間なら「中(1.5玉)」ぐらいいけそうだ。
しかし、晩メシに「ミシュラン小池」でガッツリいくことを考え「小(1玉)」にしておこう。
冷静な自分をほめ、注文しようとしたが、メニュー下半分にあるトッピングが気になった。
オススメ「 生たまご(50円)」!?
んっ?「焼きそば」に「生たまご」?「焼きそば」には「目玉焼き」が定番じゃないのか(と思っている)。
未体験ゾーンだ。しかし何事も経験が大切。「生たまご」も一緒に注文する。
さっきスマホで撮った「スーパー焼きそば」の写真を見ながら待っていると「両面焼きそば+生たまご」が登場した!
見た目は普通の焼きそば。違うのは「生たまご」ぐらい。
いただいてみよう。「両面焼き」とはなんぞや、ぱくりっ。
おっ、まわりがパリッとしていて、中はしっとり。調理シーンは見れなかったが、これが「両面やきそば」か!
そして次、未体験ゾーン「焼きそば+生たまご」に挑戦だ!
たまごをくずして、焼きそばと一緒にいただく。ぱくっ。
おぅ、合う!「生たまご」が「焼きそば」に合うことをはじめて知った!
そして目の前を見ると、さまざまな調味料!青のり、七味をはじめ、ごま、ラー油、お酢、フライドガーリック等々。
すべて試してみると、みな、いいアクセントだ。うーん、勉強になる!
そう言えば「日本三大焼きそば」をはじめとする、ご当地焼きそばも、みなタイプが違う、個性がある。
【うまログ なか食セレクション4】北海道から沖縄まで!おすすめ「ご当地海鮮カレー」を集めました!
うーん、「焼きそば」の世界も奥が深い!これからも、いろいろな「焼きそば」ワールドを食べ歩き、体験していきたい!
ちなみに後日、お世話になっている池袋の焼き鳥屋の大将に聞いたら、「あぺたいと」は板橋区/高島平の人気焼きそば店と教えてくれた。
何店舗か支店を出していて、昨年、世田谷エリアにも初出店したとのことだった。うーん、知っている人は知っているものだ!
【東京焼き麺スタンド】
世田谷区北沢2-36-6 下北沢駅徒歩1分
070-3962-6756
11:30-15:30 17:30-23:00 火曜休
※最新情報はお店にご確認ください。