【丸長(まるちょう)】昔ながらの中華そばがあるなら、つけ麺も!一度に3種類の味わい、いただきました!
練馬で午前の仕事が終わり、午後の仕事は桜台。
今日のお昼は、桜台でいただく。
行くお店はここ、「つけめん 丸長」!
午前中、練馬の麺好き社長から教えてもらったお店だ。
社長曰く、一度に3種類の味が楽しめる、昔懐かしいつけ麺、とのことだ。
「3種類の味」か。
3種類と言えば、醤油+味噌+塩か?
しかし中華料理の「火鍋」のように、丼ぶりに仕切りがある訳ではない。
それはないだろう。3種類とは、どういう味わいなのか。楽しみだ。
それと、「昔懐かしいつけ麺」!
ラーメンに「昔懐かしい中華そば」があるのであれば、つけ麺にもそれがあってもいい!
はじめての「昔懐かしいつけ麺」、これもまた楽しみだ!
興味津々、わくわくしながらお店に入る!
店内は、厨房を囲むようにL字型のカウンター席。
そして壁側にテーブル席で十数席。
厨房を仕切る大将、お客さんをさばくお母さん。
ご高齢なご夫婦ふたりで切り盛りされている。
ほんわかした雰囲気で、いい感じだ。
そしてお母さんから、こちらへどうぞー!と言われて席につく。
そして、テーブルメニューを・・・。
おっと、ここは昔ながらの町中華。
そんなものはない!あっては、いけない。
メニューは、壁だ!
つけメン(900円)
玉子入つけメン(950円)
野菜つけメン(1,000円)
野菜・玉子つけメン(1,050円)
チャーシューつけメン(1,200円)
メンマつけメン(1,300円)
おっ、メンマつけメンというのもあるのか。
しかし練馬の麺好き社長は、最初は「野菜」からいってみて!と言っていた。
そのお言葉どおり「野菜つけメン」をお母さんに注文。
厨房の大将の仕事ぶりを拝見しながら、「3種類の味わい」「昔懐かしいつけ麺」を楽しみに待つ。
そして5分ちょっとで、お待たせしましたー!
おー、さすが「野菜つけメン」!スープから飛び出す野菜の山!
そして、濃い色合いのスープに「昔ながら」を感じる!
麺は平打ち麺。中太でぷるんとしたキレイな麺だ。
それでは、いただこう!
麺ひとすくい!
これを野菜をかき分け、スープにグイっ入れる。
スープに十分なじませ、グイッと持ち上げ、すすっ!
おっ、甘っ!おおっ、酸っぱっ!おおおっ、辛っ!
んんんっ!?
もう一度、麺をすくいスープになじませ、すすっ!
再び、甘っ、酸っぱっ、辛っ!
そして今度はその後、なんとなく「なつかしさ」を覚える。
う~ん、練馬の社長が言っていたのは、これか!
一度に楽しめる3種類の味。
そ
れは、甘くて、酸っぱくて、辛い。このことか!
さらに感じる「なつかしさ」。
これが、社長が言っていた「昔懐かしいつけ麺」なのだろう。
しかし、この「なつかしさ」は何なんだろう。
今どきのキレキレつけ麺。魚介系の出汁がビシッときいたつけ麺。
それにはない味わいだ。
やはりこれは、昔ながらの中華そば、昔ながのつけ麺にはなくてはならないやつ。
「化調」だろう。
出汁も当然きいている。しかしそれ以上に「化調」が大活躍。
それが、この「なつかしさ」を演出しているのだろう。
よし、自分なりの「整理」もできた。
野菜もいただこう!
山盛り野菜をガサっとつまむ!
これを、Max、最大限に口を開いて、ぱくりっ!
おー、瑞々しい野菜達!
これは、再び甘酸っぱい、辛さを求める!
麺をすくって、スープになじませ、すすっ!
う~ん、サイコー!
麺も、冷水でビシっとしめた、今どきのつけ麺とは違う。
ゆるめ、ぬるめのしめ方。
これもまた、ほんわか、なんとなく「なつかしい」の立役者なのだろう。
つけ麺最大のウイークポイント。冷たい麺でスープがぬるむ。
もしかしたら、これの解決策のひとつかもしれない。
よし、具材、トッピングもいただこう!
まずは、刻みチャーシュー!
おおっ、小さいながらもチャーシューの味わい!
刻みナルトもぱくりっ!
おー、しっとり、ほのぼの~!
そして、メンマ!
おおおっ、コレうまい!
味付けしっかり、食感もしっかり!
メンマつけメンのメニューがあるのがわかる。
具材三連発をすると、やはり求めるには、甘・酸・辛!
麺をすくって、スープになじます!
そして、すすっと!
うまいっ!
ここまで来ると「なつかしさ」は、「うまさ」に変わってくる。
甘さ、酸っぱさも、なくてはならない存在と化す。
さらに辛さ、一味唐辛子はかけがえのない存在となってくる。
おはしが止まらない。
麺も具材も、またたく間に完食!
よし、仕上げだ!
大将に、スープ割お願いします!
大将はお玉で、丼ぶりに割り汁を注ぐ。
よし、2回目のいただきます!
レンゲでスープ割をすくって、すすっ!
うまっ!
今まで、後ろで控えていた、出汁が表舞台に出てくる!
これは、いい!
前半レンゲで、後半は丼ぶりを両手でもって、一気飲み!
うまかったー!
3種の味わい、懐かしいつけ麺、存分に満喫!
ごちそうさまでしたー!満足、満腹でお店を出た。
ちなみに、練馬の社長が言うには、
つけ麺の「丸長」と言えば「丸長のれん会」。荻窪や目白の「丸長」が有名。
しかし当店、「丸長のれん会」には入っていない。とのことだ。
しかし入っていないからこそ、味わえるオリジナリティがあるのだろう。
今日は、それを十分満喫できたようだ!
【丸長】
練馬区豊玉上2-9-9
桜台駅3分
11:00-14:00 日祝定休
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
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