【カフェ ハイチ】カリビアンな老舗でおいしく学ぶ、ドライカレーはカレーピラフではなかった!
新宿センタービルの飲食店街。
ランチのお店を探して歩いていると「カフェ ハイチ」。
「ハイチ」。カリブ海に浮かぶ南の国か。
んっ?新宿の「ハイチ」?どこかで聞いたことがある。
そうだ。部長が、学生の頃から通っていると言っていた「ハイチ風カレー」のお店だ。
確か、創業40年の老舗。ハイチ風カレーは「ドライカレー」と言っていた。
よし、入ってみよう。
古き良きカリビアンな雰囲気の店内。
メニューを見ると、コーヒーセットメニュー。
ドライカレー
ペパーポット
ビーフカレー
あった、あった!「ハイチ風ドライカレー 当店一番人気!」。
よしこれにしよう。セットのコーヒーは、アイス、食後にしておこう。
すぐに決まったオーダーを店員さんに伝え、「お宝」を待つ。
そして10分後、黒い正方形の器お皿に乗った「お宝」が登場した。
んっ!?
これがドライカレー?
これは、ドライカレーと言うよりも、ドライキーマでは。
ドライカレーと言えば、博学グメルの林修先生ご用達の名店「銀座デリー」でも、
新宿紀伊国屋の下、人気のスタンドカレー「モンスナック」でも、
「カレーピラフ」のことではないだろうか。
しかしここは創業40年のドライカレーの老舗。
これがドライカレーなのだ!
私の勉強不足だ。覚えておこう。
それより、いただいてみよう。
平たく盛られたライスとルーを一緒にすくい、ぱくり!
おっ、しっかりと煮込まれ、具材が溶け込んだドライルー。しっかりとした旨みがある。
細かくなった挽き肉の、かすかな食感もいい。福神漬けとの相性もなかなかだ。
辛さが抑えられているからか、5分もかからずカリビアンドライカレーを完食。
そう言えば部長が、大食い男子にはちょっと少なめかも。「大盛り」にした方がいいよと言っていた気もする。
もう一度メニューを見ると、上に「大盛りプラス100円」。
しまった。100円で大盛りにできたのか。
私の注意不足、反省だ。
よし、発想を転換しよう。開き直りの速さだけには自信がある。
「ビーフカレー」をおかわりしよう!
食後のコーヒーを持って来てくれた店員さんに「ビーフカレー」を追加注文。
すると、お飲み物はどうされますか?
んっ、いや、飲み物は今ここ、目の前に。
よく聞くと、お昼はセットのみ、カレーだけの単品注文はできないらしい。
そういうことか。もちろんルールは守らなければいけない。
「ビーフカレー」を2回目のコーヒーセットで注文。 1回目のコーヒーを飲みながら、2回目のカレーを待つ。
あっ、また思い出した。
コーヒーもハイチ風。香りづけに「ブランデー」を軽くたらすこともできる、と部長が言っていたような気がする。
うーん、ブランデーを入れるのは、温かさで香りが立ち上るホットコーヒーだろう。
しかし残念ながら、私の手もとのコーヒーはホットでなく、アイスだ…。
でも、もしかしたらアイスに入れるのもありかもしれない。
店員さんに聞いてみよう、と思ったが、そもそも今は仕事中だった。
ブランデーは、やめておこう…。
すると2回目の「お宝」、ビーフカレーが来た。
ビーフカレーは他と特段違ったところはないようだ。
では、いただこう!カレーポットに入ったルーを、ライスに全がけする。
一面に広がるルー。ビーフがゴロっと3つ。
よし、ビーフカレーの完成!いただきます!
おっ、こちらは結構スパイシー!
辛さを抑えたドライカレーと対照的な味わいがいい。一気に食べられそうだ。
こちらも5分もかからず完食。
2回目のコーヒーも飲み干し、ごちそうさまでしたー!ふー、お腹いっぱい!
【カフェ ハイチ】
新宿区西新宿1-25-1
新宿センタービルMB1F
03-3342-3674
平日 8:00-21:00
休日 11:00-20:00
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
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