【とんかつ六九(ロッキュー)】名店立ち並ぶ神田でコスパ最強のロースかつ定食!ご飯、味噌汁、おかわり自由!

【うまログ!第221話 2021年5月訪問】

 

11:00am過ぎ、神田小川町の交差点で信号待ち。

 

ふと右手を見ると、とんかつ屋さん。

 

 

足もとの立て看板には、

 

 

営業中

ご飯・味噌汁おかわり自由

ロースかつ定食

ヒレかつ定食

750円

 

えっ、750円!?

 

ここは日本一物価の高い東京。

 

さらにそのド真ん中の千代田区。

 

靖国通り本郷通りが交差する至便の立地。

 

 

しかも、地下鉄の入口までほんの3秒!

 

 

物価だけではなく、地価や賃料もハンパないだろう。

 

そんな中で、とんかつ定食税込み750円?!

 

本当だろうか?

 

いや、考えるより、食べるが早し!

 

ちょっと早めのランチだが、入店してみよう!

 

 

お店はB1Fのようだ。

 

 

階段を降りていくと、壁に貼り紙

 

 

とんかつ六九の情熱

お肉へのこだり

 

おっ、本格的な感じじゃないか!

 

さらに、

 

 

とんかつ六九の情熱

副菜へのこだわり

 

手切りキャベツに、自家製の浅漬けか。

 

いいじゃないか!期待できそうだ。

 

階段を降り終え、お店に入る。

 

すると待ち構えていたフロア担当の店員さんが、笑顔で、いらっしゃいませー!

 

そして、食券をお求めくださーい!と。

 

店員さんの手のひらが指す方向を見ると入口。

 

入口の両サイドには2台の券売機

 

おっ、とんかつ屋さんで、券売機とはめずらしい。

 

券売機を見ると、確かに「ロースかつ定食」「ヒレかつ定食」ともに750円

 

 

750円は本当だ。

 

ロースヒレが同じ値段だと、どちらにするか悩ましいが、大丈夫。

 

はじめてのお店の場合は、ロースと決めている。

 

1,000円札を券売機に入れ、「ロースかつ定食(750円)」のボタンを押す。

 

おつりと食券を取り出し、店員さんがこちらへどうぞーと案内する席につく。

 

 

小綺麗な店内。席数は30席はあるだろう。結構広い。

 

 

食券をテーブルに置いて「お宝」を待つ。

 

そして10分後、「お宝」が登場!

 

 

メインの「ロースかつ」を見る。

 

高温で揚げたのだろう。整った衣に、キレイなきつね色

 

ひと切れひっくり返してみると、いい感じの色合い、火の通り具合だ。

 

 

チラ見してごめんねと心の中でつぶやき、それをもとに戻す。

 

 

さあ、ソースをかけていただこう!

 

赤いキャップのソースを手に持つ。

 

 

それを下に30度傾け、一気に左から右へ!

 

 

う~ん、いい感じで広がった!

 

よし、いただこう!

 

かつをひと切れお箸でつまむ。そしてそれを、ぱくりっ!

 

 

うまいっ!

 

サクサクっとした衣が、しっかりとかつを包んでいる。

 

油のキレもいい。上手な「揚げぶり」だ!

 

お肉も適度な脂身で、ジューシー!

 

決して銘柄豚ではないだろうが、お店の「お肉へのこだわり」を感じる。

 

なかなかいいじゃないか!

 

750円という安さに、クオリティを疑ってしまったことを心の中でお詫びする。

 

そして、すぐに白いごはんをかき込む!

 

 

とんかつソースに、あったかごはん

 

まさしく「最強」の組み合わせ!

 

もう一切れ、とんかつをつまんで、ぱくりっ!

 

そして、またごはんをかき込む!

 

う~ん、サイコー!

 

浅漬けもぱくりっ!

 

 

おっ、さすが自家製、シャキシャキとした食感!塩加減もいい。

 

そして、またごはんをかき込む。

 

ああー、しまった!

 

「最強」の組み合わせに気を取られ、お味噌汁をいただくのを忘れていた。

 

お味噌汁が最初、ニッポン人のマナーを逸脱してしまった。

 

遅ればせながら、お味噌汁をいただく。

 

 

おっ、しじみ汁だ!

 

鴨と言えば、ねぎ。とんかつと言えば、しじみ汁だ!

 

ちょっと例えが違っている気がするが、とんかつにしじみ汁はサイコーだ。

 

そしてさらに、とんかつと言えばキャベツ

 

キャベツもいただこう!

 

 

山盛りなのが、超うれしい。

 

テーブルにあるドレッシングを右手で持つ!

 

 

グリップきかせてキャベツにぐるんとかける!

 

 

そして、ワシっとお箸でつかんでぱくりっ!

 

おー、手切りだから食感がいい!

 

そして、再びごはんをかき込む。

 

おっと、ごはんを一気にかき込んだら、ごはん茶碗が空っぽ

 

よし、おかわりだ。

 

フロアーの店員さんに、おかわりを目で合図すると、こちらへどうぞー、と。

 

 

おかわりはセルフのようだ。

 

ごはん茶碗をもって、席を立つ。

 

その時、まわりを見るといつの間にか席が埋まっている。

 

空席あとわずかの状態だ。

 

私が入店したのは開店直後だったから空いていたが、どんどんお客さんが入って来ている。

 

2台ある券売機は、フル稼働中だ。

 

このコスパクオリティ。やはり、ここは人気とんかつ店だったようだ。

 

おっと、それより今の私にとって一番大事なのはおかわりだ。

 

炊飯器をからちょっと多めに、いや相当多めにごはんを盛る。

 

これぞセルフの醍醐味!と言わんばかりの「山盛りごはん」。

 

それを左手に持って、再び着席する。

 

この時、テーブルにソーストリセツがあることに気付いた。

 

 

見ると、定番とんかつソースに、醤油ベースの和風ソース

 

2種類のソースが楽しめるようだ。

 

 

んー。

 

すでに「とんかつソース」をかつ全体にかけてしまった…。

 

この上から「和風ソース」をかける訳にはいかないだろう。

 

味がまざって、せっかくのオリジナルソースが台無しになってしまう。

 

というか、「キレのある酸味とほのかな甘み」というこのとんかつソース。

 

なかなかフルーティーな味わいで、気に入っている。

 

和風ソースは次回、また来た時にしよう。

 

今日は、このままオリジナルとんかつソースで楽しまさせてもらおう!

 

よし、今度はからしもつけていただこう。

 

 

からしをお皿の端に盛る。

 

 

それをちょこっとすくって、とんかつの上に。

 

そして、ぱくりっ!

 

 

うまいっ!

 

からしの辛さが、とんかつソース、そしてかつ自体の味わいをさらに引き立てる!

 

そして今度はキャベツとんかつソース

 

 

再びワシっとつかんで、ぱくりっ!

 

う~ん、キャベツとの相性もバッチリだ!

 

いろいろおいしく楽しめて超幸せ!お箸が止まらない!

 

一気に、とんかつ、ごはん、しじみ汁、キャベツに、お新香を完食!

 

 

ふー、お腹いっぱい!

 

目分量だが、かつは100g、いや120g以上あったと思う。

 

おかわり自由!

 

しじみ汁に、大盛りキャベツに、自家製おしんこ!

 

これで750円は最強のコスパ!大満足だ!

 

ごちそうさまでしたー、と満腹、満面の笑みでお店を出た。

 

ちなみに当店の店名は「六九(ロッキュー)」

 

ちょっと変わっているので、後で、近所の取引先にその由来を聞いてみた。

 

以前、かつ定食690円

 

そこから名前を取って「六九(ロッキュー)」だったらしい。

 

その後、消費増税等があって、750円に値上げ。

 

しかし、この立地、この味、このボリュームなら、750円でも全然オッケー!

 

とんかつの名店立ち並ぶ神田ながらも、このコスパは最強!

 

再訪間違いなし。

 

よし、次回はヒレかつをいただいてみよう。

 

そして和風ソースも試してみよう。

 

【とんかつ 六九】

 千代田区神田小川町1-8-1

 03-3526-2469

 新御茶ノ水・小川町出口から3秒

 11:00-15:00 17:00-20:00

 土曜11:00-15:00 日曜定休

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

 

【地 図】

 

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