【なかざわ】路地裏の隠れた名店!目の前で揚げる天ぷらをカウンター席でいただくランチコース!

お昼は、仲間内で会食。

お店は、淡路町の路地裏に佇む隠れた名店、天ぷら「なかざわ」

大将が揚げる天ぷらをひとつずつ、カウンター席で楽しむコース。

天ぷら11品小天丼赤出汁香の物水菓子

5,000円(税別)コースでお願いした。

路地裏の隠れた名店「天ぷら なかざわ」

当店、もとは人形町にあって、数年前にここ淡路町に移転したそうだ。

今日のメンバーの一人が、人形町時代によく通っていて、

人形町でもお店があったのは表通りではなく、路地裏。

しかし人気のお店で予約を取るのが大変だったと言っていた。

おっ、ここだ!

淡路町には仕事でよく来るが、この細い路地には入ったことがない。

ここに天ぷらの名店があるとは知らなかった。

場所がわかりづらいかも、ということで今日の集合はお店の中ではなく、お店の前。

一番乗りの私とほぼ同時に、他の三人も定刻通りに参集。

それでは、入店しよう。

店内

飾られた兜の脇を通って、入店する。

店内は手前に、厨房を囲む10席ほどのカウンター席。

奥には、半個室なテーブル席もひとつある。

落ち着きある和モダンないい雰囲気。

行き届いた空調設備で油感がないのもいい。

用意されているのは天つゆ、塩、カレー塩、レモン

おぼんが用意された、カウンター席に着く。

おぼんの上は、中央にサラダ。

その周りには、天つゆ。

中に入ったおろしは荒削り。食感も楽しめそうだ。

右には、塩とカレー塩。

おっ、カレー塩というのは、めずらしい。はじめてだ。

そして、奥には爽やかレモン。

いろいろ楽しめそう、今からわくわくだ。

揚げたてサクサクもちろん、見事過ぎる店主の揚げの腕前!

そして、サラダをいただき終わると、

店主が、お待たせしました!

さあ、揚げたて天ぷらシリーズの始まりだ!

トップバターは、海老の足だ。

こちらは、レモンでどうぞ。

店主の言うとおり、レモンをしぼって、いただく!

おっ、海老の旨みがレモンで引き立つ。

揚げたてアツアツ、カリカリ感もたまらない!

と思っていると、海老の身の登場。

こちらは塩がおすすめです、と。

塩を軽くつけて、パクリっ!

ナイス!

身には旨みがギュッと、尻尾はカリっと、香ばしい!

続いて、太刀魚!

こちらもひとつめは、塩でパクリ!

ふわっとした太刀魚に、塩がビシッといい感じでマッチする!

そして、ふたつめはカレー塩で、パクリっ!

おー、こちらもいい感じじゃないか!

天ぷらにカレー、これは新たなる発見だ。

そして、天ぷらはどんどん続く。

椎茸!

天つゆをつけて、パクリっ!

おおっ、中には海老のすり身!

ハイブリッドな味わいがメチャ新鮮!

手の込んだ天ぷらはいいものだ。

出汁のきいた天つゆ、食感ナイスな荒削りのおろしもすごくいい。

どんどん出てこい、揚げたて天ぷら軍団!

そして、おくら!

う~ん、みずみずしさを残した、見事な揚げっぷり♪

続いて、帆立!

揚げたてアツアツ、肉も厚厚♪

ミディアムレアな絶妙な揚げ具合に、帆立の甘みしっかりだ。

さらに、ハモ!

素材よし、揚げ具合よし、至福とはこれまさに!

それにしても、この揚げ具合、火入れ具合、衣具合。

隠れた名店と言われるのが、わかる。

店主の腕前に脱帽だ。

と、調子に乗って天つゆをつけていると、おろしが少なくなってくる。

あらら、と思っだが大丈夫、ここで追いおろし!

おかみさんが、すかさずおろしを盛ってくれる。

そして、天ぷら再開!

とうもろこし!

おー、サクっと、ナチュラルスイートな味わい!

まさに、まんまもろこし、こんな天ぷらはじめてだ。

そして、レンコン!

味が付いていますから、そのままどうぞ!

もはや店主がおっしゃるのがすべて。

言われるがまま、そのままパクリっ!

おー、アツアツ、シャッキリ、いい食感!

醤油ベースの味付けが、レンコンキャンパスに「味の名作」を描き出す!

と感動していると、なす!

おおー、ナスのみずみずしさを残したまま、ここまでカラっと揚げてくるか!

もはや勲一等ものかもしれない。

そして見事な野菜三重奏の後は、次は何だ!

と思っていると、

店主は、次の天ぷらを受け網に置く。

こんにゃくです。

ええっ、こんにゃく!?

こんにゃくって、天ぷらのなるの、と思ったが、なっている。

さらに店主は、

味が付いていますからそのまま、どうぞ!

そして私は、パクリっ!

おー、これまたサクっと、醤油ベースのいい味付けだ!

おっ、中に生姜がサンドイッチ!

爽やかな風味が鼻を抜け、醤油とマリアージュな味わい!

揚げだけではない、発想力、創作力、実現力までもがイケている。

そしてラスト天ぷら、穴子の登場だ!

おー、ふっくら穴子!

江戸っ子もビックリ?煮穴子にはない香ばしさがたまらない!

ふー、揚げたてサクサク、メチャうまの天ぷらラッシュに大満足!

仕上げは「小天丼」!

しかし、これで終わりではない。

まだまだラッシュは続く、仕上げのかき揚げごはん!

小天丼、小天茶(茶漬け)の好きな方でいただくことができる。

私は、天丼を選択。

そして再び、お待たせしました!

小天丼が、赤だし、香の物とともに登場だ!

早速、フタをパカリと開ける。

う~ん、いい色合いの肉厚かき揚げ♪

おっ、その上には、スライスされた生姜だ。

天丼に生姜、これまたはじめての経験だ。

おはしを持って、まずはかき揚げをひと口パクっと!

おー、小海老、貝柱、野菜の具沢山!

たっぷりかかったタレがまたうまい!

旨みの赤だしもグッド!

はじめての経験、生姜のアクセントもサイコーだ!

さらに、香の物もしっかり4種類。

ここでも手を抜かないのがすばらしい!

ふー、天丼もおいしく完食、大満足!

すると、お茶がスッと出される。

余韻を楽しみながら、お茶をいただいていると、

〆のデザート、抹茶のくず餅の登場だ!

早速、幸せ気分でいただき、完食!

天ぷらラッシュに、かき揚げ丼に、水菓子。

おいしさ、楽しさを共有した仲間との話もはずみ、ごちそうさまでしたー!

終わりよければ全てよし、と言うが、すべてがよかった。

大将も気さくにいろいろ話してくださりいいお人柄。

このラインアップ、このクオリティ、この雰囲気で5,000円は何だかトクをした気分だ。

おトクなランチメニューも!もちろん揚げたて、カウンター席で!

ちなみに当店、さらにおトクなランチメニュー1,600円(税別)もあるようだ。

天ぷらの数は今日ほど多くはないが、揚げたてをカウンター席で、は変わらず。

今度、仕事で淡路町に来た時のひとりランチ、これをいただいてみよう。

お店の案内

【天ぷら なかざわ】

 千代田区神田淡路町1-13

 03-6260-8047

 淡路町・小川町・新御茶ノ水3分

(人形町時代の店名:天ぷら みやび)

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

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