【三好弥】ビッグなカツ、盛り盛りごはん、甘ったるくないタレ!これぞ男メシ、大かつ丼をいただく!
今日のお昼は、神保町のとんかつ屋さん。
コスパナイスにボリューム満点。
タレも甘ったるくない、飾らない男メシ「昭和のかつ丼」をいただく。
目次
大正創業の洋食店「三好弥」のれん分け、神保町のとんかつ『三好弥(みよしや)』
神保町駅から専大通り。
脇道に入ると、まさに昭和な佇まい。
「三好弥」に到着だ。
とんかつ屋さんの当店、のれんには「とんかつ」の文字。
だが、黄色い看板には、かすれた「洋食」「中華」の文字もある。
そう、こちらは大正創業の洋食店「三好弥」一門、のれん分けのお店。
三好弥はのれん分けで昭和の全盛期には100店舗近くにまでになった。
メニューも洋食から、中華、とんかつなどへと広がっていった。
しかしその後、後継者問題等もあり店舗数は大幅に減少。
現在は、洋食・中華の店、とんかつの店、各店が特色を活かして営業中。
当店は後者のとんかつの店、黄色い看板の洋食、中華の文字は以前の名残だ。
昭和な雰囲気ただよう店内
それでは、入店しよう。
店内は厨房前のカウンター席。
そしてテーブル席で10席ちょっと。
年季の入った、こじんまりとしたお店は、まさに昭和なとんかつ屋さん。
厨房に大将らしき男性、フロアに若大将らしき男性の二名体制。
寡黙ながらも、さばきっぷりのいい若大将に、こちらへどうぞーと案内されて席につく。
壁のメニューはいたってシンプル、コスパもナイス!
それでは注文だ。
テーブルメニューはない、メニューはもちろん壁。
カツ丼 700円
大カツ丼 850円
ロースカツ定食 900円
大ロースカツ定食 1,050円
ヒレカツ定食 1,000円
シンプルかつ今どきコスパナイスなメニューが並ぶ。
さあ、今日もしっかり元気に男メシだ。
私は「大かつ丼」を注文する。
ちなみに「かつ丼」と「大かつ丼」。
ごはんの量は変わらない。違いはアタマ、かつの大きさだ。
ボリューム満点、飾らない男メシ『大かつ丼』がメチャうまい!
そして5分ちょっとで、お待たせしましたー!
お味噌汁、漬け物とともに、「大かつ丼」の登場だ。
おー、今日も丼ぶりからはみ出さんばかりの大カツ!
その上には、無造作にかけられた玉子、そして玉ねぎ!
ボリューム満点、飾らない男メシ。
昭和なかつ丼が、今日も見事に私の胃袋をワシづかむ。
それではいただこう!
揚げたてのカツをひとつおはしでつかむ。
今どき、この大きさ、この値段で、この厚みはうれしい限り。パクリっ!
サクっとした薄めの衣、その下からやわらかジューシーなカツ♪
そして醤油のきいた、甘ったるくないタレがめちゃナイス♪
すぐに、ふたつめのカツもパクリっ!
イエスっ♪
そしてカツの下から現れるタレのかかったごはん。
これをワシっとつかんで、パクっと!
う~ん、甘くないタレとややカタごはんがベストマッチ♪
タレのしみこんだ玉ねぎのトッピングもめちゃイケている♪
おはしが止まらなくなってくる。
しかし止まらなくなっても大丈夫。
カツもビッグながら、ごはんもボリューミー。
300gはあるだろう。
カツ、ごはん、残りを気にせず、どんどんイケるのがうれしい!
わかめのお味噌汁は、濃いめの味わい。
ますます食欲増進、おはしが止まらない。
そして丼ぶりの底に近づくと、ごはんのタレ密度も増していく。
何だが、醤油にたまご、TKG気分も味わえ、さらに食欲増進。
さらに漬けものを間にはさめば、私のおはしは誰にも止められない!
そして、あっという間に、「大かつ丼」を完食。
今日もビッグなカツに盛り盛りごはん、甘ったるくないタレの男メシに大満足。
ごちそうさまでしたー!
お腹いっぱい、コスパも満足、幸せ気分でお店を出た。
ちなみに、現在当店の営業は昼のみ。
ボリュームとコスパの男メシをいただくのはランチタイムのみとなる。
なお、男メシと書いたが、当店、女性客も来店する。
ボリュームとコスパだけではない、味でも支持されている証しだろう。
女性は、ごはん少なめのかつ丼、かつ定食の注文が多いようだ。
お店の案内
【三好弥(みよしや)】
千代田区神田神保町3-2
03-3261-6556
神保町駅・九段下駅4分
11:30 -14:30土日祝定休
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
「三好弥」のはじまり
「三好弥」は大正8年(1919年)に、愛知県三河出身の長谷川好彌氏が小石川(文京区)に創業したのが始まり。「三河」の「三」、長谷川好彌氏の「好彌(弥)」から「三好弥」の屋号になったそうだ。ちなみに「三好弥」の店主には愛知出身の方が多いらしい。
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