【丹一】長瀞来たら一度は行ってみたい!創業100年伝統の味、名物「あゆめし」いただきました!

休日@長瀞(ながとろ)

ライン下りを楽しみ、宝登山神社にも参拝。

さらに宝登山ハイキングまで楽しんだら、お腹が空いてきた。

そうだ、ここは長瀞渓谷。

渓谷、渓流と言えば、鮎。「あゆめし」をいただこう!

創業100年伝統の味、長瀞名物「あゆめし」の老舗旅館『秩父館 丹一』

行くお店はもちろん、明治35年(1902年)創業の老舗旅館、秩父館の「丹一」だ。

長瀞駅を通り過ぎ、「岩畳」方面に向かう。

すると「あゆめし」「鮎の塩焼き」。

お店に到着だ。

店先には、次郎柿も置いてある。

風情、郷愁ある雰囲気もいい感じだ。

それでは、入店しよう。

店内はテーブル席。

小上がり。

テラス席と、ゆったり広め。

あゆ料理メインのメニュー!おすすめはもちろん『あゆめし』そして『塩焼き』も!

早速席につき、テーブルメニュー。

開くと、右に「あゆメニュー」が並ぶ。

お目当て「あゆめし」も太線枠囲みでしっかりある。

それでは、注文しよう。

今日は二人での訪問だが、せっかくの「丹一 あゆめし」だ。

店員さんに声をかけ、二人前ではなく、三人前で注文する。

それと、今日はクルマではなく電車で来た長瀞。

クルマだとできない、「鮎の塩焼き」ビールをクイっと。

これも注文しよう!

身がしっかりつまった『鮎の塩焼き』は塩のふり加減が絶妙!

そしてすぐに、ビールが登場。

「香鮎白雲」

香魚とも言われる鮎に想いを馳せながら、相方と乾杯をする。

すると、お待たせしましたー!

「鮎の塩焼き」の登場だ。

おー、さすが「清流の女王」、美しいお姿♪

すかさず、パクっといただく。

雑味のない鮎に、老舗の技、塩のふり加減がお見事、メチャうまい♪

身もしっかりつまってサイコーだ。

条件反射のごとくビールをクイっと。

う~ん、幸せ~♪

そしてまた鮎をパクっと。

ほのかな苦みのワタもいい♪

これまたビールをクイっと。

アタマからシッポまで、すべて食べられるように下処理されているから骨までうまい。

ビールもますます進んで、もう1本、おかわりお願いしまーす!

優しい味わいの稚鮎の煮干し出汁!かすかに鼻を抜ける鮎の香り!伝統100年、見事な『あゆめし』

いい感じで塩焼きをビールで楽しんでいると、お待たせしましたー!

ごはん茶碗に、お吸い物と漬け物。

揚げ茄子の煮浸しと小鮎の小鉢が登場する。

そしてその後、再び、お待たせしましたー!

大きな土鍋で炊かれたまんまの鮎にワサッとねぎ♪

当店自慢の「あゆめし」の登場だ。

早速、しゃもじで、まぜまぜだ!

よーし、このくらいでいいだろう。

ごはん茶碗に「あゆめし」を盛る。

う~ん、メチャうまそう♪

しゃもじをおはしに持ち替え、いただきまーす!

う~ん、稚鮎の煮干し出汁が優しくいい味わい♪

かすかに鮎のいい香りが鼻を抜けていく♪

お吸い物がまた、この「あゆめし」によく合う。

「あゆめし」がどんどん進む。

土鍋から茶碗へ「あゆめし」輸送が止まらない。

さらに小鉢もいい感じ♪

カラっと揚がった稚鮎で、小魚系の楽しさも味わえる。

追っかけ茄子もイケている。

茄子揚げならではのカラっと感に、タレが半分しみ込みメチャうまい。

こう来ると「あゆめし」がますますうまい。

土鍋→茶碗の盛りも止まらない。

こちらの三人前は四、五人前だろうか。

十分なごはんのボリューム感もうれしい限り。

香ばしオコゲもまたうまい♪

間にいただく漬け物もいい付け込み具合♪

もはや、私のおはしは誰にも止められない。

そして、またたく間に「あゆめし」をおいしく完食。

ごちそうさまでしたー!

大満足でお店を出た。

ちょっと足をのばして「銭神様」、日本最古の貨幣、秩父の銅で作られた『和同開珎』探訪も!

そして長瀞駅から秩父鉄道に乗車、秩父駅に向かう。

普段と違う車窓、駅舎の風景に心が癒される。

と、思っていると、なんだアレ?

窓の向こうにはでっかいモニュメント、和同開珎だ!?

そうか、日本で初めての貨幣と言われる「和同開珎」は銅銭。

ここ秩父の銅を使って作った、と学生時代に聞いたことがあった。

よし、探訪、和同開珎だ。

電車を途中下車する。

和銅黒谷駅か、なんだか歴史感じる駅名だ。

駅を出て、2、3分歩くと「和銅遺跡」入口。

標識を右に入ると、神社だ。

黄色いのぼりを見ると「聖神社」!

「銭神様」として有名な秩父の「聖神社」だ。

階段をあがると、本殿。

ここにもでっかい「和同開珎」だ。

金運にめぐまれますよう、しっかり祈願。

そして参拝を終えて、探訪、和銅遺跡を目指す。

段々と山道に入っていく。

そしてまたまた「和同開珎」のモニュメント。

「和銅露天掘り跡」

千三百年前の太古の昔、このモニュメントの後ろの小山で銅を掘っていたのか!

ちょっと登れば、露天掘り後を見ることができるようだ。

しかし今は、落石の危険ありで登れない。

ちょっと残念だが、ニッポン経済の原点の場所、雰囲気がわかっだけでもありがたい。

さらに「銭神様」にもしっかりお参りした。

これで十分満足。

山道を引き返し、和銅黒谷駅から再び秩父駅に向かった。

お店の案内

【秩父館 丹一】

埼玉県秩父郡長瀞町長瀞460-1

0494-66-0092

長瀞駅から徒歩3分

11:00-16:30 木曜定休

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

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