JR新宿駅の「新宿弁当」って、なんだ!?気になる駅弁はロングセラー、名物いろいろ弁当だった!
JR新宿駅。
駅弁屋さんの前を通ると、今日も気になるお弁当がある。
それは「新宿弁当」。
渋谷弁当、池袋弁当は見たことがない。
それもあってか、どうも気になってしまう。
新宿弁当、いったいどういうお弁当なのだろうか?
よし、今日のお昼は、新宿弁当。
「駅弁屋 頂」で、ひとつ購入して帰宅する。
これが、新宿弁当だったのか!
帰宅し、早速包みを開けてみる。
おっ、二段重か。
包みを置こうとすると、裏面に、新宿弁当。
新宿区にお店を構える並木精肉店のコロッケ、豚肉の味噌焼き
関根商店のゴマ油を使用した野沢菜炒め
信州名物の山賊焼き
信州みその原点と言われる「安養寺味噌」で焼いた鰈の味噌焼き
甲州ならではの巨峰寒天餅
山梨県、長野県に向かう中央本線のターミナル駅である新宿駅にちなみ、中央本線沿線の美味しいものをふんだんに盛り込んだお弁当に仕上げました。
おー、新宿弁当、そういうことだったのか。
新宿発、山梨、長野、中央本線沿線🚃のおいしいを楽しむ!
よし、疑問解消スッキリだ。早速いただこう。
上のフタを開けると4マスに仕切られた、おかず料理。
下の段は、白米、小梅の日の丸弁当だ。
それでは、いただきます!
まずは左下、新宿・四谷の並木精肉店のコロッケ、豚肉の味噌焼き。
豚肉の味噌焼きからいただく。
う~ん、肉厚ジューシーなお肉♪
さすが、創業1949年、老舗精肉店のお肉。
味噌の旨みとコクに包まれて、いい味わいだ♪
これは、ごはんが進む。
そして、味噌焼きの下から顔を出したコロッケ。
ソースをかけて、パクリっ。
おっ、外はサクサク、中はしっとりジャガ&ミート。
やはりお肉屋さんのコロッケはうまい。
これまた、ごはんが進む。
そして、左下のマスをクリア。
おはしは、右下のマスへ。
玉子焼き、
かまぼこ、
そして信州「安養寺味噌」で焼いた鰈の味噌焼きをいただく。
う~ん、コクある安養寺味噌があっさり鰈によく合う♪
ニッポンの食文化に万歳だ。
そして、右下もおいしくクリア。
今度は右上のマス。
まずは甲州煮。
しいたけからいただく。
そして、たけのこも。
う~ん、ほっとするいい味わいだ♪
続いて、関根商店のごま油使用、野沢菜炒めをパクリっ。
おー、いい味、いい香り。
さすが創業290年以上の関根商店のごま油。
そこにシャッキリ、信州名物、野沢菜。
ナイスな組み合わせに、ごはんがますます進む。
そして、左上、最後のマス。
信州名物の山賊焼きをいただく。
食べ応え感のある鶏肉に、
ニンニク、ショウガのほのかな味わいがナイス。
小梅の酸っぱさが、そんな山賊焼きによく合う。
どんどんいただき、ごはんもおかずも食べあげる。
そして〆は、デザート。
甲州ならでは、巨峰寒天餅。
パクっと、幸せ満喫。
新宿弁当、おいしく完食。ごちそうさまでしたー!
気になるお弁当は、20年以上のロングセラーだった
もっと「新宿弁当」を知ろうと、駅弁、弁当通の知り合いに聞いてみた。
すると、「新宿弁当」は2003年発売開始。
発売以来、時々に合わせて中身や構成を変え、20年以上のロングセラーとのことだった。
ちなみに5年前の「新宿弁当」の写真(以下)も一緒に送ってくれた。
この当時は二段ではなく、一段弁当だったようだ。
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