【みますや】創業明治38年、東京最古の居酒屋で軽く一杯!ではなく、がっつり「居酒屋ランチ」!
神田淡路町(あわじちょう)での仕事が終わって、これからランチ。
淡路町の交差点を渡り、お店を探していると「みますや」。
この前、部長に連れて来てもらって、「馬刺し」と「どぜう」で一杯やったお店だ。
昼間だが、のれんや提灯が出ている。
ランチもやっているようだ。
この間は夜だったので気が付かなかった。
よし、今日は、創業明治38年(1905年)!東京最古の居酒屋で「居酒屋ランチ」といこう!
入店して店内を見渡すと、壁の貼紙などは夜と変わらない。
しかし差し込む太陽光で、夜とはちょっ違った雰囲気。
なんとなく非日常。ちょっと新鮮でいい感じだ。
さらに奥へと進むと、おぼんが積み重ねられている。
多分、これを使うのだろう。おぼんを持つ。
するとレジにいる店員さんが、
「お好きなお料理をお取りください。おしんこはこちら、小鉢は1品サービス、全部で800円です。お会計はこちらで!」
と丁寧に教えてくれた。
さすが、東京最古の居酒屋の店員さん。
吉田類に「人生最後の日に行きたい店」と言わしめた居酒屋の店員さんだ。
私のぎこちない動きから、私が「みますやランチビギナー」であることを見抜いたのであろう。
ビギナーにとっては、老舗のお作法、そしてお値段を教えてもらえるとありがたいものだ。
安心したところで、ずらりと並ぶ料理の前に進む。
さて、どれにするか。
さけの塩焼き、ハラス、さばの塩焼き、味噌煮、あじフライに、鶏の唐揚げなど、より取り見取り!おっ、うなぎもある!
「うなぎ、あなごだと900円です。」とすかさず店員さん。
ビギナーに対するカンペキなナビゲーションだ、ありがたい!
うーん、ここは「あじフライ」でいこう!
小鉢はどれにするか。ちょっと迷う。
ここでまた店員さんが「2品だとプラス200円です」と補足説明。
おー、相変わらずタイムリーなナビだ。ありがたい!
しかしここまで丁寧にナビゲーションをされたら、1品で済ますのは申し訳ない。
小鉢は「ひじき」と「玉子焼き」の2品をチョイス!
そして「おしんこ」を取ると、お鍋からすくったばかりのあたたかい味噌汁が手渡される。
味噌汁をおぼんに乗せ、レジの店員さんのもとに進む。
あっ、そう言えば「ごはん」がない。
「ごはん」はどこだ?と思うと、店員さんが「どんぶりとお茶碗どちらにしますか?」と。
ごはんのサイズのようだ。
「どんぶり」が大、「茶碗」が普通。値段は変わらないとのこと。
「どんぶり、大盛りで!」お願いすると、大きな炊飯器から、あったかごはんを山盛りに。
おー、サービス満点! ありがたい!
よしこれで、圧巻「あじフライ定食、ごはん大盛り、小鉢2個付き」の完成!
800円+200円で、ちょうど1,000円を払って、席に着く。
さて、いただこう!
まずは味噌汁。
揚げと豆腐の味噌汁は具沢山! 出汁もきいてて、うまい!
軽く、ごはんをぱくり。
さあ次は、メインのあじフライをいただこう!
まずはレモンを軽くしぼる。
1枚目はソースでいこう。がぶりっ!
おー、肉厚!カリッと揚げられていて、うまい!
ごはんをかき込む。
ひじきもつまんで、ぱくり。
うーん、落ち着く。
躍動感のあるあじフライと対照的な、落ち着いた味わいがいい。ごはんも進む。
そして2枚のあじフライ! 今度はタルタルでいこう!がふりっ!
おおー、これもグット!
またまたごはんをかき込む。
よし2つめの小鉢、玉子焼き! 大根おろしを乗せる。
そして醤油をたらして、ぱくり!
これまた落ち着くぅー。
ニッポン人でよかったー!和食万歳!
こうなると、はしは止まらず、勢いよく大盛りごはんをかき込む。
そして、圧巻「あじフライ定食、ごはん大盛り、小鉢2個付き」を完食!
ふー、お腹いっぱい!
「最古の居酒屋ランチ」をガッツリいただき、満足、満腹!
ごちそうさまでしたー!
(2020年3月 神田「みますや」にて)
【みますや】
千代田区神田司町2-15-2
淡路町駅・小川町駅3分
御茶ノ水駅・新御茶ノ水駅5分
03-3294-5433
11:30-13:30 17:00-22:30
日曜・祝日定休
【地 図】
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