【かねいち】伊峡、南海、二郎、食いしん坊万歳エリアでいただく「上うな重」!これまた万歳、サイコーでした!
お昼時の神田神保町。すずらん通りからちょっと外に出る。
半チャンラーメンの伊峡、黒いカツカレーのキッチン南海、そしてラーメン二郎!
私は今、三巨頭に囲まれた、食いしん坊バンザーイのエリアにいる。
これから、お昼。いつもなら、いずれかのお店に並んでいることだろう。
しかし、今日は違う。仕事でうまくいき、るんるん気分。
私の場合、仕事でうまくいくことは、めったにない。
普通の人だと、ふーんのレベルかもしれない。が、私にとっては大金星。
三階級特進もののうれしさだ。
こんな時のお昼は、自分へのご褒美。
それは、うなぎ。うな重だろう。
幸い、飲食店の層の厚い神保町。
このバンザーイエリアにも、おいしいうなぎ屋さんがある。
それは、ここ!かねいち!
メニューを見ると、
うな重 2,800円
上うな重 3,500円
特上うな重 4,000円
筏(いかだ)重 6,200円
うな重 2,800円。サラメシの私にとっては、勇気のいる価格帯だ。
しかし、今日は自分へのご褒美。めったにないイベントだ。
なけなしのお金と勇気をふりしぼろう。
うな重のひとつ上、上うな重 3,500円でいってみよう!
決意のもと、お店に入る。
お店は、一階のテーブル席と、
二階の座敷席。
私は、大将から、こちらへどうぞ!と言われた席につく。
テーブルメニューはない。
お品書きは壁に貼られている。
私はそれを確かめるように見て、注文する。
上うな重、お願いします!
う~ん、なんで気持ちがいいのだろう!
うな重を注文する時も、気持ちがいい。
だが今は、その2倍、いや、3倍の気持ちよさがある。
ワンショット6,000円超の「筏」までは無理かもしれないが、ギリギリ背伸びをして味わえるマックスの快感だ。
そして、待つこと15分ほど。
お待ちかねの「上うな重」が登場!
この存在感のある、思わせぶりなフタがいい!
うなぎです、さあ、どうぞー!的な「うな丼」にはない、奥ゆかしさすら感じる。
それでは、御開帳!
おー、いい香りが広がる。
そして、お出まし!うまそうな黒光りを放つうなぎ!
さあ、いただこう!
もちろん、最初は山椒をかけない。そのままいただく!
おはしをうなぎに差し込む。
表面の軽いパリッと感をやぶると、中ふんわり!
力を入れずに、うなぎが割れていく。
そして、ごはんと一緒にすくって、ぱくりっ!
う~ん、幸せぇ~!うまいっ!
「うまい」の前に「幸せ」!こんな言葉の順番は、うなぎならではだろう。
当店のタレは大人なタレ。甘さをおさえて、コクがある。
こんなタレがついたごはん。うなぎ、ともどもたまらない!
興奮さめならぬ自分を抑えるように、肝吸いをいただく。
これがまた、いい!
こんなしっかりとした肝は、久しぶり!
肝の苦さではなく、肝の旨さが楽しめる。
まさしく、うなぎ屋さんならではの肝吸いだ!
そして、うなぎを半分いただいたところで、山椒を手に取る。
これササっと、ふって、ぱくりっ!
う~ん、幸せ気分、最高潮!
タレと山椒のコラボ、タレと山椒とふんわりうなぎとごはんの四重奏!
これは、たまらない!
しっかり盛られたお新香もグット!
もう、おはしが止まらない!
あっと言う間に、ご褒美「上うな重」をおいしく完食!
よし、うなぎで栄養も、英気も養った。
この調子でがんばろう!
決意とともに、大満足でお店を出た。
【かねいち】
千代田区神田神保町1-25
03-3291-9221
神保町駅3分
11:00-14:00 17:00-21:00
土・祝11:00-14:00 日定休
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
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