【どうとんぼり神座】訳のわからない味!?ラーメンに白菜!?でもコレめちゃうまい、クセになる!
なんと、「訳のわからない味」と書かれた看板を掲げるラーメン店がある。
それは大阪の老舗ラーメン、どうとんぼり神座(かむくら)。
1986年に大阪道頓堀で創業、4坪9席でスタートした当店は、
今や、大阪を中心に、関西圏で60店舗以上を展開。
さらに東京圏にも20店舗以上、ハワイにまで出店しているというからすごい。
目次
神座(かむくら)の看板
新宿の京王モール、今日も「神座」の前を通る。
やはり今日も、その看板は出ている。
一回目の味は
今までに味わったことのない味なので
おいしさがわからない方もいらっしゃると思います
訳のわからない味です
二回目の味は
一回目と味付けが変わったのと思わせるくらいに
深みやおいしさがわかると思います
やみつき
三回目の味は
神座本来の味がわかっていただけると思います
ラーメン中毒
訳の分からない味 ⇒ やみつき ⇒ ラーメン中毒
一見、三段論法のようだが、そうではない。
一体どういうラーメンなのだろうか。
よし、一杯いただいてみよう。
人気No.1の「小チャーシュー煮玉子ラーメン」!
早速、券売機の前に進む。
画面を見ると、10種類ほどのラーメンメニュー。
さて、どれにしようか。
おっ、先頭は、おいしいラーメン。
ユニークなネーミングだ。ストレートな表現がいいじゃないか。
これにしようと思ったが、ちょっと短絡的か?
う~ん、どうしようと、券売機の上を見ると、
人気No.1
小チャーシュー煮玉子ラーメン
人気No.2
煮玉子ラーメン
人気No.3
煮玉子ネギラーメン
おっ、おすすめメニュー1、2、3はこれか!
よし、ここは人気No.1「小チャーシュー煮玉子ラーメン」でいってみよう!
券売機から食券を取り出し、それでは入店だ。
店内
店内はカウンター席主体に30席ほど。
お客さんは、若い人から中高年、そして男性、女性と様々だ。
私は、店員さんから、こちらへどうぞー!と言われた席に着く。
店員さんに食券を渡すと、すぐにお水が運ばれる。
そして店員さんは、こちらは「ニラ」になります。お好みでどうぞ!と。
透明な器に入っているのは、ニラか。
ラーメンにニラのトッピング。ないわけではないが、めずらしい。
そして目線をテーブルの左から右にうつすと、
~神座のこだわり~
読んでみると、
・・・創業当時の味を守るためスープソムリエ制度という社内資格を設け、試験に合格した職人だけが真心を込めてスープを調理しています。・・・
いい「こだわり」じゃないか!
神座のラーメンが、ますます楽しみになっていく。
ラーメンに白菜!?
そして5分ちょっとで、お待たせしましたー!
おー、ミディアムレア系のチャーシュー群がうまそう!
奥で光る味玉も、パクりといきたくなる!
そして、スープに浮かぶのは、シャキシャキ感溢れる白菜か!
う~ん、うまそうじゃないか・・・
んんんっ!白菜ぃぃ!?
ラーメンに白菜!?
これははじめての経験だ。合うのだろうか?
それに、このスープ。
塩ラーと醤油ラーの中間な色合いだ。
一体どんな味わいなのだろう。
しかし、考えるより食べるが早し!
早速、いただいてみよう!
スープ
レンゲで鶏油の浮かぶスープをすくう。
そしてひと口、すすっと!
んんっ?
これは、塩でも、醤油でもない。
甘み感じる優しい味わい。
さらに、ライトなピリッと感もある。
もうひと口、すすっ!
う~ん、出汁は魚介系、動物系という範疇ではない。
西洋出汁、ブイヨン系だろうか。
さらに、後追いで動物系のコクも感じるのはなんだろう。
う~ん、これは「未知との遭遇」な味わいだ。
「一回目の味」の「訳のわからない味」というのは、この感覚、味わいのことか。
麺
そして、今度は麺をすくう。
おっ、つるつるっとした、ハリのある中細麺!
軽くおはしを上下させて、すすっと!
おおっ、麺にスープが見事に馴染む!
このスープ、スープだけを飲んだ時は、未知との遭遇。
若干の違和感があったが、麺と一緒だとそれがない。
ないと言うよりも、違和感は、麺を包み込む旨さに変身する。
もう一度、麺をすくって、すすっ!
やはり、違和感はなく、うまい!
なんだが、スープと麺が一体化する不思議なうまさだ。
はじめての経験、ラーメンと白菜にトライ!
よしお次は、はじめての経験、ラーメンに白菜だ!
麺と白菜をワシっとつかんで、すすっ!
おっ、おおっ!
ラーメンと白菜、合うじゃないか!
鍋料理の後、〆にいただくチャンポン麺。
その時、鍋に残った白菜が一緒に口に入るのに似た感覚だろうか。
しかし、お鍋の後のクタクタになった白菜とは違って、
こっちの白菜のシャキシャキ食感!
つるとした麺との相性もめちゃいい!
麺に白菜、そしてスープが三位一体。
ワシづかむおはしが止まらなくなる。
チャーシュー、味玉、そしてまたスープ
そして、おはしはチャーシューをつかむ。
淡いピンクのいい色合い!パクリっ!
う~ん、しっとり&ジューシー、イケているじゃないか!
よし、味玉もいただこう!パクリっ!
おー、トロトロ~♪♪
マイルド感プラスで、おはしがますます止まらない。
どんどん麺をすくって、すすり込む。
そして、レンゲも負けじとスープをすくう。
んんっ、なんだか、不思議。
スープだけでいただいても、もはや違和感がなくなって来た。
むしろ、なんとなく懐かしく、親しみを感じる。
和洋折衷な優しい野菜スープ!
そんな感じがしてきた。
そして、すくったスープを見ると、煮込まれた小さな豚バラ。
あっ、これか!
最初にスープを飲んだ時に後追いで来た、動物系のコクは。
豚バラも一緒に煮込んで、コクと旨みをプラスしているのか。
う~ん、手が込んでいる。いい仕事ぶりじゃないか!
ニラの辛味漬で味変
疑問解消で、気分スッキリだ、と前を見ると、
ニラの入った器。
おっと、忘れるとこだった。
お好みでどうぞ!と言われていたニラ。こちらもいただこう!
パカっとフタをあける。
おっ、ニラの辛味漬けか。
ひと盛を、丼ぶりの上にポトン。
そしてスープと一緒にすくって、すすっと!
おー、苦味のない、みずみずしいニラ!
爽やかな辛味が、甘み感じるこのスープにベストマッチ!
そして、麺と一緒に、すすり込む!
おー、これまたいいアクセント、めちゃナイスじゃないか!
多分、私のステータスは「二回目の味」の「やみつき」越え。
二階級特進、「三回目の味」の「ラーメン中毒」まで達しているのかもしれない。
おはしもレンゲも止まらない!
どんどんいただき、グイグイいただく。
スープも、表面をおおう脂のおかげで冷めにくい。
後半戦もあったか、おいしくいただけるのがありがたい。
そして、あっという間に完食!ごちそうさまでしたー!
訳の分からない味 ⇒ やみつき ⇒ ラーメン中毒
いきなり三階級制覇、大満足だ!
また来よう!
お店の案内
【どうとんぼり神座 新宿京王モール店】
新宿区西新宿1丁目 京王モールB1F
03-3348-3790 7:00-23:30
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
☆新宿京王モール天以外の店舗情報は、当店ホームページ(https://kamukura.co.jp/)でご確認ください。
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