【光華飯店】なんで?かにチャーハンはあるのに、かに中華丼はないの?いやいや、ココにありました!

チャーハンには「かにチャーハン」があるが、中華丼に「かに中華丼」はない。

どちらも大好きな私にとっては、ちょっと残念、しょんぼりだ。

と思っていたら、あるらしい。かに中華丼!

チャーハンには「かにチャーハン」、中華丼にも「かに中華丼」!

そんな噂を聞いて、早速、お店に行ってみた。

所は東京のど真ん中、千代田区神田神保町。

お店は、「光華飯店」

町中華なのれんをくぐって、入店する。

店内も、活気ある町中華な雰囲気。

席に着こうとすると、店員さんが、

すみませーん、ご注文はこちらでー!

注文は入口のレジ、前会計のようだ。

レジの下に貼られたメニューを見る。

真ん中の列、ご飯ものメニューを見る。

う~ん、やはり先頭はチャーハンだ。

花形選手ならではの定位置だ。

そしてその下、次点は、かにチャーハン

やはりカニチャーハンのステータスは高い。

「みんな大好き」のカニの訴求力、底力を感じる。

おっと、それより中華丼だ。中華丼は、この次か。

メニューを下に見ていくと、

あんかけチャーハン、マーボーチャーハン、天津チャーハン

チャーハン系が続く。う~ん、中華丼はこの下か。

いやいや、下にあるのは、マーボー丼だ。

どこへ行った、中華丼!?と思うと、

あった。その下に、あったぞ、中華丼

し、「かに中華丼」は、この下だ!と見ると、

いや、ない!その下にあるのは、

肉の細切り丼回鍋肉丼天津丼

かに中華丼ではない。

う~ん、ショック!

やはり、かに中華丼は噂だったようだ。

残念、しょんぼりだ。

しかし、今のテンションは、中華丼。

私の気持ちと胃袋は、中華丼をいただく気で満々だ。

かに中華丼はなくとも、中華丼、これをしっかりいただこう!

中華丼を注文、会計を済ませて席に着く。

店内には、厨房の大将が中華鍋をたたく音がひびき渡る。

そしてフロアーでは、元気で明るい店員さんが、軽いフットワークで仕事をこなす。

いい感じの町中華じゃないか。

「かに中華丼ロス」は忘れ、中華丼、しっかり楽しもう!

そしてまずは、スープが登場。

後追うように、中華丼もすぐに登場!

おっ!

おおっ!

おおおっ!

中華丼のテッペン、うずらの玉子の指定席。

そこにあるのは、かにほぐし身

これは、まさしく「かに中華丼」じゃないか!

まるで、大航海時代に「新大陸」を見つけたような衝撃だ!

よーし、「かに中華丼」いただこう!

しかし、「新大陸」にはまだ手をつけず、まずは、野菜とごはん。

プレーンな中華丼でいただく。

レンゲとひとすくい!

おっ、野菜は大切り、ワイルド感が町中華らしくていい!ぱくりっ!

間髪入れずに、お肉もすくう。

おっ、お肉も大切りだ、ぱくりっ!

う~ん、いい食べ応え!

餡掛けはウスターもきいて、ちょっと濃いめの味付け。

自分好みでいい感じだ!

そして、レンゲでもうひとすくい。

今度は、玉子も一緒に。

そう、うずらはなくとも、玉子はちゃんとある。

あるのは、これまた中華丼ではめずらしい、いり玉子。

ホテルの朝食でも、まんまのゆで玉子よりも、手のこんだスクランブルエッグの方が好感度は高い。

そんなことも考えながら、玉子、野菜、ごはんで、ぱくりっ!

う~ん、ふわっと玉子、いい感じじゃないか♪

なんだかリズムに乗ってきたぞ!

ごはんの量が結構あるのも、うれしい限りだ!

どんどんすくって、どんどんいただく!

そして、スープでひと呼吸、

よーし、そろそろ、かにのほぐしみをいただこう!

レンゲでかにとごはんをすくって、ぱくりっ!

う~ん、しっとり!かにの味わい!

もしかしたら、これは、かにの缶詰なのかもしれない。

しかし缶詰でも、かに缶は高価なもの。

そして、かにはかに。海鮮の王様には、変わりない!

幸せ気分いっぱい!レンゲは止まらず、どんどん進む!

そして、またたく間に完食!

ごちそうさまでしたー!

かつ丼には「かつ重」、うな丼には「うな重」、中華丼にも「中華重」!?

後日、当店を再訪問。

席について、メニューを見る。

すると右下に、当店おすすめメニュー「中華重」!

かつ丼には「かつ重」、うな丼には「うな重」があるが、中華丼にも「中華重」!?

A重(麻婆豆腐+酢豚、ライス、お新香付)で注文する。

そして5分ほどで、お待たせしましたー!

しかし残念ながら、「中華重」は中華丼が「お重」に入ったものではなかった。

登場したのは、麻婆豆腐、

そして酢豚が、

「お重」に盛られた「中華料理のお重」だった。

残念ながら、中華丼には「中華重」はないようだ。

しかし、これはこれでメチャうまそうだ。

気分を取り直して、早速いただこう!

まずは、レンゲで麻婆豆腐。

ほどよい辛さととろみ加減がいい感じ。

豆腐なめらか、お肉もしっかりだ。

思わず、白いごはんがほしくなる!

そしてレンゲをおはしに持ち替える。

今度は、酢豚!

甘さつよめの甘酸っぱさが、町中華らしい。

ちょい辛マーボーと対照的な味わいに、ごはんも進む

野菜もナイス。

楽しいシャキシャキ感♪

ごはんもつられて、どんどん進む。

そして、間にお新香をはさんで、

再び、麻婆豆腐!

今度は、オン・ザ・ライス!

おれの麻婆丼で楽しむ。

これにスープもベストマッチ♪

みんなでき立て、あつあつ、ほっかほか!

レンゲにおはしが止まらない。

そしてあっという間に「中華重」を完食。

ごちそうさまでしたー!

 

【光華飯店(こうかはんてん)】

 千代田区神田神保町1-40

 03-3291-8488 神保町駅5分

 11:00-21:00

 土曜11:00-15:00 日曜定休

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

【地 図】

 

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