【やまいち】ほまれ高き一杯、神田の名店で絶品「かつ丼」!見事な味わい、ボリューム感に大満足!

神田淡路町、今日のお昼は「かつ丼」をいただこう。

この界隈で「かつ丼」と言えば、もちろんあの名店

「揚げの名人」とも言われ、惜しくも亡くなった先代の味を、忠実に受け継ぐ奥様。

辣腕、凄腕女流店主の「とんかつ やまいち」だ。

日本有数のとんかつの名店「とんかつ やまいち」

淡路町の交差点から、歩くこと2、3分でお店に到着。

「やまいち」はこのビルの1Fだ。

早速、のれんをくぐって入店する。

お店に入ると、入店待ち用の椅子が並ぶ。

今日は5名ほどのお客さんが、入店待ちだ。

私も左端の椅子に腰かけ、入店を待つ。

店内

店内はテーブル席とカウンター席で10席ほど。

木目調の落ち着いた雰囲気がいい。

そして10分ほどで、お待たせしました。

店員さんに案内されて席につく。

かつ丼メニューは、ロースの「かつ丼」、ヒレの「ヒレ丼」の2種類

テーブルメニューを手に取る。

かつ丼は、ロースの「かつ丼」、ヒレの「ヒレ丼」の2種類、同料金。

あっさりしたヒレもいいが、ここは名店ならではの「ほのかに甘い脂」を味わいたい。

お茶を持って来てくれた店員さんに、ロースかつの「かつ丼」を注文する。

ちなみに、かつ丼一杯がこのお値段は、決して安くはないだろう。

しかし「やまいち」のかつ丼であれば、この値段にも納得がいく。

値段を越える、この上ない満足感、充実感、そして満腹感がつまった至高の一杯。

甘んじて、受け入れられる料金設定だ。

そんなことを考えながら、先出しされたお新香をつまみ、

お茶をいただきながら、「お宝」を待つ。

ちなみに当店のお茶は、煎茶でも、ほうじ茶でもなく、そば茶。

これが、とんかつ、かつ丼によく合う。

盛り盛りきゃべつ

そして数分後、まずは盛り盛りきゃべつの登場だ!

かつ丼の場合、きゃべつが先に出される。

しかしこのきゃべつ、今すぐにいただくべきか、かつ丼が来てからいただくべきか。

はじめてだと悩ましいかもしれない。私も最初、そうだった。

しかし、今の私は、すぐにいただく。

何故なら、ほまれ高きかつ丼は、登場するまで、ちょっと時間がかかる。

そして、とんかつの名店は、調味料も充実している。

かつ丼登場までの間、当店特製の調味料できゃべつを楽しむことにしている。

それでは、まず特製ソースから!

ぱかりとフタを開ける。

そしてソースすくって、

サア~っときゃべつにかけて、ぱくりっ!

う~ん、心地いいシャキシャキ感♪

素材のよさはもちろん、刻み具合のよさを感じる。

きゃべつのほのかな甘みが鼻をくすぐり、

やや辛口のソースが、その甘さを引き立てるからおもしろい。

そして続いて、サウザン系、特製ドレッシング!

これまたサア~っと、

きゃべつにかけて、ぱくりっ!

う~ん、ごまの甘みも感じる、まったりいい味わい♪

これまたシャキシャキきゃべつとベストパートナー!

よし、次は「やまいち」特製、ピンクの岩塩!

う~ん、旨みとコクの塩がナイス!

そして〆は、おろし!

木のスプーンでそっとすくって、

きゃべつの上にポトン!そして、ぱくりっ!

う~ん、ナイスな和風テイスト♪

すっきりして、いい味わいだ!

本来、ドレッシング以外はとんかつ用の調味料だろう。

かつ丼では、これらを楽しむことができない。

しかし、かつ丼の時でも、先出しきゃべつでこれらをアグレッシィプに楽しむ。

そんなぜいたく感が今日もうれしい。

肉厚のカツが躍動する!サイコーの「かつ丼」!

そして、ソース、ドレッシング、岩塩、おろしのメドレーが終わると、

お待たせしましたー!

お待ちかね、やまいちの「かつ丼」の登場だ!

おー、今日も躍動感あふれる、見事なお姿!

薄手でやや粗めの衣を身にまとう、肉厚のカツ。

どーんと150gのカツが、大きめの丼ぶりに、所せましと並んでいる。

そしてそれを、たわわに包み込むとろとろ玉子。

まさに「うまさの躍動感」、見事な盛りっぷり!

今日も、たまらない!

すでに右手は、おはしを持っている。

よし、いただこう!

かつをひと切れつかむ。

くー、この厚み!

3cmあろうかの肉厚カツは、この世の幸せ。

赤身7、脂身3、やまいち一流の「ロースの黄金律」。

これを、ぱくりっ!

くぅー、うまいっ!

肉厚カツは、メチャやわらか。

口の中いっぱいにはお肉の旨み、脂の甘みがじゅわっと広がっていく。

カツにしみた割下が旨みの幅を広げ、追い打ちをかけてくる。

さらに、ふわとろ玉子の優しい味わい。

とどめは鼻を抜ける、ごま油であげたカツのいい香り。

これはまさしく、食の芸術品!

うまい!うま過ぎる!

すかさず、お味噌汁をいただく。

三つ葉とお豆腐が入った、赤だしのなめこ汁をすすっと!

う~ん、いい味、いい出汁、幸せ気分♪

やまいちの赤だし、今日もサイコーだ!

そして再びカツをつかんで、ぱくりっ!

この肉厚ボリューミー、この食べ応えがたまらない!

そして、この長ねぎの繊細な味わい、食感がまたいい!

そして、カツの下から顔を出すごはんも本格的にいただく。

ちょっとかために炊かれたごはんに、ふわとろ玉子。

そして、節系、昆布出汁のきいた極上の割下!

これは、まさしく絶品「ふわとろ玉子丼」。

とんかつの名店、ほまれ高き「かつ丼」は、カツなしエリアもサイコーだ!

そして赤だしがまた、これによく合う。

おはしの動きが加速する。

再び口を大きく開いて、肉厚とんかつをパクリっ。

そして、玉子&ごはんをほおばる。

間にいただく漬け物もまたうまい。

おっと、せっかくのやまいちだ。

お漬物系もフルスペックで楽しもう。

テーブルに置かれた、二段重ねの小鉢。

フタを開ければ、らっきょう

その下には、小梅が入っている。

らっきょうと小梅を、ポンポンと、オン・ザ・丼ぶり。

そして、カツ、玉子&ごはん、赤だし!

時々、らっきょうに小梅!

う~ん、うまさのオーケストラ、サイコーだ♪

もはや、おはしは指揮棒のごとし、止まらない。

どんどん、ぐいぐい、いただく。

丼ぶりは深底、ごはんの量がしっかりあるのもうれしい。

おいしく、楽しく、お腹いっぱいを全力で満喫。

幸せ気分で、ごちそうさまでしたー!

満面の笑み、満腹のお腹で、お店を出た。

お店の案内

【とんかつ やまいち】

 千代田区神田須田町1-8-4

 03-3253-3335

 11:00-13:50 日月祝定休

 淡路町・小川町駅 2分

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

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