【中華そば 喜富】神田わいずプロデュース、丸長インスパイア、背脂チャッチャの地を継ぐ者!@大塚

今日は、東京大塚で「つけそば」をいただく。

お店は、神田の行列店、濃厚旨口醤油、神田ラーメンわいずのプロデュース。

そしてつけそばレジェンド、荻窪丸長のインスパイア系とも言われる「喜富(きふ)」だ。

濃厚旨口醤油 神田わいずプロデュース!「中華そば 喜富(きふ)」

大塚駅北口から1分ほどでお店に到着。

そう、都電が横を通るこの場所は、背脂チャッチャの東京醤油豚骨ラーメン。

ホープ軒本舗の大塚店があった場所だ。

大塚店は、2023年2月に諸般の事情で40年以上の歴史に幕を閉じた。

その直後、2023年5月に店舗を引き継ぐように当店がオープン。

ホープ軒時代は立ち食いだった外のカウンターには、椅子も用意され、

昭和あふれる黄色い店舗は、ダークブラウン、令和な店舗にリニューアルされた。

神田わいずプロデュース、

レジェンド丸長インスパイア、

背脂チャッチャのこの地を継ぐ者、ここにあり!か。

おっと、それより本日のメインイベント、「つけそば」だ。

早くいただこう。

券売機

それでは、外にある券売機で食券の購入だ。

期間限定メニューもあるが、

当店の基本メニューは、「つけそば」に「中華そば」。

「つけそば」はもちろんだが、「醤油そば」もまたうまい。

しかし、今日は当店のオススメ、一番人気の「つけそば」だ。

これを、味玉+チャーシュー+志那竹の「全部のせ」でいただこう。

店内

食券を券売機から取り出し、入店する。

店内はカウンター席で10席ほど。

いらっしゃいませー!

流ちょうな日本語で迎えられる。

そう、流ちょうと言うのは、店長は日本人ではない。

ベトナムの方だ。

しかし、話す言葉、気配り、勤勉さ、そして腕前。

日本人店長と変わりはない、いや、もしかしたらそれ以上かもしれない。

私は店長に食券を渡して、席につく。

そしてお水をコップに注ぎ、

顔を上げると壁に「つけそば おすすめの食べ方」だ。

まずは、1/3をそのままの味で食す。

次の1/3は、つけ汁にお酢を入れて食す。

そしてラスト1/3は、麺に黒七味をふりかけて食す

よし、今日も、そのまま、お酢、黒七味。

三段ロケットで楽しませていただこう。

茹で、締め、盛り、

店長の丁寧な仕事振りも拝見しながら、しばし待つ。

深みある醤油のカエシと折り重なる出汁の旨み、スパイスのパンチ、銘柄豚のチャーシューもたまらない!

そして10分ほどで、お待たせしましたー!

味玉+チャーシュー+志那竹、「全部のせ」つけそばの登場だ。

今日も濃褐色のスープにチャーシュー、志那竹が盛り盛りだ!

そして美しく光る太めのストレート麺は、海苔の帽子をかぶって、メチャうまそう!

奥の味玉もまたいい色合い!

今日も三位一体、丸長インスパイアな「つけそば」が私の胃袋をワシづかむ。

それではいただこう!

まずは麺から!といきたいところだが、

つけ汁の表面はチャーシュー、志那竹におおい尽くされている。

麺を入れるスペースはない。

まずは、チャーシューからいただこう!

当店のチャーシューは銘柄豚。

キメ細やかな肉質と旨甘い脂が特長の「岩中豚」を使用。

これをワシっとつかんで、パクッと大人食い!

くー、やわからジューシー♪

甘みある脂がめちゃうまい♪

味わい、食感、ニクニクしさは、全科目偏差値70のレベル感だろう。

そして、まだまだ麺を入れるスペースはできない。

今度は志那竹!

これまたワシっとつかんで、大人食い!

う~ん、いい歯ごたえ♪

しっとり感があって、ほどよい味付けもナイス♪

おっ、麺を入れるスペースもできた!

早速、麺皿から麺をすくう。

これを、つけ汁にスルスルっと入れて、

グイっと持ち上げ、一気にすすり込む!

くー、この麺、このスープ!今日もめちゃめちゃナイス!

菅野製麺の特製、加水やや高めの太めな麺は、しっかりもっちり♪

いい具合にゆでられ、丁寧に締められているから、ツルンとコシもある♪

さらに、鼻に抜けるかすかな小麦感が心地いい♪

そしてつけ汁、これがただものではない。

5種類の醤油をかけ合わせた、深みある醤油のカエシはガツンと濃厚。

これに、丸鶏、豚ガラ、昆布、野菜をベースに煮干し、節系、出汁の旨みが折り重なる。

さらに、胡椒をはじめ数種類のスパイスブレンドがスカっと、シャープなアクセント。

甘味、塩味、酸味、苦味、旨味、

まさに舌の味覚神経がフル稼働する味わい、インパクト。

このスープがもっちり特製麺にしっかりからみつくから、たまったものではない。

今日もまた、おはしは止まらなくなる。

麺をすくい、

つけ汁に入れて、勢いよくすすり込む!

この単純な反復運動が、私にサイコーの喜びをもたらせてくれる。

そして、岩中豚のチャーシューも然り。

ワシっとつかんで大人食いを続ければ、喜び絶好調♪

当店、チャーシューはデフォルトのつけそばでもボリューミーに入る。

それが「全部のせ」だから、どんだけ~♪ の超ボリューミー。

まさに幸せ街道一直線、超サイコーの喜びだ。

よし、このあたりで味変だ。

1/3を食べたらお酢投入が「おいしい食べ方」、当店のおすすめだ。

うっ、しまった。

すでに半分近く食べてしまっている・・・。

が、これもご愛敬。誤差の範囲だ。

気にせず、お酢をつけ汁にクルっとひと回し。

そしてワシっと麺をすすり込む!

イエスっ!

今日もまた、お酢マジック!

お酢は、スパイスのきいたスープをお酢のきいたスープに変えるわけではない。

お酢は、出汁そして醤油の旨みをさらに引き出す魔法のソース、マジシャンだ!

さらに、お酢はお肉との相性もグッド。

黒酢酢豚も同様、チャーシューもますますうまい!

志那竹も、爽やかプラスで、さらにいい味わいだ!

よーし、ラスト1/3は黒七味だ!

ああー、またまたしまった。

推奨レベルオーバー、もはや残る麺は1/4・・・。

しかし、これまたご愛敬、誤差の範囲。

全く気にせず、麺に黒七味をササっとふりかける。

そしてまた、ワシっといただく!

くー、品のあるナイスなアクセント、いいパンチだ!

パンチを食らった私は、味玉をつかむ。

これを、パクリっ!

う~ん、とろとろ~♪ マイルド~♪

もはや、私のおはしは誰にも止められない。

ラストスパース、ゴールに向かって全力疾走!

そして、盛り盛りチャーシュー&志那竹、3麺300gを完食!

スープ割りお願いしまーす!

〆はもちろん、スープ割りだ。

すぐに、スープ割りが登場。

カエシ、出汁、スパイス、そして岩中豚チャーシュー発の旨みもたっぷりの一杯を楽しむ。

麺をすすっている時にはさほど感じなかった酸味もいい感じできいてくる。

そして、スープ割りもしっかり満喫。

ごちそうさまでしたー!

今日も大満足でお店を出た。

お店の案内

【中華そば 喜富(きふ)】

豊島区北大塚2-14-8

03-6903-5639

JR山手線・都電荒川線 大塚駅1分

10:30-22:00 日曜18:00まで

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

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