【神田 天丼家】神保町「いもやの天丼」は永遠なり！本家引き継ぐ直系店で海老天丼いただきました！
【うまログ！第314話 2022年7月訪問】
神保町駅を出て、靖国通り。
専大前の交差点を過ぎて小道に入ると、おっ、ここだ！
神田 天丼家！
目次
神田 天丼家！
何屋さんなのか、とてもわかりやすい店名。
ちなみにこちらのお店は、会社の部長に教えてもらった。
部長の解説
部長はこの界隈の学校出身。
その部長曰く、（ちょっと話が長かったが、）
神保町で、絶大な人気を博しながらも、数年前に閉店した天丼「いもや」。
学生時代、さんざんお世話になっていた身として、おれも涙した。
しかし、いもやの天丼は永遠だ！
今回教えるお店は、まさしく「天丼いもや」の直系店。
白木のカウンターテーブルは、本家にあったカウンターを磨いて、ここに移設したものだ。
旧店名は「いもや天丼店」、是非「神田 天丼家」に行ってみてくれ！
さらに、
おれも学生の頃、あのテーブルで、いもやの天丼、食っていたんだよー。
と懐かしそうに語っていた。
おっと、部長の昔話はどうでもよった（部長、ごめんなさい…）、それより天丼だ。
入店しよう！
店内
店内は、厨房を囲むカウンター席で8席ほど。
ちょっと、出遅れたか。席はすべてうまって、満席だ。
と思ったが、お店の回転は速い。
すぐに席が空く。
こちらへどうぞー！と優しい感じの大将に言われて席につく。
おっ、キレイで立派な白木のテーブル。
部長も昔、この上で天丼をいただいていたのか。
それにしても、ニッポンの伝承文化はすばらしい。
白木は、何十年経っても、磨けば新品。木のぬくもりすら感じる。
おっと、それより今は注文だ。
メニューはシンプル
テーブルにメニューはない。
カウンター越しに向かいの壁を見る。
メニューは天丼のみ！
そして、天丼の種類は2つ！
海老天丼（1,000円）と 天丼（700円）
追加トッピングは3つ！
えび（250円）・いか（100円）・きす（100円）
サイドメニューはオンリーワン、おしんこ（100円）！
う～ん、至ってシンプル！まさしく「天丼家」！
店名もわかりやすく、メニューもわかりやすい！
そして、良心的な価格設定もありがたい。
ランチは1,000円以内が基本のサラメシな私でも、ギリギリ大丈夫だ。
店員さんに声をかけ、ワンランク上の「海老天丼（1,000円）」を注文する。
そして、お茶を飲みながら「お宝」を待つ。
海老天丼登場！
しばらくすると、お味噌汁が登場！
そして、すぐに「海老天丼」も登場！
おっ、海老、いか、きす、南瓜（かぼちゃ）！
カラりと揚げられた天ぷら達！
その上から濃褐色の汁がササッとかけられ、至高の「茶色の美学」！
う～ん、メチャうまそうだ！
よし！いただこう！
よし、いただこう！
まずは、海老天からぱくりっ！
おおー、サクサク～！
海老は大き過ぎないから、大味でなくしまった感じの味わい、ぷりっと食感もいい！
薄めで均等に揚げられたな衣だから、素材の味わい、食感がダイレクトに楽しめる！
ごま油で揚げられた、いい香りもたまらない！
普段、海老天のしっぽの食べないが、コレはサクサク、カリっと。
気付くと、しっぽまで、全部いただいてしまっている。
う～ん、こいつは、うまいっ！
これが3本もあるのは、うれしい限り！幸せ気分いっぱいだ！
次はごはん！
よし、ごはんもいただこう！
タレは、ベタベタ、無粋にかかっていない。
小粋な感じで、ササッとタレのかかったごはんを、ぱくりっ！
おおっ、うまっ！
甘ったるくなく、コクと旨み感じる、濃いめのタレ！
ややカタ炊かれた「立っている」米つぶ！
それぞれもいい！
しかしお互いがお互いを引き立て合う、見事な旨さのバランスがそれ以上にすばらしい！
さらに、もうひと口！うまいっ！
その次は、お味噌汁！
そして、お味噌汁もいただく。
赤だしを、すすっ！
う～ん、出汁のきいた、いい味わい！
豆腐にわかめ、具材もしっかり！
さらに、おはしは止まることなく、いか天、きす天もいただく！
これまた、薄め均等なサクサク衣！
素材の味わいダイレクト、めちゃナイス！
タレの絡みもサイコー！ごま油の香りも、いい感じで鼻を抜けていく！
勢い、ごはんをグイグイかき込む。
南瓜天、海苔天をいただく！
そして、南瓜天をぱくりっ！
ふぉふぉー、ほっくり、しっとり！
そして、タレの辛さ、南瓜の旨甘さが相まり、見事な味わい！
う～ん、いいじゃないか！と、海苔天もぱくりっ！
おー、パリっと、ほのかな磯の香り！
う～ん、さすが直系！サイコーだ！
もう、おはしは止まらない。止められない。
加速度を上げて、天ぷら、ごはん、お味噌汁を、どんどんいただく！
そして、瞬く間に完食！
ふー、うまかったー！
この味わい、このコスパは大満足！うれしい限りだ！
天丼メニューは、海老天丼、天丼の2つ！
ごちそうさまでしたー！と席立とうと、後ろを見ると、いつの間にか5、6名のお客さんが順番待ち。
ちなみに満席の場合、店内、壁の前で待つようだ。
その時、天丼でよろしいですか？大将から質問がある。
メニューが手渡されることはない。メニューは壁の木札だけだ。
しかし、大丈夫。
天丼メニューは、海老天丼・天丼の2つ。
トッピングは、海老・いか・きすの3つ。
サイドメニューは、おしんこの1つ。
これだけを覚えておけば、安心。
スムーズに自分好みの天丼をオーダー、いただくことができる。
ちなみに当店、営業はお昼のみ。夜はやっていない。こちらも注意が必要だ。
お店の案内
【神田 天丼家】
（旧店名：天丼いもや一丁目天丼店）
千代田区神田神保町3-1-14
03-6272-3306
11:00-15:00 金土日祝定休
神保町駅3分・九段下駅4分
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
※「うまログ！」は、木村進の食べ歩きのブログサイトです。
※サイトは毎週更新。新着情報は Twitter（X）でお知らせしています。
