【箱根 湯本富士屋ホテル】伝統の「100年ビーフカレー」!芦ノ湖名物「わかさぎ料理」もいただく!

小田急のホームで箱根のポスターが目に入った。「箱根」か。

箱根と言えば、もちろん温泉だが、箱根にはあのカレーもある。

そう、100年の伝統「富士屋ホテルのビーフカレー」

そうだ!箱根行こう!

カレー激戦区シモキタ新進気鋭のカレーの名店がひしめく。

しかし、たまには「伝統のカレー」もいただきたい

とは言っても箱根までって、一体どのくらいかかるんだ?

スマホで調べたらびっくり。

シモキタから箱根湯本まで、なんと1時間半!うあ、近っ!

今まで箱根には車でしか行ったことがなかった。

渋滞にはまって、3時間以上というのもザラだった。

小田急って、すごいじゃないか!こんなに早く、渋滞なく行けるのか!

「そうだ、箱根 行こう!」

そして富士屋ホテルグループの「湯本富士屋ホテル」(箱根湯本)を予約。湯本でも「伝統の100年カレー」があることも確認した。

ランチで「伝統の100年カレー」、夜はホテルの和食会席。そしてゆっくり温泉。う~ん、スペシャルコースじゃないか! 

箱根湯本、到着

当日の朝、ほんとに1時間半で箱根湯本駅に到着した。

 ホテルは駅から徒歩3分。すぐそこに見える。 

しかし直接ホテルには向かわない。実は、もうひとつ楽しみを用意した。 

箱根、芦ノ湖と言えば「ワカサギ」

ウォーミングアップに、まずは、元箱根港で名物「ワカサギ料理」をいただく計画だ。  

 

元箱根港まではバスで行く。

はじめての利用だが、10~15分間隔でし運行しているのですごく使い勝手がいい。 

まずは、芦ノ湖へ

山の緑の中を抜け、30分ほどで元箱根港に到着した。

おー、レイクビュー!遠くにパワースポット、箱根神社の鳥居も見える!

  

おっ、海賊船だ! 

 

食事処 箱根家

テンションも上がって来た。さあ「ワカサギ」、「ワカサギ」 

今、10:00am過ぎ。普通、食事処はまだ開店していない時間だ。

しかし元箱根港なら大丈夫。すでに開店している食事処が結構ある。

ちなみに「ワカサギ」「公魚」と書く。 毎年芦ノ湖では、初漁の「公魚」を箱根神社に奉納、皇室に献上している。芦ノ湖漁協のHP(http://www.ashinoko.or.jp/wakasagi/)に、そう書いてあった。

確かにのぼりにも「公魚」と書いてある。少し賢くなった気分だ。 

さてワカサギ、どこでいただくか。ちょっと歩くと、箱根家

入口横のメニューをメニューを見ると「ワカサギ」メニューもある。

よし、ここにしよう。「食事処 箱根家」に入店する。 

わかさぎフライ定食

メニューを見た瞬間、「わかさぎフライ定食(1,782円)」目に飛び込んできた。  

いやいやこの後「伝統のビーフカレー」がひかえている。

ちょっと自制して「わかさぎフライ」を単品で注文。

そして「フライとビールはセット」。生ビールも一緒に注文する。 

先に来たビールを飲み、窓から見える芦ノ湖をながめながら、「お宝」を待つ。

う~ん、これぞ「電車旅」の醍醐味!車で来たら絶対できない、ぜいたくな待ち方だ。

そして、10分ほどで「お宝」が登場! 

皇室献上の「芦ノ湖のワカサギ」さまだ!ありがたくいただこう! 

レモンをしぼり、タルタルをつけて。パクリ。

おー、サクサク、まるまる、ぷっくぷっく!うま~い!

ビールと一緒にいただくと、ますますうま~い!

「フライとビールはセット」格言は正し~い! 

そして数分でおいしく完食!ごちそうさまでしたー! 

芦ノ湖畔にて

食後、芦ノ湖畔を軽く散歩してみる。曇り空の湖は幻想的だ。こういうのもいい。 

湖面に浮かぶ海賊船。まるで「パイレーツ・オブ・カリビアン」 

おっと、そろそろ時間だ。さあ箱根湯本に戻って、次は「伝統のビーフカレー」だ! 

湯本富士屋ホテル

箱根湯本に到着した。ホテルは駅前の橋を渡ってすぐそこだ。 高台にあるから、眺めがよさそうだ。 

レストラン「ヴァンヴェール」

ホテルのエレベーターに乗って、レストラン「ヴァンヴェール」に到着。入店する。

さすが富士屋ホテル系、いい感じのレストランだ。

 

ビーフカレー!

おっ、テーブルにあるランチメニューは「ビーフカレー」のみ!

ちょっと、お値段は張る。

いつものシモキタのカレーなら「山盛りトッピング」でもしなければ、なかなかこの値段まで届かない。

しかし「いいものは、値がはる」が世の常識。

やむなしだ。逆に、伝統のビーフカレーに対する期待がますます高まってくる。 

注文して、10分ほどで「お宝」が登場! 

出たぁー「100年の伝統カレー」 

まずはカレーを半分かけていただこう。 

 

そしてパクリ。

おぉー、まろやかな口当たり!かつ、ビーフシューのような濃厚、奥深さ!旨みとコクが凝縮されている。上質な、ごろごろビーフもたまらない!

おおっ、うまさだけではない。「辛さ」も来た!爽やかスパイシー、これまたとても上品な「辛さ」だ 

そうか、ここで「付け合わせ」の出番ということか。

さっきウエイターさんが持って来てくれた付け合わせは4種類。福神漬け、らっきょう、ピクルス、マンゴーのチャツネぜいたくな付け合わせだ。 

よし、カレーと一緒にいただこう。

福神漬けとらっきょうは、安定感ある味わい。そして、酸味のきいたピクルスと、甘いマンゴーのチャツネは新鮮な味わい、アクセント。

うーん、まさに「伝統の組み合わせ」と言えるだろう! 

そして、残り半分のカレーもすべてかけて、いただく。

付け合わせとの絶妙なコンビネーションも楽しみながら 富士屋ホテル伝統の「100年カレー」 を完食!ごちそうさまでした! 

レストランを出る。そしてフロントでチェックイン。 さあ次は、浴衣に着替えて温泉だ! 

ホテルの夕食料理を存分に楽しむ

天下の名湯 ♨ を存分に楽しんだ後、さあ次は夕食だ!

では、まずはビールをぐいっと!

くぅー、温泉あがりのビールはたまらない!よし、いただこう。

最初は「前菜」 からだ。

 

白味噌仕立ての「お吸い物」もいいものだ! 

 

定番「お造り」!いい素材を使っている! 

 

「焼き物」は、伊勢海老 

 

「朴葉(ほおば)」の上で焼かれる、ジビエ「猪肉」もいいじゃないか! 

お食事の「お任せ握りずし」もベリーグット!

いやー、お見事!ごちそうさまでした! 

食後は、また温泉へ。♨ふー、極楽、極楽!まさに、温泉天国! 

2日目の朝。まずは温泉で再び、♨ふぅー。 さあ、朝食だ。

朝食は、ホテル自慢のオムレツと、出来立てのホテルブレッドをおいしく、優雅に楽しむ。

特製ヨーグルトもすばらしい。いつも食べているコンビニヨーグルトとは、ちょっと違う(これはこれで大好き、大切だが!)。

ごちそうさまでした! 

そして「湯本富士屋ホテル」をチェックアウト。箱根湯本の駅に向かう。

ロマンスカーで新宿へ

帰りは、新宿まで直通のロマンスカーだ。

これからたったの1時間半で、新宿に着くのか。箱根は、まさしく「奥座敷」だ。

いやー、大満足、充実の2日間だった。

いいじゃないか、「ぷらっと、お気軽電車旅!」クセになりそうだ!

と、前の座席のネットを見ると、んっ!

せっかくのお気楽電車旅だ。

ラストに「ヒレかつサンド」と缶ビールをいただいておくか。

いや箱根に来たらのだからご当地もの、「あしがら弁当」と缶ビールにしよう!

お店の案内

【湯本富士屋ホテル・ヴァンヴェール】 

 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-1 

 0460-85-6111  箱根湯本駅 徒歩3分 

※「伝統100年カレー」をお取り寄せ!

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