【日光金谷ホテルクラフトグリル】新宿で名門クラシックホテルの「伝統100年カレー」をいただく!
18:00過ぎ、仕事が終わって、新宿三丁目を歩いていると“BEAMS JAPAN”の赤い看板。
その下を見ると“NIKKO KANAYA HOTEL CRAFT GRILL”!
おおっ、名門クラシカルホテル、日光金谷ホテルのお店だ!
ということは、あの有名な「100年の伝統カレー」。
日光まで行かず、新宿でいただくことができるということか!
この間、箱根の富士屋ホテルの「伝統100年カレー」を、箱根まで行っていただいた(→うまログ!第22話)ばかり。
名門ホテルの「伝統100年カレー」は、現地まで行かなければ、ありつけないと思っていた。
よし、今日の晩メシ、いやディナーは「日光金谷ホテル、伝統の百年カレー@新宿」にしよう!
階段を降りて「チェックイン」する。
身なりのいいウエイターさんに席まで案内。
着席して、早速「百年カレー」を注文する。
すると「ライスはいかがいたしましょうか?」と。
ライスは「レーズンバターライス」「刻み漬けライス」「雑穀米」「ライス」からの選択のようだ。
さすが名門ホテル。多彩な選択肢を用意している。
「一番人気はどれですか?」と聞くと、
「お客さまのお好み次第ですが『レーズンバターライス』が一番人気です」と。
「では、それをお願いします。」
いつもと違った上品なやりとりに軽い緊張感を覚えたが、ふー、これでオーダー完了だ!
と思っていると、ウエイターさんは「お飲み物はいかがされますか?」と。
んっ?そうか、油断した。ここは“CRAFT GRILL”。「クラフトビール」も注文せねば。
メニューを見て、「COEDO 瑠璃/ピルスナー」をオーダーする。
ふー、これで本当にオーダー完了だ。
するとすぐに「お通し」、いや、Service charge、 Appetizer の登場だ。
ウエイターさんに聞くと、お皿部分は「大谷石」、外枠は「日光杉」で作られた器らしい。
う~ん、確かに、見るからに高そうな様相。さすが日光金谷ホテルだ!
洒落た店内を眺め、高そうな器のサラダとクラフトビールを楽しみながら「お宝」を待つ。
しばらくすると「お宝」が登場した!
おー、「伝統の百年カレー」!待ってました!
カレーポットに入ったカレー、レーズンがのったライス!
さらにライスのとなりに二つのミディアムレア!
「牛フィレのフリット」だ!
いかにもうまそうじゃないか。
ウェイターさんに聞いてみると、「牛フィレのフリット」は、新宿当店のオリジナル。
本家日光の百年カレーはビーフがカレーの中に入る、「ビーフイン」タイプとのことだ。
そうか。本家は、箱根富士屋ホテルの「伝統100年カレー」と同じく「ビーフイン」タイプか。
両者とも、100年前に作られ始めたカレー。
当時の最先端の「ビーフイン」を、今に引き継いでいるのだろう。
ということは、金谷ホテル。
今度は「ビーフアウト」で、「新たな百年カレー」を生み出そうとしているのだろうか? うーん?
しかし、そんなことはどうでもいい。
ホテルの企画担当者でなければわからなし、余計なお世話だ。
客の自分は、いただいただくのみ!うまければ、それでいい!
日光金谷ホテル伝統の「百年カレー」(新宿バージョン)、早くいただこう!
カレーポットのカレーを軽くまぜてみる。
カレーの中には、いわゆる「具」らしきものは見当たらない。
カタチがなくなるまで、じっくり煮込んでいるから、「うまみ」としてカレーにとけ込んでいるのだろう。
それでは!
カレーポットを持ち、一番人気「レーズンバターライス」の上に、伝統の「百年カレー」を遠慮なくかける。おー!
そして、パクりっ!
うーん、さすが名門ホテルのカレー!とても上品なスパイス感、コクもあってうまい!
レーズンのほのかな甘みがスパイシーな味わいによく合う。
バターライスも味に深み、見事なコンビネーションだ!
よし「フリット」もいただいてみよう。パクりっ!
おー、ジューシー!
肉質がいいのはもちろんだが、揚げ具合も絶妙だ!
よし、付け合わせもいただいてみよう!
付け合わせは、らっきょうと福神漬けの2種類。
らっきょうは味わいの醤油漬けだ。パクリっ!
おー、いい味付け、いい食感!
福神漬けもぱりぱり感があって、新鮮味!
付け合わせも、いいものを使っているじゃないか。
さすが、名門、百年カレー!
そしてクラフトビールも飲み干し、伝統の「百年カレー」を完食!
ごちそうさまでしたー!
後日の昼間、「クラフトグリル」の前を通ると、「百年カレーの看板」。
おっ、ランチもやっているのか!
値段はディナーと同じだが、名門ホテル。ランチ割引がなくても仕方がないだろう。
よし、今日のランチは「百年カレー」アゲン!
階段を下りて「チェックイン」。
「百年カレー」を「レーズンバターライス」で注文する。
もう勝手がわかったので、素早いオーダー!
しかし、今は仕事中につき、クラフトビールはなし!(残念!)
そして、しばらくすると「スープ」と「サラダ」が来た。
んっ?注文していないが…。
ウエイターさんに聞くと、ランチには「スープ」と「サラダ」が付いていると。
おー、そうなのか。ラッキーじゃないか。
そして次に、お宝「百年カレー」が登場した!
待ってましたー!と見ると、んんっ、この間とちょっと違う…。
ミデアムレア、あの「フリット」がない…。
ウエイターさんに聞くと、ランチの百年カレーには「フリット」がつかないとのこと。
「フリット」はディナーの百年カレーだけとのことだ。がーん。
でも、スープとサラダが付いているから、プラスマイナス、ゼロ。
カレーは同じ百年カレー。うまさは変わらない。オッケーだ!
再び、上品なスパイス感のカレーを満喫。
ごちそうさまでしたー、お店を「チェックアウト」する。
そして店先の看板をもう一度見ると、確かにスープ、サラダ付と書かれているが、フリットのない写真だ。
夕方に見た、フリット付きの看板写真とは違っている。
ちゃんと見ないとだめだぞ!とウカつな自分に説教をして、新宿駅へと向かった。
【NIKKO KANAYA HOTEL GRILL】
新宿区新宿3-32-6
03-6854-5695 新宿駅3分
11:30-23:00
月~金は15:00-17:00休
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
※「うまログ!」は、木村進の食べ歩きのブログサイトです。
※サイトは毎週更新。新着情報は Twitter(X) でお知らせしています。
“【日光金谷ホテルクラフトグリル】新宿で名門クラシックホテルの「伝統100年カレー」をいただく!” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。