【青島食堂】キレがあるのにコクもある!元祖「生姜醤油ラーメン」は、東京アキバでも行列の人気店!
新潟ラーメン、途中下車の旅。
1つ目の「杭州飯店」の背脂醤油ラーメンを無事クリア。再び燕(つばめ)三条駅に戻る。
【第57話 杭州飯店】ここが「背脂チャッチャ」の原点か!ザ・レジェンド、超老舗の「伝説の一杯」をいただく!
次2つ目は、生姜醤油ラーメン。向かうお店は長岡の「青島食堂」。
「生姜醤油ラーメン」の元祖、原点的な存在のお店だ。
燕三条駅から長岡駅へ向かう。
長岡駅に到着。途中下車する。駅員さんに聞くと「青島食堂」は長岡に何店舗かあるらしい。
アグレッシブな店舗展開か、頼もしい!
さらに駅員さん曰く、長岡駅から在来線に乗って宮内駅からの方が近いとのこと。
うーん、土地勘のない長岡ビギナーにとって、それは難しい応用問題…。
やむなし、タクシーで向かおう。
今日はラーメン代よりも、タクシー代の方が高くついているような気がする。
しかし「タイム イズ マネー!」今日は目をつぶり、来週コスパランチで調整しよう。
【うまログ】シモキタ「コスパランチ」めぐり!タイ料理、カレー、定食、手打ちそば、カレーうどん、全5店!
タクシーの運転手さんに、どこの「青島食堂」にするか聞かれたが、ビギナーにつき運転手さんにお任せ。曲新町店に行く。
到着した。ここが「青島食堂」か。
結構年季の入った建物。老舗感ありありだ。
入店するとすぐに券売機。
昨日の地元の方から教わったとおり「青島チャーシュー麺(900円)」のボタンを押す。
みなさん口を揃えて、これがおすすめ!とのことだった。
店内はカウンター席とテーブル席。
テーブル席と言っても椅子があるのは片側なので、2列カウンター席のような感じだ。
食券を渡して着席する。
10分ほどで「お宝」が登場した。
褐色のスープの上に、チャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、なると、ねぎ、のり。
トッピングたちが無造作に広がっている。
最近、凝った盛り付けをよく見るせいか、何か新鮮な感じする。
さらに余計な手を加えていない、この無造作な感じが、不思議と食欲を刺激してくる。
無造作と言えば、ドンキの「圧縮陳列」。無造作こそが好奇心を刺激する、という考え抜かれた陳列手法だ。
このトッピングもそれと同様考え抜かれた、青島流のトッピング手法なのかもしれない。
おっと、せっかくの料理が冷めてしまう。余計なことは考えずいただこう!
まずはスープをすすっ。
おぉー、うまいっ!
濃口醤油に生姜が上手にブレンドされ、スッキリとしたキレのあるスープ。さらに鶏ガラ出汁のコクも感じる。
まさに、キレがあるのにコクもある、すばらしいスープ!
さすが生姜醤油の「元祖」、お見事!
よし、麺もいただこう。見た目上品な感じで、ややウェーブのある中太麺だ。すすっ。
おっ、つるんとして食べやすい。加水ほどよくスープによく馴染む!いいじゃないか!
そしてチャーシューをぱくり。
おおっ、しっとりチャーシュー、うまい!適度な脂で、スープに馴染むところがすごくいい!
そして麺をすすりながら、他のトッピングたちもいただく。
みなこのスープに合ったトッピングたちだ。メンマの食感もいい!ホウレンソウは、この濃いめのスープにとてもよく合う!
スープの表面を油がほどよく覆っているので、冷めにくい。最後までおいしくいただけた!
大満足、ごちそうさまでしたー!
さすが青島食堂、元祖生姜醤油ラーメン!キレがあるのにコクもある、見事な一杯をありがとう!
【うまログ スマート北海道展】ラーメンコーナー(おすすめラーメン25選)はこちらから!
翌週の昼、仕事でアキバを歩いていると、青い看板。「青島ラーメン」と書いてある。
近寄ってみると、びっくり。「青島食堂」だ!
さすがアグレッシブ経営。東京にも出店していたんだ。
ありがたい!東京でも、あの見事な一杯をいただけるのか!
よし今日のランチは「青島食堂」にしよう!
と浮かれて脇を見ると、げ、げっ!入店待ちの大行列!
次のアポまで時間がない…。やむなし。今日はあきらめ、次回にしよう。残念!
そして、引き返そうと足元を見ると、立て看板。
元祖浪花屋「柿の種」新潟だけ! 青島食堂監修 長岡醤油ラーメン味 540円!
確か長岡の青島食堂の券売機にも「柿の種」があった。
なんなんだろうと思っていたが、青島食堂監修の「柿の種」だったのか。
新潟と言えば米どころ、せんべい、柿の種だ。
青島ファン(ついこの間なったばかりの、にわかファンで恐縮だが)としては、頼もしい限りだ!
【青島食堂 曲新町店】
長岡市曲新町3-12-22
0258-36-1253
11:00-20:00 第3木曜休
【青島食堂 秋葉原店】
千代田区神田佐久間町3-20-1
03-5820-0037
11:00-18:00 火曜休
【新潟5大ラーメン+とん汁ラーメン】
【青島食堂 曲新町店/地図】
【青島食堂 秋葉原店/地図】
※最新情報はお店にご確認ください。
※「うまログ」は、木村進の食べ歩きのブログサイトです。
※サイトは毎週更新。新着情報は Twitter でお知らせしています。