【茄子おやじ】シモキタ一番の老舗カレー店！心地よい音楽といただくオリジナルカレーはうまかった！
お昼、下北沢の南口商店街を歩いていると、おっと危ない！
何かにつまずきそうになった。
足元を見ると手書きの小さな看板だ。
そこには、カレーとコーヒーとレコード音楽。
カレーとコーヒーとレコード音楽の店「カレー食堂 茄子おやじ」
んっ、カレー、コーヒー、レコード音楽？
なんだが、興味を引く、想定外の組み合わせ。
さらにその下には、
カレー食堂 茄子おやじ
この先63歩 ⇨
63メートルではなく、63歩か。
「茄子おやじ」という名前もおもしろい！
よし、今日のお昼はこちらでいただこう！
看板の矢印が指す細い路地に入り、歩数を数えながら進む。
お店はほとんどない。
しかし50歩を過ぎたあたりで、カレーのいいかおりがしてきた。
すると「茄子おやじ」の看板。ほぼ63歩で到着だ！
「おやじ」という名前から抱くイメージとは正反対（？）、小洒落た外観。
窓ガラスに「Since1990」と書いてある。
1990年オープンか。
んっ、1990年！？
シモキタのスープカレーの元祖と言われる「マジックスパイス」（→うまログ 第1話）。
そのオープンは、確か2003年ぐらい。
となると、当店は、あの老舗人気店よりも前にオープン。
シモキタカレーの超老舗ということか。
いいじゃないか！ と、入店する。
店内も小洒落た雰囲気。
大きなスピーカーから、センスのいい音楽が流れている。
席は、カウンター席とテーブル席がある。
女性客、男性客は半々ぐらいか。
注文は「ぜんぶ入り」！
私は、カウンター席に座り、メニューを見る。
ちきん・びーふ・やさい・きのこ・スペシャル
カレーのメニューは、チキン、ビーフ、野菜、きのこの4種類か。
5つめの「スペシャル」は「ぜんぶ入り」と書かれている。
全部入りか。「ビーフ」と「チキン」の両方が入ったカレーはめずしい。
よし、これにしてみよう。
当店、辛さの選択はない。お店にお任せだ。
店員さんに声をかけ、スペシャルカレーお願いします！
そして、心地よいBGMを聞きながら「お宝」を待つ。
カウンターの向こうに壁にはレコードがびっしりと並んでいる。
かかっているレコードが終わると、店員さんが、自然な感じで別のレコードをかけに行く。
なんかいい感じだ。
甘美で、スパイシー！まさに一粒で二度おいしいカレー！
15分ほど、音楽とともに、ゆっくりとした時間が流れると、お待たせしました！
おー、チキン、ビーフ、野菜、きのこの全部乗せ！
スパイシーないい香りもグッド！
テーブルのある福神漬けを少しのせ、
さあ、全部のせ「スペシャルカレー」、音楽とともにいただこう！
まずはカレーとライスをすくう。
とろみは、あまりないタイプだ。パクリ！
んっ、甘い！？
しかし、甘味料系の単純な甘さではない。
これは野菜やフルーツをじっくりと煮込んだ甘さだ。
おおっ、続いてスパイシー、キレのある辛さも来た！
そして、もうひと口、パクリっ！
おー、甘美で、スパイシー！
まさに一粒で二度おいしいカレーだ！
よし「ぜんぶ入り」の醍醐味、いろいろトッピングも楽しまさせてもらおう！
まずは野菜から、「ミニトマト」と「なす」！
おっ、「ミニトマト」は新鮮味を残した見事なロースト！
「なす」はお店の名前、看板野菜なのだろう、とてもいい味わいだ！
次はお肉といこう！
めずらしい「ビーフ」と「チキン」組み合わせだ。
ビーフをパクリ。
おっ、ジューシーなお肉感！
チキンをパクリ。
おっ、さっぱりとしたお肉感！
どちらもやわらか～！じっくり煮込まれていてうまい！
はじめて経験する「ビーフ」と「チキン」のコラボを堪能する。
そして野菜に回帰、「ブロッコリー」！
そして「たまご」！
切り込みを入れてくれているので、スプーンで簡単に、パカッと割れた。
不器用な私には、ありがたい！
そして、どんどんいただき、あっという間に完食！
ごちそうさまでしたー！
老舗のオリジナルカレーを満喫、気分よくお店出る。
南口商店街に戻ると、さっきの手書きの看板。
カレーとコーヒーとレコード音楽。
あっ、しまった、コーヒーをいただくのを忘れてしまった。
やむなし、コーヒーは次回いただこう。
お店の案内
【茄子おやじ】
世田谷区代沢5-36-8 下北沢駅5分
03-3411-7035 12:00-22:00
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
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