【珉亭 みんてい】噂の赤いチャーハン!「孤独」のゴローがバイト?「きたなシュラン」で星3つ!?

今日は上司から「下北沢に来たら、ここにいかないと!シモキタで創業60年。男だったら、赤いチャーハンとラーメンのセット、そして餃子をガッツリいってくれ!」と言われたお店に行く。

下北沢の老舗町中華「珉亭(みんてい)」

とてもいい人なのだが、ややパワハラ気味、不適切発言が多いのが玉にきず。

そんな上司によると、当店は、 

①「1.オフクロの味、2.おやじのスネ、3.珉亭のソバ、世界で3番目にうまい」お店。 

②噂の「赤いチャーハン」、ボリューミーなぷっくり「餃子」で有名なお店。 

③かつて「孤独のグルメ」のゴローさん(松重豊氏)がバイトしていたお店。 

④かつて、とんねるずの「みなさんのおかげでした」で「きたなシュラン」星3つのお店。

らしい。

上司に「ありがとうございます!」と言って、お店に向かう。

向かう先は、シモキタの老舗町中華「珉亭(みんてい)」

お店に到着。

おー、見た目は確かに星3つ。年季の入ったいい店構えだ。

入口の脇には、これまた年季の入ったショーケース。

そこには、

1番うまいもの あなたのオフクロの味

2番目は おやじのスネの味

3番目は 珉亭のソバの味

「世界で3番目にうまい」のキャッチがある。

おおっ、

汚いけど美味しいお店「きたなシュラン」の認定証!

 石田Pの人形も!

うーん、上司の言っていたとおりだ。

早速、入店待ちの列に並ぶ。

10分後、お店の方から、どうぞー!

それでは入店だ。

おっ、入口は自動ドア。

店構えとのアンマッチ感がおもしろい。

店内は、カウンター席主体に10席ちょっと。

上司によると、2Fに30、40席の座敷席もあるようだ。

店員さんから、こちらへどうぞーと言われた席につく。

注文は「ラーチャン」&ギョーザで!

そして、メニューを見る。

さすが、老舗の町中華。

魅力的なメニューがいろいろだ。

しかしここは、言うこと聞かないと、後が面倒。

上司の指示を守って、

チャーハンとラーメンのセット、そして餃子をガッツリだ。

店員さんに声をかけ、

半ラーメン(ラー)赤いチャーハン(チャン)のセットの「ラーチャン」

そして、ギョーザを注文する。

するとすぐに、小皿が到着。

んっ、キムチ?

店員さんは、はじめての客と気付いたのか、

これ、ラーメンに入れてもうまいですよ!と笑顔で説明。

いい感じの店員さんだ。ゴローさんもこんな感じだったのだろうか。 

そして、ほどなく、

半チャーハン、半ラーメン、ギョーザが続々登場!

おー、いい感じのボリューム感!

まずはラーメンからいただこう!

それでは、いただこう!

まずは「ラー」から。

スープをすくって、すすっといただく。

おっ、町中華の定番、鳥ガラ、豚ガラ&化調系。

あっさり薄口醤油に、なつかしさ覚える味わいだ。

そして、レンゲをおはしに持ち替え、麺をすすり込む。

細めで、やわかめ、優しい麺だ。

昔、近所のラーメン屋で食べたあの味わい。

なんだか、ほっこりする。 

これが噂の「赤いチャーハン」!

それでは「チャン」、「赤いチャーハン」をいってみよう。

確かに、赤い!

店員さんに聞くと、赤色はチャーシューの食紅由来らしい。

「そうなんですかー」とは言ったものの、若干の戸惑いを覚える。

えいっ、と一口。

おおっ、うまい!うまいじゃないか、コレ!

色からは想像できない、やさしく、ふくよかな味わい。

パラっと、しっとりの中間な仕上げもいい。

さらに「ラー」のさっぱり系スープが、この「チャン」にメチャ合う!

そして「半チャーハン」と言うが、結構なボリュームがまたうれしい。

本能のまま、マシーンのように「ラー」、

そして「チャン」を繰り返す。

そしてぷっくり餃子も!

そして一時停止、「餃子」をつまむ。

おっ、ぷっくりギョーザ!

外のショーケースにあった、縮んだサンプルとは大違いだ。

口を大きく開いて、パクッとすれば、野菜&お肉パンパン。

ジューシーな野菜&肉汁が口の中にあふれ出る。

「餃子」のうまさに、おはしにレンゲが止まらない。

おはしで麺をすくって、すすり込む。

レンゲで赤いチャーハンをすくって、ほおばる。

そして返す刀でスープもいただき、

再び大きく口を開いて、餃子をぱくりっ!

特製キムチも楽しむ

う~ん、なんだかメチャ楽しい♪

おっと、ひとつ忘れていた。

珉亭おすすめ品、江戸っ子ラーメンにデフォでつく特製キムチ(辣白菜)

これをおはしでつかんで、

ポトンとオン・ザ・ラーメン。

軽くなじませ、キムチ&麺で、ワシっといただく。

おー、やさしい麺がガーリックのきいたやんちゃな麺になる。

ゴマ油も使っているのだろう、コクのある旨辛系。

白菜の軽快な食感もナイス、

ますます、おはしに、レンゲが止まらない。

そして、上司からのミッションをコンプリート。

おいしくお腹いっぱい、ラーチャン&ギョーザを完食!

ごちそうさまでしたー!大満足でお店を出た。

シモキタで愛され続ける名店

当店は、創業60年。

「きたなシュラン」の「きたな」は、「相当古い」「相当年季が入っている」の意。

お客さんは、男性客だけではなく、カップル、女性ひとり客もいる。

男女、年代を問わず人気のお店だ、

そしてラーメンやチャーハンではなく、入店即「生姜焼き定食」を頼む常連さんもいる。

まさに「近所の町食堂」でもあろう。

近くの雑貨屋さんに行けば、

珉亭グッズも揃っている。

まさしく、シモキタを代表する昭和レトロな町中華。

間違いなく、シモキタで愛され続けている名店のひとつだろう。

訪問できたよかった。

行ってこいと指示をした、いや、おすすめしてくれた上司に感謝だ。 

お店の案内

【珉亭/みんてい】

 世田谷区北沢2-8-8 下北沢駅徒歩4分

 03-3466-7355

 11:30~22:00 月曜定休

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

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