【新宿中村屋】もうすぐ100年カレー!since1927、伝統の「純印度式カリー」をいただく!
新宿で、since1927、伝統の「純印度式カレー」をいただく。
お店は、新宿紀伊国屋、新宿高野と並ぶ新宿老舗御三家のひとつ、新宿中村屋だ。
目次
1901年(明治34年)創業の老舗「新宿中村屋」
丸ノ内線、新宿三丁目駅の改札を出る。
そのまま地下道を歩くと、すぐに新宿中村屋ビル。
さすが、御三家。地下のエントランスも風格がある。
レストランは、B2FのManna(マンナ)。
階段を降りて、B2Fに向かう。
B2Fに到着。
入口前には、ラス・ビハリ・ボーズに関する年譜。
純印度式カレーは、このインド独立運動の志士、ラス・ビハリ・ボーズ氏により伝えられた。
店内
それでは、入店しよう。
すぐに、いらっしゃいませ!
店員さんに笑顔で迎えられる。
店内は広く、100席はあるだろう。
私は、店員さんに案内されて席につく。
メニュー
そして、テーブルメニュー。
表紙の下には、さすが老舗。
1927年(昭和2年)当時のメニューだ。
純印度式カレーの値段は80銭。
聞けば、当時、町の洋食屋さんのカレーは10銭台が主流。
割高な料金は、いかに純印度式カレーの人気が高かったの証明でもあろう。
おっと、それより注文だ。
メニューを開く。
左のページを見ると、
<おすすめ>中村屋純印度式カリー
<おすすめ>コールマンカリー
<数量限定>ベンゴールカリー(ビーフ)
コールマンカリーは、ヨーグルト、トマト、ホールスパイスで仕上げたまろやかな辛さの鶏肉カレー。
1959年(昭和34年)の発売以来の60年以上のロングセラーだ。
中村屋純印度式カリー、コールマンカリー
おすすめが2つ並ぶと、つい迷ってしまう。
右のページを見れば、ハーフ&ハーフのよくばりセットもある。
しかしここは初志貫徹、コスパも鑑み、
恋と革命の味「中村屋純印度式カリー」にしよう。
店員さんに注文を伝えて、しばし待つ。
ちなみに『恋と革命の味』のキャッチは、
純印度式カレーを伝えたラス・ビハリ・ボーズ氏がインド独立運動の志士であったこと。
そして氏が中村屋創業者の長女と結ばれたことが由来のようだ。
カレー以外も魅力的、老舗新宿中村屋のメニュー
料理を待つ間、メニューの続きも拝見しよう。
まだまだあるロングセラー。新宿中村屋はカレーだけではない。
四川麻婆豆腐、五目焼きそば、ボルシチ、ナポリターノ、伊府麺(イーフーメン)、鳳絲麺(ホンスーメン)
そして、こちらは洋食メニューだ。
オムライス、和風ハンバーグ、ビーフシチュー
こっちは、点心、アラカルト系だ。
中村屋と言えば、肉まん(中華まん)を日本に広めた立役者だが、肉まんはメニューにないようだ。
そして、ドリンク・アルコールメニュー。
スパイスを使った濃厚なミルクティーや、中村屋監修のクラフトジンジャーエールもある。
そして最後は、クリーム白玉あんみつもラインアップされたデザートメニューだ。
爽やかスパイシー、20種類のスパイスが見事に調和!お肉は骨付きジューシーチキン!
そしてメニューを閉じると、お待たせしましたー!
う~ん、スパイシーないい香り♪
純印度式カレーは20種類のスパイスを使用。
お肉はもちろんビーフではなく、鶏肉。
骨付きの鶏肉がゴロっと入っている。
そして、ライスはカレーをかけやすいよう平たいお皿に盛られ、
そして、花らっきょう、アグレッツィ、オニオンチャツネ、マンゴーチャツネ、レモンチャツネ、粉チーズ。
アクセント、味変を楽しむ6種類の薬味、付け合わせだ。
それでは、いただこう!
ポットからカレーとチキンをすくって、オンザライス。
そして、スプーンを持ち替え、パクリっ!
う~ん、爽やかスパイシー♪
巧みなスパイスブレンド、隠し味のヨーグルトに、20種類のスパイスが見事に調和。
そして一皿に丸々一個を使うという、淡路島産の大きな玉ねぎ。
あめ色になるまで炒められ、長時間煮込まれて深いコクを出す。
さらに、鶏からとったブイヨンが旨みにとろみを加えている。
そして、これにややカタめに炊かれたライスがベストマッチ♪
骨付きチキンもやわらかジューシー♪
スパイシーソースをまとって、サイコーの味わいだ。
さすが、愛され続ける伝統のカレー、SINCE1927もうすぐ100年カレー。
今日もたまらない!
骨付きチキンのゴロゴロ感を楽しめるのも、純印度式カリーならではだろう。
ちなみにチキンは、もも肉、胸肉両方が使われている。
肉質の良さはもちろんながら、ふたつの味わいが楽しめるのもいい。
よし、そろそろアクセント、味変も楽しもう。
まずは、ひと皿目。
花らっきょう、アグレッツィ、オニオンチャツネを楽しむ。
らっきょうは福神漬けとともに、カレーの無二の親友だ♪
アグレッツィは、きゅうりの酢漬け。歯ごたえナイス、お口すっきり、気分爽快だ♪
玉ねぎを唐辛子で漬けたオニオンチャツネは、辛さにほのかな甘みで、カレーが進む!
そして、二皿目。
今度は、マンゴーチャツネ、レモンチャツネ、粉チーズ。
マンゴーなどをワインビネガーで漬けたマンゴーチャツネはキレのある酸味、
レモンをスパイスで漬けたレモンチャツネは爽やかな酸味、これまたカレーが進む!
そして粉チーズをササッとかければ、マイルド&スパイシー、めちゃ楽しい♪
たまらず、ポットに残ったカレーをライスに全部がけ!
スパイシー&ジューシーなチキンがますますうまい!
そして、ジャガイモ。
ほくほく感がめちゃナイス♪
もはや、私のスプーンは止まらない!
どんどんいただき、あっという間に完食。
ごちそうさまでしたー!
お店の案内
【新宿中村屋 manna(マンナ)】
新宿区新宿3-26-13
03-5362-7501 新宿駅3分
11:00-22:00 日祝21:00まで
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
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