【珉亭(みんてい)】噂の赤いチャーハンとラーメンのラーチャン!ぷっくり餃子といただきました!

今日は、噂の赤いチャーハン。下北沢の町中華に行く。創業60年の老舗は、「孤独のグルメ」のゴローさん、松重豊氏の若かりし頃のバイト先。とんねるずのみなさんのおかげで「きたなシュラン」星3つ獲得などレジェンドな歴史を持つ。

創業60年、下北沢の老舗町中華「珉亭」

下北沢駅から3、4分で、お店に到着。

確かに見た目は「星3つ」。年季の入ったいい店構えだ。

入口の脇には、これまた年季の入ったショーケース。

左端を見ると、「世界で3番目にうまい」!?

その下には、

1番うまいもの あなたのオフクロの味

2番目は おやじのスネの味

3番目は 珉亭のソバの味

う~ん、いいセンスじゃないか。

そして、右端を見れば、

石田Pの人形!

さらに、汚いけど美味しいお店、「きたなシュラン」の認定証だ!

 う~ん、ますますいい感じじゃないか。

早速、入店待ちの列に並ぶ。

10分後、お店の方から、どうぞー!

それでは入店だ。

おっ、入口は自動ドア。

店構えとのアンマッチ感がおもしろい。

店内は、カウンター席主体に10席ちょっと。

2Fに30、40席の座敷席もあるようだ。

店員さんから、こちらへどうぞーと言われた席につく。

注文は「ラーチャン」&ギョーザで!

そして、メニューを見る。

表は、麺類メニューだ。

チャーハンは裏面か。

メニューをひっくり返すと、

「赤いチャーハン」とは書かれていないが「チャーハン」はあった!

よし、注文だ。

と思ったが、枠囲みされた「サービスセット」に目が止まった。

ラーチャン!

ラーメンとチャーハンとセットだ。

当店では、ラーメンとチャーハンのセットを「半チャン」ではなく「ラーチャン」と呼ぶのか。

やはり、町中華と言えば、半チャン、いやラーチャンだ。

ラーチャンは3種類。

①半ラーメン、半チャーハンのーチャン」

②ラーメン、半チャーハンのラーチャン・メン大」

③半ラーメン、チャーハンのラーチャン・チャン大」

珉亭一番のサービスセットは②ラーチャン・メン大のようだが、①ラーチャンでいっておこう。

何故なら、せっかくの老舗町中華。餃子もいただきたい。

店員さんに声をかけ、

ラーチャンとギョーザ、お願いしまーす!

するとすぐに、小皿が到着。

んんっ、キムチは頼んでいないが?

店員さんは、はじめての客と気付いたのか、

これセットでついています、ラーメンに入れてもうまいですよ!と笑顔で説明。

いい感じの店員さんだ。「孤独」のゴローさんもこんな感じだったのだろうか。 

そして、ほどなく、

半チャーハン半ラーメンギョーザが続々登場!

おー、いい感じのボリューム感!

まずはラーメンからいただこう!

それでは、いただこう!

まずは「ラー」、ラーメンから。

スープをすくって、すすっといただく。

おっ、町中華の定番、鳥ガラ、豚ガラ&化調系。

あっさり薄口醤油に、なつかしさ覚える味わいだ。

そして、レンゲをおはしに持ち替え、麺をすすり込む。

細めで、やわかめ、優しい麺だ。

昔、近所のラーメン屋で食べたあの味わい。

なんだか、ほっこりする。 

これが噂の「赤いチャーハン」!

それでは「チャン」、「赤いチャーハン」をいってみよう。

確かに、赤い!

店員さんに聞くと、赤色はチャーシューの食紅由来らしい。

「そうなんですかー」とは言ったものの、若干の戸惑いを覚える。

えいっ、と一口。

おおっ、うまい!うまいじゃないか、コレ!

色からは想像できない、やさしく、ふくよかな味わい。

パラっと、しっとりの中間な仕上げもいい。

そして「半チャーハン」と言うが、結構なボリュームがまたうれしい。

本能のまま、マシーンのように「ラー」、

そして「チャン」を繰り返す。

そしてぷっくり餃子も!

そして一時停止「ギョーザ」をつまむ。

おっ、ぷっくりギョーザ!

外のショーケースにあった、あの縮んだサンプルとは大違いだ。

口を大きく開いて、パクッとすれば、野菜&お肉パンパン。

ジューシーな野菜&肉汁が口の中にあふれ出る。

「餃子」のうまさに、おはしにレンゲが止まらない。

おはしで麺をすくって、すすり込む。

レンゲで赤いチャーハンをすくって、ほおばる。

そして返す刀でスープもいただき、

再び大きく口を開いて、餃子をぱくりっ!

特製キムチも楽しむ

う~ん、なんだかメチャ楽しい♪

おっと、ひとつ忘れていた。

珉亭おすすめ品、江戸っ子ラーメン。これにデフォでつく特製キムチ(辣白菜)

これをおはしでつかんで、

店員さんに教えてもらった通り、ポトンとオン・ザ・ラーメン。

軽くなじませ、キムチ&麺で、ワシっといただく。

おー、やさしい麺がガーリックのきいたやんちゃな麺になる。

ゴマ油も使っているのだろう、コクのある旨辛系。

白菜の軽快な食感もナイス、

ますます、おはしに、レンゲが止まらない。

おいしくお腹いっぱい、ラーチャン&ギョーザ完食!

ごちそうさまでしたー!大満足でお店を出た。

シモキタで愛され続ける名店

創業60年の当店。

お客さんは、男性客だけではなく、カップル、女性ひとり客もいる。

男女、年代を問わず人気のお店だ、

そしてラーメンやチャーハンではなく、入店即「生姜焼き定食」を頼む常連さんもいる。

ご近所さんにとっては、まさに「近所の町食堂」でもあろう。

近くの雑貨屋さんに行けば、

珉亭グッズも揃っている。

まさしく、シモキタを代表する昭和レトロな町中華。

シモキタで愛され続けている名店のひとつだろう。

お店の案内

【珉亭(みんてい)】

 世田谷区北沢2-8-8 下北沢駅徒歩4分

 03-3466-7355

 11:30~22:00 月曜定休

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

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