【味噌屋 八郎商店 新宿】さすがなんつッ亭、秘伝のマー油の味噌ラーも、ガツンと「うまいぜベイビー!」
新宿西口。ラーメン店の並ぶ路地に入ると、なんつッ亭の味噌専門店「八郎商店」。
目を引く「うまいぜベイビー」のデッカイ看板!
日本人と味噌との相性からか。それともなんつッ亭のブランド力なのか。
その看板に吸い込まれるように入店する。
お店に入るとすぐに券売機。
味噌らーめん、辛味噌らーめん、トマト味噌らーめん、カレー味噌らーめん!
魅力的な味噌ラーのラインアップだ。
さて、どれにするか。
でもここ2、3週間、味噌ラーを食べていない気がする。
久しぶりの味噌だ。ここはベーシカルな「味噌らーめん」でいっておこう!
「味噌らーめん玉子入り」のボタンを押す。
店内はカウンターのみ。紙エプロンも用意されている。
着席して店員さんに食券を渡す。
並みと大盛りは同一料金。もちろん「大盛り」をお願いする。
そして待つこと10分ほどで「お宝」が登場!
おー、「褐色&黒い恋人」!
なんッ亭のお約束!こがしニンニクとごま油、黒い「マー油」が、味噌のスープのまわりをぐるんと囲む!
そしてトッピングされた、チャーシュー、炒めモヤシが食欲中枢を刺激。白い玉子はグットな色のコントラストを醸し出す!
うまそうっ!なんつッ亭らしい、なんつッ亭ならではの味噌ラーだ!
よし、いただこう!
しかしマー油をスープとまぜる前に、やはりマー油の「存在」を確認したくなる。
マー油をレンゲですくってみる。
おー!黒いマー油との至近距離での再会を楽しむ。
そしてマー油を軽くスープになじませ、レンゲでひとすくい。すすっ!
ん~、すっごくいいっ!
ほのかな豚骨を感じさせつつも、圧倒的存在感の濃厚味噌!
そしてそれらを、奥深い味わい、秘伝のマー油が包み込む!
さらに、ピリッとした辛味と、隠し味のチャツネの優しい甘みがいいアクセント!
うーん、いい出来栄え!
保守本流の札幌味噌ラーメンとはちょっと違う、まさしく「アバンギャルド」な、なんつッ亭ならではの味噌ラーだ!
よし、麺もいただこう。
味噌ラーにぴったりの中太麺なのがうれしい!すすっ。
おー、もちもち感がいっぱいでコシもある!
そんな麺がまとう濃厚スープは、ひき肉から出た肉の旨みもいっぱい。すごくいい感じだ。
そして、チャーシューもパクリ!
ホロッホロ~っとしたチャーシュー!パンチのある濃厚味噌にベストマッチ!
こんもりと盛られた炒めモヤシもいただこう!
炒めたばかりだから、シャッキシャキ!爽快な食感を楽しめ、いい口直しにもなる!
ここでまた濃厚味噌スープをごくり。そして、麺をすすっ。これを繰り返す!
そして玉子もぱくりっ!
濃厚スープによく合う、プレーンな半熟玉子はいいバランス!
すべての味わいを確認!はしは止まらず、麺もトッピングもすぐに完食!
ふー、最後は、スープの一気飲みでしめよう!
丼ぶりを両手をつかんで、大きくひと口、ゴクリ。
うまいっ!
一気飲みしたいが、やはりもったいないので、丼ぶりをいったんテーブルに置く。
すると目に入ったのは「味噌屋 八郎商店」の文字。
なんとなく「予感」がしたので、丼ぶりを180度回転させてみる。
やはりあった。
うまいぜ、ベイビー!
今でも通じるナイスなキャッチ!
これを確認して、スープを飲み干す。
ふー、なんつッ亭ならでは「アバンギャルド」な味噌ラー!
うまかったー!ごちそうさまでしたー!
【味噌屋 八郎商店】
新宿区西新宿7-5-5
新宿西口駅3分
新宿駅7分
03-6304-0420
11:00-23:00
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
※「うまいぜベイビー」は、なんつッ亭代表の古谷氏の口癖、謳い文句。書籍まで出していました。でも短文ですべてを表現する「ロックンローラー」のダイナニズムは永遠に不滅。いつになっても名文句かもしれません。
※そう言えば、カウンターにある「夫婦円満餃子」って、どんな餃子なんでしょうか?気にはなっているのですが、まだ食べたことがありません。今度トライしたいと思います。
【地 図】
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