【とんかつ やまいち】神田の名店で、ロースかつ定食!今日も見事な揚げっぷり、味わい、ボリュームに大満足!

神田淡路町の交差点で信号待ち。

 

そろそろお昼。さて、今日は何にしようか。

 

そうだ、「絶品のとんかつ」をいただこう!

 

東京を代表するとんかつ屋さんのひとつと言われる「やまいち」

 

ここからなら、すぐそこだ。

 

信号が青に変わり、靖国通りを渡る。

 

そして、歩いて1、2分ほどでお店に到着!

 

 

すぐにお店に入りたいところだが、しばし入店待ち。

 

名店や人気店、こればかりは仕方がない。

 

10分ほど待った後、のれんをくぐって入店する。

 

 

シックで落ち着いた感じの店内。

 

奥にカウンター席、中央に大テーブル、壁側に2人掛けテーブルで、10席ほど。

 

 

お客さんは男性客7、女性客3ぐらいの割合だろう。

 

私は、お店の方に案内され、中央のテーブル席につく。

 

 

そして、テーブルのメニューを見る。

 

 

特ヒレ  2,300円

特ロース 2,200円

ヒ レ  1,700円

ロース  1,600円

 

決して、安い値段ではない。

 

しかし、いいものは安くないのが当たり前。

 

また、3,000円前後のとんかつをメニューに並べる店も他にはある。

 

そう考えると、名店のとんかつとしてはリーズブル、良心的な価格帯だろう。

 

とは言っても、サラメシの私。選ぶのは、特ヒレでも特ロースでもない。

 

いつものやつ、それは当店スタンダードのロース

 

しかし、スタンダードと言っても、「やまいち」のスタンダード。

 

十分、いや十分すぎる旨さ!

 

普通のお店の上ロース、特ロースに匹敵、いやそれ以上かもしれない。

 

そして「やまいち」のカツはみな、しっかり150グラム

 

でもスタンダードでも、差異のない、ボリューム感!

 

さあ、注文だ。

 

今日も、ごちそうを待つ子供のような笑顔で「ロースかつ定食」を注文する。

 

「お宝」を待つ間、出されたお茶をいただく。

 

「やまいち」のお茶は、緑茶でも、ほうじ茶でもなく、そば茶

 

 

これがカツによく合う。

 

そして、一緒に出されたお新香もいただく。

 

 

う~ん、いい感じの漬け具合。おはしが進む。

 

おっと、いただき過ぎないよう注意しなければ。

 

何故なら、これまたカツよく合う。キープしておくと、後で楽しみが広がる。

 

そば茶のようにおかわりはできないから、セーブしておくのが得策だ。

 

ふと、厨房を見ると、店主が優しくも、鋭く厳しい「仕事人」のまなざし。

 

そう、今の当店、店主は女性

 

惜しくも亡くなられた先代の奥さま。

 

先代の味と技を、寸分違わず、見事に引き継ぐ。

 

そして、店員さんは2名。2名とも女性。

 

女性ならではの機転、気配りが気持ちいい!

 

そして待つこと10分ちょっとで「お宝」登場!

 

 

おおー、今日も美しいきつね色

 

 

よし、いただこう!

 

まずは、お味噌汁からいただく。

 

三つ葉お豆腐の入った赤だしなめこ汁、これをすすっと!

 

 

う~ん、いい味、いい出汁、幸せ気分!

 

やまいちの赤だしは、ほんとうまい!

 

そして、カツをいただくテンションをさらに高めてくる。

 

さあ、それではお待ちかねのカツにいこう!

 

 

やまいちのカツは、お皿の上に直接盛られている。

 

カツをのせる、ステンレス製の皿網は使わない。

 

これは名店だからこそ成せる業だろう。

 

皿網は、カツからこぼれる油や、きゃべつから出る水などに、カツがふれないようにするもの。

 

しかし名店のカラリと揚がったカツ、しっかり水切りされたきゃべつには、それは無縁の長物。

 

やはり名店の「カツ」は違う。

 

それでは、そのカツ、しっかりと満喫させていただこう!

 

ソースに、塩に、おろしなど、調味料も充実している「やまいち」。

 

しかし、最初は何もつけずにいただく。カツのうまさをダイレクトに楽しむ!

 

左端から2番目のカツをはしでつかむ。

 

 

厚さ3cmもあろうかの肉厚カツ

 

赤身7脂身3のいいバランスのロースカツ

 

これをそのままいただく、パクリっ!

 

くぅー、うまいっ!

 

見事にカリッと揚がった衣、薄手で粗めの衣!

 

肉厚のカツは、とてもやわらか

 

噛みしめると、お肉の旨み脂の甘みが口の中いっぱいに広がっていく。

 

ごま油いい風味も鼻をそっと抜けていく。

 

う~ん、今日もすばらしい!

 

見事な揚げっぷり、見事な味わい

 

いつ食べでも、やまいちのカツは違う!うまいっ、うま過ぎる!

 

勢い、ごはんをかき込む。

 

 

う~ん、カツ白いごはんは、サイコーの組み合わせ!

 

そして、赤だしもいただく!

 

 

う~ん、超幸せ~!ニッポン人でよかったー!

 

よーし、お次はでいってみよう!

 

 

フタを開けると、ピンク色がかった岩塩

 

 

う~ん、「やまいち」の塩の色だ!

 

これをカツにササっとふる。

 

 

おー、雪化粧をした山のごとく、カツが美しい。

 

 

そしてそれを、ぱくりっ!

 

くぅー、これまたうまい!

 

が、お肉の旨み脂の甘みをさらに引き出す!

 

たまらず、またごはん

 

 

そして、また赤だしも!

 

 

う~ん、いいリズムだ!

 

よし、塩の次は、特製ソース

 

 

木のフタあけ、スプーンソースすくう。

 

 

それを、カツの上にサァーとかける!

 

 

おー、食欲中枢をワシづかみするいい色合い!

 

すぐにソースがかかったカツをつまんで、ぱくりっ!

 

 

くぅー、これまたうま過ぎっ!

 

旨みたっぷりの特製ソース。

 

そしてやや辛めのソースだから、塩と同じくお肉の旨み脂の甘みを巧みに引き出す。

 

しかし引き出すのが、塩とは違った角度からだから、楽しさもいっぱいだ。

 

そして、今度はきゃべつをいただく!

 

 

サウザン系の特製ドレッシング

 

 

これをきゃべつの上で、軽く2回転!

 

 

おはしで多めにきゃべつをつかみ、大きな口でぱくりっ!

 

う~ん、ごまの甘さ感じる、特製ドレッシングのいい味わい!

 

ほのかな甘さ感じるきゃべつのシャッキシャキ感は今日もサイコー!

 

そして、再びカツに戻る!

 

今度はレモンを軽くしぼって!

 

 

くぅー、うまい!

 

ごはんが進む、どんどん進む!

 

 

キープしておいたお新香も、いただく!

 

 

うまいっ!おはしが止まらない!

 

 

そして、ごはんがなくなり、動きが一時とまる。

 

すぐに店員さんに声をかけ、おかわりをお願いする。おかわり無料はありがたい。

 

ごはんを待つ間、テーブルにある黒い小つぼをロックオン!

 

よし、次はこれでいこう!

 

 

そして、おかわりごはんが登場!

 

魂のゴングが鳴り、再び「とんかつファイト」が始まる。

 

小つぼのフタを、ぱかりっと開ける。

 

 

中に入っているのは「おろし」

 

木のスプーンでおろしをそっとひとすくい。

 

それを、カツの上にポトン!

 

 

そして、おろしが下にくずれ落ちないよう、上手にカツをつかんで、ぱくり!

 

 

う~ん、うまいっ!

 

カツおろし!あっさりとした「和」な組み合わせも、たまらない!

 

おかわりごはんを一気にかき込む。

 

そして間髪開けずに、ソース&からし

 

 

すぐに、おはしでつかんで、ぱくりっ!

 

 

ぱくりっ!

 

くー、からしのアクセントがサイコー!

 

またまたごはんをかき込む!

 

そしてカツもあと2キレ。エンディングが近づく。

 

最後は、か、ソースか、おろしか。

 

よし、今日はで〆よう!

 

やまいちの塩、ピンク岩塩でいこう!

 

 

ひとすくいを、ササッとカツにふる!

 

 

そして、ひとキレぱくりっ!

 

うまっ!すぐに、ごはんをかき込む!

 

そして最後のひとキレにのぞむ。

 

軽く深呼吸をしてから、ぱくりっ!

 

うまいっ!

 

そしてごはんを一気に食べあげ、完食!

 

 

ふー、うまかったー!

 

今日も、名店の見事な揚げっぷり味わいボリュームに大満足!

 

最後にそば茶をいただき、ごちそうさまでしたー!

 

 

【とんかつ やまいち】

 千代田区神田須田町1-8-4

 03-3253-3335

 淡路町・小川町駅2分

 11:00-13:50 日月祝定休

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

【地 図】

 

 

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