【一向(ひたすら)】辛くて旨くて、香ばしい!麺はもっちり「辛焦がし味噌たん麺」いただきました!
お昼時、神保町駅に向かって歩いていると、ラーメン屋さん。
おっ、ここは駿河台下に移転した「ラーメン二郎」があったところだ。
上を見ると、
「辛」「焦がし」「味噌」「たん麺」、4つの魅力的なワードが並ぶ看板じゃないか。
足もとの立て看板を見ると、
味噌を焼いて香りを引き立たせたスープ
強火で豪快に炒めた野菜
独自の配合でブレンドした唐辛子
おー、いいじゃないか!
よし、ちょっと早いがお昼にしよう。
辛焦がし味噌たん麺、いただいてみよう!
入口に向かうと、となりに辛さの説明。
食券をお渡しの際に「お好みの辛さ」をお伝えください。
無 辛いものが苦手な方へ
微辛 辛いものに自信がない方へ
少辛 ある程度辛いものが大丈夫な方へ
普通 辛いものがお好きな方へ
辛口 辛党の方はまずはここから
火辛 かなり辛党の方へ
激辛 すごく辛いものが大好きな方へ
極辛 めちゃくちゃ辛いです!
遊び半分はやめましょう
辛さは8段階。う~ん、どれにするか?
辛いもの好きの私としては、「辛党の方はまずはここから」の「辛口」あたりか。
しかし、初訪問のお店だ。辛さのレベルがわからない。
ここは「辛いものがお好きな方へ」の「普通」でいってみよう。
よし、辛さは決まった。入店しよう!
のれんをくぐってお店に入ると、すぐ右に券売機。
一番左にスタンダードの「辛焦がし味噌たん麺」。
その右には、特製、味玉、野菜増し、パクチー、チャーシュー、辛ネギ。
いろんなメニューが並んでいる。
しかし、これも初訪問。
無難に、スタンダードに味玉付き「味玉焦がし味噌たん麺」でいこう!
食券、そして紙エプロンを取って店内に進む。
店内はカウンター席で7席ほど。
空いている席について、食券を大将に渡す。
すると大将は、辛さはいかがいたしましょう?
私は笑顔で、「普通」でお願いしまーす!
すると大将、普通でも結構辛いですが、大丈夫ですか?
ええっ、「普通」は「辛党の方はまずはここから」じゃなかったの。
しかし、自称辛党、ヨワッチながらもニッポン男子の私。
大丈夫です!「普通」でお願いします!
と、ちょっと噛みながらも、大将の目を見ながら回答。
紙エプロンを首に巻き「お宝」を待つ。
目の前には、鍋を振る大将の頼もしい後ろ姿。
町中華のような、カンカンいい音が、店内に響く。
おおー、ファイヤー!
具材を炒め、焦がす鍋から勢いよく炎があがる。
いいじゃないか、この躍動感!
そして、お待たせしましたー!
おー、まさしく黒光り、焦がしのきいたブラックスープ!
その上には、こんもりモヤシの山!
山のテッペンには、薬味の青ネギと、追い唐辛子が、
高山の頂に積もる初雪のごとく、トッピングされている。
山の脇には、壁に立て掛けられたサーフボードのごとし、
ほんのりピンク色の大判チャーシューが、魅力的な姿でもたれかかっている!
ブラックスープに浮かぶ白い玉子も、ぐっと来る!
さらに、焦がしの、香ばしい香りがたまらない!
う~ん、我慢できない。いただこう!
レンゲで、スープをひとすくい。
おっ、黒い表面の下は味噌ブラウンか!
ブラック&ブラウン、いい感じの色合い、混ざり具合だ。
これを、すすっ!
おおっ、からっ!
唐辛子の辛さがガツンと来た!
そして、その直後、おおっ、うまっ!
濃厚な味噌の味わいが口の中に広がり、香ばしい香りが鼻を抜けていく。
おー、焦がし味噌!いいじゃないか!
続いて、少しちぢれのある中太麺を、すすっ!
う~ん、もっちり~!
スープの持ち上げ、絡みも、なかなかいい!
やはり、味噌には、もっちり中太麺がよく似合う!
そしてたん麺、野菜もいただこう。
もやしをガサっとつかんで、ぱくりっ!
うふぉー、シャキシャキ~!
辛くて濃厚なスープにぴったりの、みずみずしさ!
そして、大判チャーシューをおはしでつかむ。デカっ!
大きく口を開いて、パクリっ!
おー、やわらか~!肉々感があって、ジューシ~!
分厚いタイプではないが、これだけの大きさがあると、食べ応えに文句なし!大満足!
勢い、再び麺をすくって、一気にすする!
辛さのおかげで、小麦感がより引き立つ!
そしてまた、野菜をガサっと、パクっと!
もやしも、キャベツも、香ばしさがいい感じ!
さらに「禁断のスープ」も、すすっと!
からっ!うまっ!
まさしく、やめられない、とまらない、だ!
そして、辛さの最前線、シビレ覚える唇が、玉子を求める。
その指示どおりに、おはしは玉子をつかむ。そして、パクリっ!
おー、トロっと、いい感じ!
辛さの中に、オアシス、やさしさ大発見!
このスープに、トロっと半熟玉子はベストマッチだ!
おはしの勢いが、さらに加速する。
もうおはしも、レンゲも止まらない!
辛さと、旨さと、香ばしさを楽しみながら、一気に完食!
最後に、お水を飲み干し、ごちそうさまでしたー!
席を立つと、大将が「辛さは大丈夫でしたか?」と感じのいい接客。
はい、ちょうどよかったです、また来まーす!
と、唇のかすかなシビレとともにお店を出る。
その瞬間、1枚の貼り紙が目に入った。見ると、
数量限定「天辛」!※危険な辛さです!
辛さ8段階の一番上の「極辛」を越えるレベルか!?
さらに見ると、
注文前に必ずお読みください。
★普通の人は頼まないでください。
★決して無理はしないでください。
★罰ゲームなどに使わないでください。
★体調管理は自己責任でお願いします。
★スープ等が目にはいらないようお気を付けください。
★上記をご了承の上ご注文ください。
んんっ、なんだこれは。
一体、どんなツワモノが注文するのだろう。
しかし私は、ちょっとヨワッチながらも、普通の辛党。
次回は、また「普通」を楽しもう。
いや、ちょっと冒険して「辛口」にしてみようか。
【辛焦がし味噌たん麺 一向】
千代田区神田神保町2-4-11
03-6910-0908
神保町駅3分
11:00-15:00 17:30-21:30
土・祝11:00-15:00 日曜定休
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
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