【ランチョン】ふんわり玉子にケチャップライス!1909年創業の老舗で伝統のオムライス!
神田神保町。古き良き「喫茶店のナポリタン」の代表格。
それは、「さぼうる」(→うまログ 第314話)だろう。
それでは、「洋食屋さんのオムライス」の代表格は?
それは、こちらであろう。
創業1909年の老舗ビヤホール&洋食屋さん、ランチョン!
目次
神保町の老舗ビヤホール&洋食屋さん「ランチョン」
それでは、入店しよう!
内階段を上がって、2Fのお店に向かう。
踊り場には、創業から今に至るお店の写真に、昔懐かし10円玉のピンク電話。
ノスタルジーな雰囲気も楽しみながら、2Fのお店に到着。
店内は広く、100席ぐらいだろうか。
老若男女、客層も広く、さすが老舗、人気のお店。
そして私は店員さんに案内されて、席に着く。
伝統の「オムライス」を注文!
テーブルメニューを手に取り、それを開く。
左はビールメニュー。
料理メニューは右のページだ。
魚料理、肉料理、ライス料理、パスタ、サンドイッチに、サラダと並ぶ。
そして私は、ライス料理の一番上、「オムライス」を注文する。
すぐにお水とドレッシングがテーブルに運ばれる。
おっ、人気の絶えないランチョン自家製ドレッシング!
にんじん色ながら、これはトマトドレッシング。
今日もサラダにしっかりかけて、おいしく楽しもう!
ランチョンの由来
そして料理を待つ間、「ランチョンの名前の由来」にも目を通す。
「ランチョン」は英語で、luncheon。
ちょっと気取ったlunchという意味。
創業当初、当店に店名はなかった。
この界隈に西洋料理店は当店のみ。
店名がなくても「洋食屋」で通っていた、というからすごい。
しかし、店名がないのも不便と、
ハイカラだった音大(現芸大)の学生たちが「ランチョン」と命名してくれたそうだ。
ランチョン、老舗洋食屋さんの歴史を感じる名前だ。
真っ赤なトマトソースが映えるオムライス!さらにトマトドレッシングで彩りも豊かに!
と思っていると、お待たせしました!
お待ちかね、ランチョンの「オムライス」の登場だ。
ふんわり玉子につつまれた、ケチャップライス。
その美しいフォルムの上から、真っ赤なトマトソースがしたたり落ちる。
そして、キャベツにパセリで、黄、赤、青の彩りだ。
それでは、昔ながらの保守本流、いただこう!
おっと、その前に、トマトドレッシングだ。
これをひとすくい。
キャベツの上にかける。
おー、ますますいい色合い!
それでは、いただきます!
スプーンをオムライスの中央に差し込む。
パカリっ!
そして、ひと口サイズをスプーンにすくって、パクリっ!
うまいっ!
しっとり仕上げられたやわらかな玉子に、
ほのか爽やかなトマトの酸味のケチャップライス&ソース!
サイコーの組み合わせ、サイコーの旨さと食感が口の中に広がっていく。
ふんわりと仕上げられたケチャップライスには、
刻まれたベーコン、タマネギ、マッシュルーム。
味わい、食感、楽しさに幅があって、ウマうれしい!
さらに、トマトソースなしでいただけば、濃厚なバター!
隠し味のパルメザンチーズの味わいも存分に楽しめる!
今日もうまい、ランチョンのオムライス!
さすが老舗、創業100年を超える洋食屋さんのオムライス。
ブレることのないうまさだ。
そして、スプーンをフォークに持ち替え、キャベツもいただく!
おー、これ、これ、このドレッシング!
トマトドレッシングなのに酸味はなく、まろやか!
スッキリとしたコクのあるドレッシング!
この味わいは、ランチョンでしか味わえない!
オムライスも、ますますうまくなる!
スプーンが止まらない!
そして、あっという間においしく完食!大満足!
ごちそうさまでしたー!
会計を済ませて、階段を下りる。
ふと、踊り場で立ち止まる。
おっと、大切なことを忘れてしまった。
トマトドレッシング、お土産に買って帰らなければ。
お店の案内
【ランチョン】
千代田区神田神保町1-6
03-3233-0866
神保町駅1分
11:30-21:30
土曜11:30-20:30 日祝定休
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
ランチョンPHOTOギャラリー
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