【えびそば一幻 新宿】えび、えび、えび、リフレインがとまらない!札幌で食べたあの「一杯」がよみがえる!

14:00過ぎ。新宿西口を西武新宿駅方面に歩いていると、小ぎれいな感じのラーメン店。

 

 

看板を見ると「一幻」。一幻?札幌の一幻か?

 

さらによく見ると「札幌新名物 えびそば」。間違いない、あの一幻だ!

 

 

新宿にも出店していると聞いていたが、ここにあったのか!

 

札幌出張の時に食べた、あの衝撃的な「一杯」の記憶が、まざまざとよみがえってくる。

 

甘えびのアタマをどっさり煮込んだ、えびえびえび!の超濃厚芳醇なえびスープ

 

あのスープを、今ここで再び味わえるということか!

 

次のアポまで時間がある。小腹も空いている。よし、寄ってみよう!

 

すぐに入店し、券売機を見る。

 

券売機には、いろいろな「選択肢」が用意されている。

 

まずは、太麺細麺の選択。

 

 

ここは、札幌ラーメン。やはり「太麺」だろう。

 

次は「そのまま」「ほどほど」「あじわい」の選択か。

 

 

ん、んっ?、なんだこれは?

 

札幌で食べた時、こんなのあったか?

 

札幌で食べたのは2年ぐらい前。

 

濃厚芳醇なえびスープのインパクトは、「舌」が覚えているから、記憶は鮮明。

 

しかし、その注文方法となると記憶は曖昧。偏差値の高くない「頭」が覚えていない…。

 

んー、と思って数十秒固まっていると、店員さんが、笑顔でレクチャーをしてくれた。

 

ランチタイム過ぎの訪問でよかった。忙しいランチタイムだったら、とても迷惑な客だったに違いない。

 

店員さんによると、「そのまま」ストレートえびスープ「あじわい」とんこつスープブレンドしたもので、「ほどほど」その中間

 

おー、そういうことか。ここは「間」をとって「ほどほど」にしておこう。

 

店員さんにお礼を言って、再び券売機を見る。

 

まだボタンは押せない。

 

最後に、味噌醤油から、スープの種類を選択をしなければらない。

 

しかしこの選択はカンタン。

 

札幌ラーメンと言えば味噌、ここは「味噌」でいっておこう!

 

オーダー決定!「太麺、ほどほど、味噌」のボタンを押す。

 

 

 

私の計算が正しければ、組み合わせは、2(太麺・細麺)×3(そのまま・ほどほど・あじわい)×3(塩・味噌・醤油)18種類ということか。

 

ボタンの数を数えると確かに18個。

 

う~ん、注文方法を覚えていなかった「頭」だが、計算は大丈夫なようだ。

 

それにしても、お客さんの嗜好に合わせてよくぞここまで用意しているものだ。

 

券売機がなかったら、「大、ダブル、野菜、にんにく、からめ、油増し!」のような呪文が必要だったかもしれない。

 

券売機というのは、なかなかの優れものだ。

 

おっと、余計なことを考えていたら、さらに迷惑な客になってしまう。早く席につこう。

 

と思うと、再び店員さんが笑顔で席に誘導してくれた。

 

 

当店は奥に長いカウンター席清潔感があって気持ちがいい。

 

後ろを見ると、壁には芸能人、有名人の色紙がズラリと並ぶ。

 

さすが札幌の人気店!という感じだ。

 

そして、10分ほどで「お宝」が登場した!

 

 

おー、久しぶりお会いしました「えびそば」様!

 

はじけ散る「えび」かおりで、札幌で食べた、あの濃厚芳醇なえびスープの味わいがリフレインする。

 

そして「甘えび」を、色合いから彷彿(ほうふつ)させる赤い丼ぶりも札幌と同じだ。

 

「頭」は覚えていないが、「舌」「視覚」はしっかり覚えている。

 

えび、えび、えび、リフレインが止まらない。

 

「身体」は、我慢することなく条件反射。

 

すでに右手がレンゲをつかんでいる。

 

そのまますぐにスープをすくって、すすっ!

 

 

おっ、おっ、おー!

 

えび、えび、えび!来たぁー!

 

これぞ、唯一無二えびスープ、天下の一幻!

 

とんこつブレンドでマイルド感を出しながら、えび、えび、えびのインパクトは変わらない。

 

むしろ、とんこつでうまみの幅が広がっているかもしれない。

 

そしてもいく。すすっ。

 

 

んー、札幌ラーメンお約束の太麺は、安心感を覚える。

 

よし、一幻ならではの「えびの小料理」のトッピングもいただこう!

 

ますば、えび紅しょうがフレークを麺と一緒にいただく!

 

 

おー、はじけるえびと、爽やかな紅しょうがの風味と味わい!

 

サクサクした軽快な食感もたまらない!

 

そして次は、えびを焼いて、炒ったえび粉だ。

 

 

麺にからめて、すすっ。

 

う~ん、奥深いえびの味わい。これまた一幻ならでは!

 

そして奥ゆかしいのが、チャーシュー味玉

 

 

主役は「えび」ですと、自分の立場をわきまえ、存在感を控えめにしつつも、しっかり「自分」を主張する名脇役。

 

う~ん。これも一幻ならではのバランス!

 

そして、えびの油ラードであろう。それがスープの表面をうすく覆っているので、スープが冷めにくい。

 

さすが北海道、さすが札幌ラーメン!

 

最後までおいしくいただき、ごちそうさまでした!

 

いやー、うまかったー!寄り道してよかったー!

 

【えびそば一幻 新宿店】

新宿区西新宿7-8-2

新宿駅徒歩6分

03-5937-4155

11:00-23:00

※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

【地 図】

 

 

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