【麺や金時】さすがTRYな名店!鶏の旨みあふれる優しく華麗なる一杯!うま過ぎる「塩らぁ麺」いただきました!
練馬駅周辺での仕事を終え、会社のある下北沢に戻る。
でも、その前にちょっと寄り道。大江戸線ではなく、西武池袋線。江古田(えこだ)駅に向かう。
江古田と言えば、数々の有名人を輩出している、有名な日大芸術学部、日芸のあるところだ。
だが、今日の目的とそれとは、全く関係がない。
今日の目的は、絶品塩ラーメン!
さっき、練馬の麺好き社長が教えてくれたお店に行く。
社長曰く、
ミシュラン、百名店はもちろん、トライな人気実力店!まずは、お店の看板メニュー「塩ラーメン」からいってみて。ホンモノのうまさを楽しめるよ!
とのことだった。
トライ(TRY)と言えば、ラーメン業界の最高権威。それが認める一杯、是非いただいてみたい!
西武池袋線の江古田駅を降り、足早にお店に向かう。
しばらくすると、右手に日芸のキャンパス。
しかし、まだお店は見えない。日芸を過ぎて、ずんずん歩く。
3分ほど歩くと、おっ、ここだ!
麺や 金時!お店に到着!
麺好き社長が、
駅からちょっと歩くよ。超有名店だけど、ハデハデしい看板はないから、見逃さないようにね。
と言っていた。
普段から、おっちょこちょいな言動で、迷惑をかけている私へのアドバイスだろうと思っていたが、その通り。
ハデハデしい看板類はなく、店名は、建物にペイントされた「麺や 金時」だけだ。
TRYなお店にも関わらず、おごることなく、この慎ましさ!
う~ん、すごくいいじゃないか!
よし、入店しよう!、とドアを開ける…
と同時に、お店の中から店員さんが出てきて、
すみません、満席です。お声がけしますので、こちらでお待ちください。
おっ、これは失礼した。
お店のルールを守り、外にあるベンチに座って待つ。
おっ、前を見ると、メニューだ。
塩らぁ麺
自家製海老団子と鶏モモチャーシューをのせた
鶏、本来の旨みを最大限に生かした一杯
醤油らぁ麺
ヒゲタ醤油の超特選醤油本膳を使用して
干し貝柱の旨みを詰めた一杯
う~ん、文字を読んでいるだけで、お腹が鳴ってしまいそうだ。
おっ、もう1枚。
汁なし担々担麺
自家製辣油、四川花椒、香味料を使用
当店の汁なし担担麺を初めて食べるカタにオススメ!
濃厚汁なし担担麺
芝麻醤(ゴマペースト)を使用したクリーミーな汁なし担担麺
担々麺もあるのか。こちらも魅力的じゃないか。
と思っていると、ひとりのお客さんがお店から出て来た。
よし、私の番だ!
やや前のめりに、腰を浮かす。
しかし、なかなか「お声がけ」がない。
なんとなく「空気椅子」、そんな状態が1分ほど過ぎると、
さっきの店員さんが中から出てきて、
お待たせしました!どうぞ、お入りください。
丁寧な言葉使いと、爽やかな笑顔に誘導され、入店する。
んんっ、お店はワンオペ。
案内してくれた店員さんは店主じゃないか!
店主は「絶品」を調理するだけではなく、お客の誘導、配膳、消毒すべてをやっている。
う~ん、スーパーマンのような店主だ。
さらに物腰も柔らかで、すごく感じのいい方。
歳は私と変わらないぐらいだが、立派なものだ。う~ん、見習わなければ…。
おっと、それより食券だ。
モタモタしていると、並んでいるお客さんに迷惑だ。
入口すぐのところにある券売機。
醤油らぁ麺、汁なし担担麺も魅力的だが、麺好き社長から言われたとおり「まずは塩」。
☆当店人気NO.1☆と書かれた「味玉塩らぁ麺(1,100円)」のボタンを押す。
そして席につき、食券を店主に渡す。
店内は6、7席ほどのL字型カウンター席。
テーブルの上には、丸いランチョンマットが敷かれている。
ラーメン店でこれはめずらしい。なんか品のある感じで、気分がいい。
そして、上を見ると、色紙がずらっと並んでいる。
さらに、後ろの壁をみると、TRY!TRY!TRY!
おー、最高権威のラッシュ!
なかなか見ることができない光景だ。
そして、5分ちょっとでお待ちかねの「お宝」が登場!
おおー、美しく盛られた、まさしく華麗なる一杯!
キレイに透き通った鶏スープ!
その上には、鶏チャーシュー×2、エビ団子×2、ワンタン×2!
さらに味玉、穂先メンマ、そして万能ねぎに、ピンクペッパー!
うまさ溢れる、盛り沢山のインパクトに感動!
さらに、一面に整然と広がる、美しい盛りの技にも感動だ!
よし、いただこう!
まずは、澄んだキレイなスープをレンゲですくう!
おっ、鶏油が浮かび、いい香りだ!
間髪入れずに、ひと口、すすっ!
おおー、鶏の旨みがじわーと口の中いっぱいに広がる!
雑味やクセはまったくない!
上品でクリアな鶏の旨みだけが優しく広がっていく!
そこにカエシの塩が、後からほんのりとした味わいをプラス、鶏の旨みをさらに引き立てる。
う~ん、これはすごい!
このクリアに洗練され、かつ奥深く、さらに優しい味わい、これはめったに出会えないだろう!
これは、ラーメン店の塩ラースープの域を超えている。
博多の高級水炊き料理店の、洗練された、優しさと旨みのあふれる鶏スープに近いだろう!
う~ん、見て感動、いただいて感動!すばらしい!
よし、麺もいただこう!
レンゲをおはしに持ち替える。
そして麺を、サッとすくう!
おー、細く、美しく、しなやかなストレート麺!すすっ!
おっ、表面つるんと優しい感じ、芯の部分はややカタの二枚腰!
のど越し、食感ともに楽しめる茹で具合!
スープもよく絡んで、ほのかな小麦の香りもいい感じ!
麺もいいじゃないか、すばらしい!
テンションあげあげ!トッピングもいただこう!
まずは、鶏チャーシューをおはしでつかむ!
おー、いい重量感だ!ぱくりっ!
おっ、あっさり&ジューシー!
おおっ、噛むほどに、旨みがあふれてくる!
パサつきは一切なく、弾力感があって歯ごたえも楽しい!
これまた、すばらしい!うまいっ!
そして、ほのかなピンクが美しいエビ団子をつかむ!
おー、これまたうれしい重量感!ぱくりっ!
う~ん、ふんわり食感、豊かな海老の風味!
雑味のない上品な味わい、幸せいっぱいの食べ応えに大満足!
続けざまに、今度はレンゲで、ワンタンをすくう!
二つにたたまれたワンタン、具沢山なのがすぐわかる。
大きな口を開けて、これをひと口でぱくりっ!
うまいっ!
お肉しっかりジューシー!
生姜のきいた爽やかな味わいもナイス!
さらに、軟骨入りで食感もメチャ楽しい!
うまくて、食べ応えのある、鶏チャーシュー、エヒ団子、ワンタン!すばらし過ぎる!
これが、2つずつトッピングされているから、もう一回ずつ、うまさと食べ応えを楽しめる!
う~ん、ぜいたくの極み!メチャメチャうれしい限りだ!
興奮おさまらず、勢い、麺をすすって、スープをいただく!
そして、今度は穂先メンマに、おはしがのびる!
おおー、立派な長さと太さ、メンマの花びらも満開だ!
こんな見事な穂先メンマは久しぶりだ!
そして、あたかも麺をすするように、メンマをすする!
う~ん、味付けしっかり、やわらか、優しい食感がたまらない!
もうおはしとレンゲは、止まらない。
どんどん麺をすすって、スープをすくう。
そして合間に、薬味の万能ねぎのアクセント!
さらに、その上に乗っているピンクペッパーを散らして、旨辛味変も楽しむ!
う~ん、サイコー!たまらない!
そして、目とおはしは、味玉をロックオン!
切れ目におはしを入れると、あらら、簡単にぱかり!
極上スープに黄身が流れ出さないよう、ちょうどいい感じの半熟具合だ!
ひとつつまんでぱくりっ!
う~ん、味付けほどよく、マイルド感が楽しい!
こうなると、おはしとレンゲのスピードはさらに加速する。
誰も、おはしとレンゲを止められない。
瞬く間に、麺も、トッピングも、キレイに完食!
最後は、じっくり味わいながら、極上スープを完飲!
ふー、メチャメチャうまかったー!
麺、スープ、トッピング、すべてが見事な味わい、パーフェクトな味わいだった。
さすが、TRYな名店!
さらにボリュームも大満足、ごちそうさまでしたー!
よし、お腹もいっぱいになった。
帰りは江古田駅ではなく、ちょっとだけ遠いが、大江戸線の新江古田(えごた)駅まで歩こう。
食後のお散歩、ワーキングをして、新江古田から、大江戸線で新宿経由、下北沢まで戻ろう。
※ちなみに、今日、「鉄」系の豆知識も学んだ。西武池袋線の「江古田駅」、大江戸線の「新江古田駅」。「江古田」の漢字は同じだが、読み方が違うようだ。江古田駅は「えこだ」、新江古田駅は「えごた」。地名的には、後者の「えごた」が正しいらしいが、会社に戻ったら、ちょっと上から目線で「鉄子」に質問してみよう。(でも鉄子、知っているか…。)
【麺や金時 Golden time】
練馬区小竹町1-2-7
03-5926-7566
11:00-14:15 18:00-19:45
日・月定休
江古田駅7分
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
※「うまログ」は、木村進の食べ歩きのブログサイトです。
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