【路庵(ろあん)】野趣あふれる「玄そば」を、かき揚げごはんとともにいただく!
今日のランチは下北沢。部長からすすめられた「玄蕎麦(げんそば) 路庵」に行く。
「玄」とは「黒色」という意味らしい。
黒色の殻つきのまま打った蕎麦だから「玄蕎麦(げんそば)」と。
石臼挽き自家製粉とこだわりのつゆ!「玄蕎麦 路庵」
開店5分前、当店に到着。
品のよさそうな女性3人組と、30歳台の男性1名が入店待ち。
開店すると、若い女性が1人、新聞片手にご近所さんと思われるご高齢の男性が1人、そして母娘が1組と続々と来店。
客層は広い。地元で人気のお店なのだろう。
入店後自分は、8人掛けに大きなテーブルに通され、着席。
店内はモダンな感じで、清潔感があって居心地がいい。
魅力的な路庵のお昼ごはんセット
テーブルにあるメニューを見る。
「お昼のセット」は2種類だ。
「①路庵のお昼ごはんセット」と「②選べるごはんものセット」。
「②選べるごはんものセット」の選べるごはんは6種類。
「鴨ローストごはん」などもあって、なかなか魅力的だ。
しかし最初に書いてあるメニューが当店イチオシのはず。よし、迷わない。
おそば、野菜・海老・貝柱のかき揚げごはん、小鉢、お新香がセットになった「①路庵のお昼ごはんセット」にしよう。
おそばは「せいろ」と「かけ」から選べる。「せいろ」にしよう。
「かき揚げごはん」は、「ごはんなし」もできると書いてある。
フルスペックでいただく自分には関係ないが、これは珍しい。
「天ぷらそば」の「天抜き※」に見立てて、ごはんも「天抜き」可ということか。
「小粋じゃねえか。路庵さん!」と江戸っ子ぶって、心でつぶやく。
※解説:「天抜き」は、「天ぷらそば」から「そば」を抜いたもの。お酒のアテとして、通な江戸っ子が好んで注文。「なべ焼きうどん」から「うどん」を抜いた「なべ抜き」などもあり。
北海道音威子府産の「玄蕎麦」!野趣ある蕎麦は優しい味のつゆに良く合う!
注文してから、待つこと10分ちょっとで「お宝」が登場!
おー、これが「玄蕎麦」か。
黒さが渋い!
手打ち、こだわり系のおそば屋さんは、量が少なめのお店が多いが、当店のそばは量もしっかりある。
店員さんに聞くと、そばは北海道音威子府産。産地も厳選しているとのこと。
そうか。では、いただこう。
おー、さすが「玄蕎麦」!そばの風味を感じる、野趣ある味わいだ。
二八なので、のど越しもいい!「切り」のよさからも、丁寧な仕事ぶりがうかがえる。
つゆは、辛くはなく、とろみを感じる優しい味。野趣ある玄蕎麦によく合う。
次、お茶碗に盛られた「かき揚げごはん」をいってみよう。
ボリュームからすると、「かき揚げ天丼」ではなく「かき揚げごはん」、その通り。
かき揚げは小さ過ぎず大き過ぎず、ごはんの量とちょうど合うぐらいの大きさ。
しかし厚みがあり具も大ぶりなので、食べ応え、満足感がある。
そうだ、小鉢もいただこう。
今日の小鉢は自家製豆腐とのこと。
これもこだわりの一品か。手が込んだいい仕事ぶりだ。
そして最後に、そば湯もしっかりいただき、完食!
ごちそうさまでした!
野趣ある「玄蕎麦」、優しいつゆ、手抜きのないかき揚げと自家製豆腐に大満足。
冊子メニューの最後に書かれた店主からのメッセージもいい。
お店の案内
【玄蕎麦 路庵/ろあん】
世田谷区代沢2-28-9 下北沢徒歩6分
03-3421-3033
11:30-15:00 17:30-22:00
火曜定休・月曜ランチのみ
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。