【般゜若/ぱんにゃ】松尾貴史&一条もんこ!びっくり、まっ黒、オリジナル「カツカレー」がメチャうまい!

今日は、会社の女子から教えてもらった、タレントの松尾貴史氏プロデュースのカレー店「ぱんにゃ」に行く。

 

女子曰く、カツカレーとチキンカレーがおすすめですよ!

 

そして、木村さんはよく食べるから、カツカレーの方がいいかも。とのことだった。

 

11:30、開店とほぼ同時に当店に到着。

 

 

看板には漢字で「般゜若」。これを「ぱんにゃ」と読ませるのか。

 

入店するとすぐ右に券売機。

 

 

カツカレーのボタンをさがすと「マハーカツカレー(Porkcutlet curry 1,520円)」とある。

 

その他にカツカレーらしきものはない。おすすめのカツカレーはこれだろう。ボタンを押す。

 

そして店内に進むと「お好きな席にどうぞー!」と感じのいい店員さん。

 

店内にはテーブル席と、キッチンが見えるカウンター席もある。

 

 

私は、二人掛けのテーブル席に座り、食券を渡す。

 

すると、店員さんから「中辛と辛口、どちらになさいますか?」の質問。

 

「辛口でお願いします!」と回答して注文完了、しばし「お宝」を待つ。

 

店内に流れるBGMは、80年代の歌謡曲だろうか。松尾氏の青春時代の曲なのか?などと考えながら店内を見渡すと、棚に、大昔の「ボンカレー」のようなパッケージが。

 

そう、カレーを持った和服の女性がにっこりと笑っている、あのパッケージ。

 

しかしよく見ると「ボンカレー」ではない、和服の女性でもない。「一条もんこのあしたのカレー」だ。

 

 

ん?一条もんこ?聞いたことがあるぞ。確か雑誌で見たようなー。

 

あっ!思い出した。美人カレー研究家の一条もんこさんか?店員さんに聞いてみると、やはりそうらしい。

 

当店の厨房に立つこともあるとのことだ。

 

おー、「ぱんにゃ」のカレー作りには一条もんこさんも関わっているのか。ますます「お宝」が楽しみになる。

 

そして待つこと10分ちょっと、楽しみにしていた「お宝」が登場! 

 

 

いつもなら、おぉー!、と言うところだが、今日は、んんっ?「お宝」を観た瞬間、ひとつの「?」が。

 

乗っているカツが「真っ黒」…。

 

 

失礼ながらつい、店員さんに「ずいぶん黒いカツなんですね。」と聞いてしまった。

 

すると店員さんは笑顔で「ええ、そうなんです!うちはイカスミのパン粉であげているので黒くなるんです。おいしいですよ!」と。

 

そうか、この黒さはイカスミか!そういうことか。失礼した!凝ってるカツじゃないか!

 

一切れのカツが横になって白い部分を見せ、ライスもサフランなので、黒さがより際立って見える。

 

では、ご自慢の黒いイカスミカツからいただいてみよう!パクリ!

 

 

おー、店員さんの言う通り、うまい!お肉もいいものを使っている。

 

よし、カレーもいただこう。

 

しかしこのカレー、サラサラ系のスープカレーだが、ライスと一緒に平たいお皿一面に、火山が噴火したような状態でが広がっている。

 

スープカレーと言えば、カレーはライスと別皿。

 

下北沢「マジックスパイス」うまログ第1話)でも、

 

 

下北沢「ポニピリカ」(第10話)でも、

 

 

カレーは、深めのお皿に入っている。

 

さらに言えば、林修先生ご用達の、人気カレー店「デリー」(湯島・銀座)

 

 

こちらでもライスは平らなお皿、カレーは深めの別皿でだされる。

 

 

う~ん。しかし、結論はすぐに出た。

 

これこそが「般゜若」のカレーコンセプトなんだ!

 

あるがままに受け入れる、それが料理、そして料理を作ってくれた方に対する礼儀だ。

 

よし、いただいてみよう!

 

カレーを慎重にすくう。おっ、絶妙にたまねぎを残した煮込み具合がいい感じ!そしてひと口、すすっ。

 

 

おおっ!?今まで食べたことのない味わいだ。

 

クリーミーだが、その後に、辛さと、コクと、うまみが追いかけてくる!それでいて、後味がさっぱりしている!

 

うまいぞ、このカレー!

 

よしライスと一緒にいただいてみよう。

 

ライスはカレーに合うよう、ちょっとかために炊かれている。おっ、麦飯も入っている。食感もよさそうだ。パクリ。

 

 

うまいっ!

 

タイ系とインド系と、ジャパニーズなカレーを合わせたようなスパイシーな味わいと辛さ、うまいぞこのカレー!

 

平らなお皿のカレーのすくい方にも、だんだん慣れてきた。

 

 

よし、いいリズムだ。今度はカツをカレーにひたして、パクり。

 

おっ、これもうまい!

 

カツに中濃ソースをかけるのではなく、ウスターソースにカツをつける感覚だ。

 

そしてライスのまわりにセットされた副菜を見る。副菜は、キャベツのピクルス、ペースト状のトマトソース。

 

これらをカレーとライスに混ぜて一緒いってみる。パクリ。

 

 

うーん、いい!アクセントのある多彩な味わい。いいじゃないか「マハーカツカレー」!

 

出て来た瞬間びっくりさせるが、食べると多様なうまさを楽しめる。

 

こんなオリジナルなカレーに出会えて、今日はお腹いっぱい、幸せいっぱいだ。

 

さすがカレー激戦区シモキタ。いろいろなタイプのうまいカレーがあることを実感した!

 

【般゜若 / ぱんにゃ 】

 世田谷区北沢2-33-6 下北沢駅徒歩5分

 03-3485-4548 

 11:30-15:30 17:30-21:30 水曜定休 

(注)最新情報はお店にご確認ください。 

 

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