【杭州飯店】これが「背脂チャッチャ」の原点か!ザ・レジェンド、超老舗の「伝説の一杯」をいただく!
土曜、新潟出張が終わって、東京に戻る。
昨日の昼は新潟名物「バスセンターのカレー」をいただいた。
今日は途中下車して、「新潟5大ラーメン」に挑戦してみよう!
目次
新潟5大ラーメンとは?
「新潟5大ラーメン」とは、
1.「背脂醤油ラーメン」(燕市)
2.「生姜醤油ラーメン」(長岡市)
3.「あっさり醤油ラーメン」(新潟市)
4.「濃厚味噌ラーメン」(新潟市)
5.「カレーラーメン」(三条市)
とのことだ。
このうち今回挑戦するのは、燕(つばめ)の「1.背脂醤油ラーメン」と長岡の「2.生姜醤油ラーメン」。
上越新幹線を燕三条と長岡で途中下車する。まさに「新潟ラーメン、途中下車の旅」!
まずは「1.背脂醤油ラーメン」。
目指すは燕市にある「杭州飯店」。
東京でも、背脂チャッチャ系のラーメン店は数多くある。
しかし昨夜、新潟の方からも聞いたが、当店は背脂醤油ラーメンの超老舗。
前身の「福来亭」というお店は昭和一桁の創業。
老舗というレベルを超え、原点、ザ・レジェンドな存在らしい!
燕背脂ラーメンの元祖「杭州飯店」
燕三条駅に到着だ!
駅員さんに聞くと、お店は駅からちょっと離れているようだ。
やむなし、タクシーで当店に向かおう。
「杭州飯店」に到着!
おー、ここが背脂醤油ラーメンの「原点」か!
「背脂チャッチャ」系によくお世話になっている身としては、感慨深げに建物を見上げてしまう。
しかし目線を下におろすと、げ、げっ、入店待ちの行列。
駅から離れていて、交通の便はいいとは言えないにも関わらず20名以上の行列。
そして15分ちょっと並び入店。
店内はテーブル席、小上がりの座敷もあって結構広い。
店員さんに聞くと、Max80名ぐらいは収容できるらしい。
メニューでは「中華そば(ラーメン)」が「背脂醤油ラーメン」
座敷に案内され、メニューを見る。
あれれっ?メニューに「背脂醤油ラーメン」がない…。
再び店員さんに聞くと「中華そば(ラーメン)」が「背脂醤油ラーメン」と教えてくれた。
さらに、背脂は多め、少なめ、普通の選択が可。「背脂なし」もできますよ、と説明してくれた。
当店の店員さんは丁寧、親切。老舗人気店にも関わらず、立派なものだ。
そして私は、背脂「多め」にするか「普通」にするか悩む。
しかし杭州飯店ビギナーにつき、無理はせず「中華そば」を「背脂普通」で注文する。
背脂とちょっと濃いめの醤油が絶妙なスープともっちもちの自家製極太麺!
そして待つこと15分ほどで「お宝」が登場した。
おぉー、これが「原点」の背脂醤油ラーメンか!
ここ燕市は洋食器の街。「背脂醤油ラーメン」は工場で働く人たちへの「出前」として生まれた。
工場の仕事で汗をかくので、塩分はやや濃いめ。
雪国なのでスープが冷めないよう背脂をたっぷり浮かばせ、食べるまでに麺が伸びないように太麺!
と、昨夜、新潟の方から教えてもらった。
まさにその通り!
目の前の「お宝」はその通りのお姿だ!
それではいただこう、原点、ザ・レジェンド!
まずはスープから、すすっ。
おおー、背脂とちょっと濃いめの醤油がとてもいいバランス!
見た目からパンチのきついスープと思いきや、とてもマイルド。
豚骨系を主体に、ほのかに煮干しもきいて、深みのある味わい!
むちゃくちゃ、うまいっ!
よし自家製極太麺もいってみよう。すすっ。
おー、もっちもっちの食感がたまらない!
平打ち極太だからスープともよく絡む!
トッピングは、チャーシュー、刻みタマネギにメンマ。スッキリしたラインナップだ。
ゴチャゴチャさせないところは、「原点」の貫禄のようなものを感じる。
よし、チャーシューをいただこう。ぱくり。
おー、お肉感がありながらも、さっぱりしていて、このスープにぴったりだ!
そして刻みタマネギがいいアクセント。メンマのコリコリ感もいい!
うーん、さすが「原点」、パーフェクト!
そして最後にスープも飲み干し、ごちそうさまでしたー!
「背脂醤油ラーメン」のレジェンド。すばらしい「伝説の一杯」だった!
よし、次は長岡の「生姜醤油ラーメン」に挑戦だ。
お店の案内
【杭州飯店】
新潟県燕市燕49-4
0256-64-3770
11:00-18:50
平日は14:30-17:00休
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
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