【Vol.2 甲州ほうとう 小作】甲州名物!「ほうとう」「馬刺し」「あわびの煮貝」を、一度にいただいた!
石和温泉駅から歩いて10分ほどで「甲州ほうとう 小作」に到着した。
新宿駅で特急に乗ってから、まだ2時間もたっていない。
東京では、なかなかありつけない「ほうとう」。
新宿からたった2時間弱で、本場の「ほうとう」をいただけるなんて、ありがたいことだ!
うれしさ一杯でのれんをくぐり、入店する。
店員さんに案内され、席につく。
畳敷きの広い店内!
こうしただだっ広い和空間も、東京ではなかなか味わえない醍醐味。楽しくなる!
そして、メニューを見る。
かぼちゃほうとう、豚肉ほうとう、猪肉ほうとうなどなど!
いろいろなほうとうがあるものだ。
おっ、すっぽんほうとうもあるのか。 しかしさすが、高級食材。お値段も高級だ。
メニューをひっくり返すと、馬刺し、あわび煮貝!
おおっ、ほうとうだけではなく、「馬刺し」に「あわびの煮貝」もある!
もちろん「馬刺し」は甲州名物。
そして海のない甲州だが「あわびの煮貝」も名物だ。
メニューには、
昔、となりの駿河国(静岡県)の海で獲れた「あわび」を醤油漬けにして、陸路で甲州まで、馬に乗せて運んだところ、馬の体温と振動でほどよく醤油が「あわび」に染み込み、絶品に仕上がったことが、甲州名物「あわびの煮貝」のはじまりとも言われている。
う~ん、ほうとう、馬刺し、あわびの煮貝、甲州名物の3巨頭が勢ぞろいだ!
これを一度にいただけるということか、すばらしい!
と思ったが、ちょっと待てよ。3つ頼むと結構なお値段…。どうしよう。
1枚もののメニュー見ると、解決策があった。
ほうとう、馬刺し、あわびの煮貝のセットメニュー!
これだ!これにしよう!
無事注文を終え、お茶を飲みながらゆったりと「お宝」を待つ。
そして10分後、「お宝」が登場した!
ほうとう、馬刺し、あわび煮貝!!
まさに甲州名物づくしだ!
まずは「馬刺し」からいただく。
うーん、うまいっ!
新鮮だから味わえる、やわらかな食感だ。
ユッケがいただきにくくなった今、馬刺しは貴重な存在、馬刺しさまさまだ。
そして次、「あわびの煮貝」をいただく!
うまいっ!
絶妙な醤油加減と、あわび独特のコリッとした食感。
これも、まさしく甲州の誇れる逸品だ!
よし、「ほうとう」もいただこう!
まずは「汁」からいただく。
山盛りの野菜や山菜を上手にかき分けて、すすっ。
う~ん、身体にしみわたる味噌の味わい。
とても、ほっとする。日本人としての本能が見事にくすぐられ、わしづかみされる感じだ。
そして、この横広な麺がたまらない。
ほうとうは武田信玄考案の陣中食とも言われている。
こんなうまいものを食べて戦に臨んだ「武田軍」は、さぞかし強かったはずだ。
ふー、食べた、食べた!うまかったー!
ごちそうさまでしたー、とお店を出る。
さて、次はデザート。マツコも絶賛の「桔梗信玄ソフト」だ。
信玄餅の桔梗屋に行こう。(→Vol.3に続く)
【小作 石和駅前通り店】
笛吹市石和町窪中島73-3
055-263-5421
11:00-21:00
土日祝は22:00まで
【地図】
【甲州 石和温泉食べ歩き!Vol.1~5】
ワイン、ほうとう、馬刺し、あわびの煮貝!鳥のもつ煮とマツコ絶賛の「信玄ソフト」も!
来週月曜は甲府に日帰り出張。
山梨、甲州と言えば、うまい名物がたくさんある。温泉もある。
う~ん、日帰りは寂しい。寂し過ぎる…。
そうだ!前日の日曜から「前のり」しよう。
甲府の手前の石和温泉で前泊、甲州名物を食べ歩いてから翌朝甲府に向かおう。
自腹宿泊はちょっと痛いが、ご当地名物と温泉には代えがたい!
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