【尾張屋】丼ぶりからはみ出す海老天!創業160年、浅草の老舗で「天ぷらそば」いただきました!
浅草で午前中の仕事が終了。これから、お昼!
さて、何いただこう!
でも午後の仕事は、午後イチだ。
時間がないから、松屋でサクっと牛丼にしようか。
と歩いていると、尾張屋!
おっ、江戸時代の末期、幕末創業の尾張屋!
160年の歴史がある、超老舗のおそば屋さん!
ちょうどいいぞ!
おそばなら時間もかからない。
ラッキーなことに、入店待ちもないようだ。
よし!お昼はこちらで、サクっとおそばをいただこう!
松屋から尾張屋、牛丼からおそばに方針変更。
すぐに、のれんをくぐって入店する。
客席は、1階と2階。
さすが老舗、人気店。客層はさまざま、幅広い。
私は、こちらへどうぞーと店員さんに案内された1階テーブル席につく。
さて、何をいただこう。
お品書きを開く。
もり、かけから始まる右のページを見ていくと、
おっ、かしわ南蛮!
これは、小説家の永井荷風(かふう)が好んで食したと言われるメニューだ。
そう、尾張屋は永井荷風も通ったおそば屋さんらしい。店内には荷風の写真も飾ってある。
おっと、今日は時間がなかった。
それより早く自分の注文を決めよう。
左のページも見る。
おっ!尾張屋と言えば、やはりこれだろう!
有名な、丼ぶりからはみ出す「海老天そば」!
サラメシな私にとって、ちょっとお高いが大丈夫。
明日の昼を松屋の「牛丼」にすれば、問題なし!
よし、決まった!
花番さんに声をかけ「天ぷらそば」を注文。
お茶を飲みながら「お宝」を待つ。
そして10分ほどで、「お宝」登場!
でたぁー、飛び出す絵本!
尾張屋の海老天、天ぷらそば!
なかなかの迫力!まさしく豪快!
見ているだけで、気持ちがいい!
よし、いただこう!
まずは、薬味。
ねぎを、パラりと乗せる。
そして次に、七味!
これは、やげん堀のブランド七味だが、普通の七味とちょっと違う。
山椒が入っていない。
尾張屋のそばに合うよう、ブレンドされた特製七味だ!
これをサッとかけて、準備完了!
よし、いただこう!
まずは、海老天をおはしでつかむ!
しっかりとした重量感!
厚めの衣に汁がしみ込んで、いかにもうまそうだ!
ぱくりっ!
おおー、アツアツで、メチャうまいっ!
大海老のぷりぷり感よろしく、ごま油で揚げた天ぷらは風味も抜群!
しみ込む汁は、老舗自慢の鰹出汁!
これは、たまらない!
瞬く間に海老天1本を平らげ、そばをすくう。
尾張屋のおそばは、細身の二八そば!
これを、すすっと!
う~ん、優しい柔らかさ、しなやかなおそば。
歯ざわり、のど越しがいい!
そして、汁をひと口、すすっ。
出汁とカエシ、どちらも出過ぎない、バランスのとれた汁!
う~ん、海老天も、おそばも、汁もいい!
さすが、尾張屋!老舗の天ぷらそば!
そばをたぐり、海老天にかぶりつく。
もう、右手と口が止まらない。
さらに、ほのかに香る爽やかな柚子の香りが、その動きを加速させる。
一気に、おそば、海老天を食べあげる。
そして最後、両手で丼ぶりを持って、汁をぐいっと飲み干す。
鰹出汁とカエシの味わい、ごま油の風味、そして柚子の香りを再度楽しみ、ごちそうさまでしたー!
ふー、うまかったー!
おっ、ちょうど時間もいい感じだ。
気分よろしく、サクっとお店を出た。
【尾張屋 本店】
台東区浅草1-7-1
03-3845-4500
11:30-20:30 金曜定休
浅草駅5分
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
【地 図】
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