【メンショー サンフランシスコ】「白トリュフ香る 和牛ローストビーフのせ 鶏白湯ラーメン」いただきました!
小田急新宿駅の南口改札を出る。
次の仕事まで時間はないが、お腹が空いた。
お昼の時間はとっくに過ぎているが、午前の仕事に手間取り、お昼はまだだ。
う~ん、お腹は空いたが、時間がない。時間がないが、お腹は空いた。
と前を見ると、
MYLOAD RESTAURANTS 7・8・9F
おっ、いいところに、いいものがあるじゃないか!
ここなら、エレベーター乗ったら、すぐごはん。
お店もいろいろあるだろう。
よし、今日のお昼はミロードでいただこう!
エレベーターに乗って、7Fで降りる。
さて、何をいただこうか、歩き始めると、
白トリュフ香る
ローストビーフのせ
鶏白湯ラーメン
おー、白トリュフ!ローストビーフ!鶏白湯!
華麗なる言葉が連なる、チョイ長のメニュー名が、空腹の私のハートと胃袋をワシづかむ!
そして上を見ると、ゴールドな文字で
MENSHO SAN FRNCISCO
おっ、米サンフランシスコで大ブレイク!
ミシュラン獲得、日本に逆上陸の「メンショー サンフランシスコ」じゃないか!
お店は、ミロードにあったんだ!
幸いランチタイムを大幅に過ぎているから、空いている。
よし、お昼はこちらでいただこう!
しかし、この時間、普通のラーメン屋さんだったら、ラストオーダー後か、休憩時間だろう。
人気店が休憩時間なく、通しで営業してくれているのはありがたいものだ。
と、券売機で食券を買う。
そして、一番左の一番上のボタンにタッチしようすると、おおっ!
白トリュフ香る 和牛ローストビーフのせ 鶏白湯ラーメン
さっきのポスターは
白トリュフ香る ローストビーフのせ 鶏白湯ラーメン
だったが、画面では、「和牛」の二文字がプラスされている!
ちょうどお店から出て来た店員さんに聞くと、和牛に間違いないようだ。
白トリュフ!ローストビーフ!鶏白湯!、さらに和牛か!
食券を手に、ますます高まる期待を胸に、入店する。
お店の方から、お好きな席へどうぞーと言われて席につく。
白を基調にした店内はとても洒落ている。
さすが、女性客にも人気のお店だ。
そして、さすが米国逆上陸のサンフランシスコ。
壁の装飾文字はすべて英語だ。
これまた洒落ている。
が、英語ダメダメの私には何が書かれているのか、サッパリわらない。
しかし、そんな私にもわかることが、ひとつある。
それは、目の前の空間だ。
コの字型カウンター席が囲む空間、向こうの席までは、5、6メートルはあろう。
新宿駅直結のミロード。賃料は相当なものだろう。
普通だとここは厨房スペースなどに利用していそうだが、当店の厨房は奥にある。
厨房でもなく、テーブルもおかないぜいたくな空間。
これは、カスタマー ファーストの現われか。
経済的な効率性を優先するのではない。
お客さんにゆったりと食事をしてもらうことを優先する。
そんなお店の気持ち、心づかいを感じる空間じゃないか!
う~ん、すばらしい!と、お水をひと口飲むと、前に笑顔の店員さん。
んっ?
そうか!まだ食券を手に握りしめたままだった。
これは、失礼した。
チョイ長のメニュー名、「和牛」が入ってさらに長くなったメニュー名につられたのかもしれない。
長々と「余計なお世話」なことを考えてしまった。
そんなことよりも、早く食券を渡そう。
もたもたしていると、お店や後から来るお客さんにも迷惑だ。
店員さんに食券を渡し、麺のかたさは?の質問には、普通で!と答えて注文完了!
そして待つこと5分ちょっとで「お宝」登場!
おー、これが、白トリュフ香る 和牛ローストビーフのせ 鶏白湯ラーメンか!
クリーミーな色合いの鶏白湯スープ!
手前には、キレイに折り込まれた、赤味まぶしい和牛ローストビーフ!
そしてセンターの青ねぎの下には、ストレートな細身の麺が顔をのぞかせている!
さらにその向こうにあるフライドチップは、揚ごぼうだろう。
赤、青、茶!
それぞれがクリームイエローの鶏白湯スープと、見事なコントラストを成す。
そしてそれらが一体となって、美しいラーメンフェイスを構成する。
う~ん、いいビジュアルじゃないか!
なんだが、食べるのがもったいないような気がしてきた。
しかしそれと同時に、すぐにでもがぶりつきたいような衝動にもかりたてられる。
相反する欲求の葛藤に悩み込みそうだが、それは大丈夫。
後者が前者にまさる。
なぜなら今の私は、もうお腹ぺこぺこだ!
それでは、いただきます!
レンゲでスープをすくう。
う~ん、優しさ覚える、クリームイエロー!これを、ひと口、すすっと!
おー、濃厚鶏白湯!
コク深く、鶏の旨みがあふれている!
そして濃厚ながらも、口当たりはマイルド!
しかも、後味はすっきり!
これは、いい!上等な鶏白湯だ!
もうひと口、すすっ!
おー、グット テイスト!
私の英語力では、米国逆上陸の当店への英語での称賛はこれが限界だ。
そんなことより、麺をいただこう!
おはしで麺をすくう。
ストレートな細身の麺が表舞台に登場!
これを、勢いよく、すすっ!
おおー、スープの絡み抜群!
スープの旨さをしっかりまとって、メチャうまい!
そしてそのまま、お腹の中へ、ストン!
おー、のど越しもいいじゃないか!
そして、お次は、和牛ローストビーフ!
おはしで片方の端をつかみ、折りたたみを広げる。
おおっ、肉厚なポリューム感のあるローストビーフじゃないか!ぱくりっ!
おっ、やわらか~!
おおっ、ジューシービーフの味わいが、口の中、じわーっと広がっていく!
おー、さすが和牛ローストビーフだ!
さらにその後、上品なすごくいい風味が鼻を抜けていく。
んんっ、なんだこのいい風味は?
これは、ビーフとは種類、ジャンルが違う。
もしかしたら!!
店員さんに声かけて聞いてみる。
やはり、そうだ。
これは、白トリュフだ!
「お宝」が登場した時、白トリュフの存在を確認できなかったが、ここにあったのか。
白トリュフは、ローストビーフに塗り込まれていたのか!
まさしく、白トリュフ香る和牛ローストビーフ!
これ、めちゃめちゃいい!サイコーじゃないか!
スープに、麺に、お肉!
旨さのトライアングルに、おはしが進む、レンゲが進む!
そして、奥の揚げごぼうを、ひとつかみして、ぱくりっ!
おー、サクサク~!味付けも、ほどよくグッド!
濃厚鶏白湯にピッタリな、食感と味わいのアクセントだ!
ますます麺が進む!
そしてメンマもいい感じ!
チョイ太を噛みしめる楽しみ、しっとり食感もすごくいい!
さらに、フレッシュな青ねぎも濃厚鶏白湯にピッタリ!
清涼感、爽快感をプラス!いい仕事ぷりだ!
さらに、たまねぎ!
これがまたシャキシャキ、爽やかな食感と味わいで、ナイスなアクセント!
なんだが、全員野球みたいだ!
スープも、麺も、トッピングも、すべてが一丸となって、旨さを盛り立てている!
もはや、おはしとレンゲは、とまらない!とめられない!
どんどん、グイグイいただき、またたく間に完食!
ごちそうさまでしたー!
【メンショー サンフランシスコ】
新宿区西新宿1-1-3新宿ミロード7F
03-3349-5874 11:00-22:00
※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
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