【小豆島手延べそうめん 大儀(だいぎ)】まずは「ぶっかけ」!次は、じっくり煮込んだ 名物「鶏そうめん」!!
今日の午後は馬場の取引先まわり。
昼、高田馬場駅に到着。暑い…。
これから周辺をランチのお店探しにパトロールする予定だったが、ちょっと暑過ぎる…。
駅前ロータリーの向こうに、ドンキのビル。そこには「KIRIN CITY」の看板も見える。


飲食店が入っていそうなビルだ。よし、今日はあのビルでお店さがしの「パトロール」にしよう!
ドンキビルに入ると、冷房で生き返る。
いろいろな飲食店がある。とんかつ屋さんには結構人が並んでいる。人気店なのだろう。ここにするか。
いやいや、急いては事を仕損じる。もう少しパトロールを続けよう。
2Fに上がると、そこには今の私の「琴線」を 鷲づかみにするお店があった。
それは、そうめんのお店「大儀」!
夏と言えば「そうめん」。しかもこのお店のそうめんは、ただのそうめんではなく、「小豆島手延べそうめん」。
播州そうめん(揖保乃糸)、三輪そうめんと並ぶ「日本三大そうめん」だ!
よし、パトロールは終了。今日のランチはここにしよう!
「なか食」「家食」の代表格である「そうめん」。そのお店があるとは思わなかった。うれし、びっくりだ。
しかし古くは平安時代から1000年の歴史を持つとも言われる「そうめん」。そのお店があっても不思議でない。
そして、自分なりの「そうめん」感も抱きながら入店。メニューを見る。
すぐに目に飛び込んで来たのが「おろしぶっかけ そうめん(680円)」!
「温・冷」と書いてある。「うどん」の選択もできるようだ。
しかし今のホットな自分には「冷」「そうめん」しか目に入らない。1ミリの迷いもなく、「そうめん」を「冷」注文する!
5分後、「ぶっかけそうめん」(冷)が来た!
来た、来た。これだ、これ!早速「汁」をぶっかける!


そして、「おろし」をまぶす!
そして、かき込む! ずずーっ!
おおー、さすが「日本三大そうめん」、洗練された味わい、しっかりとした麺のコシだ!
さらに、一口食べることに体温が下がっていく、「涼」を感じるのがうれしい!
感謝、感動しながら、夢中で食べていると、あっとう間に食べ終えてしまった…。
「おかわり」?と思ったが、一応、もう一度メニューを見せてもらう。
へぇー、手延べそうめんの「製法」とかも書いてあったんだ。全然気が付かなかった。
さらにメニューを見ていくと、あぁぁー、しまった!
「そうめん」と「丼もの」がセットになったランチセット(800円~1,000円)があったじゃないか。丼ものは、「鯛めし」、「カツ丼」、「天丼」、いろいろあるじゃないか!んっ?「オリーブ牛牛丼」(?)というのもあるぞ。
「急いてはことを仕損じる」、昔、ばあちゃんによく言われたな~。ちゃんとメニューを見ておけばよかった…。
でも、「オリーブ」「牛牛丼」ってなんだ?「オリーブ」付きの「メガ盛り牛丼」か?
いやいや、余計なことを考えている場合じゃない。状況改善に向けた努力をしなくては。
そう言えば、入口に「名物 鶏そうめん」という看板があったな。 確か「二日間煮込んだ鶏ガラスープ…」とか。
入店する時は暑かったので、「温」のメニューはスルー。「冷」の「そうめん」しか目に入らなかった。
しかし今は「ぶっかけそうめん」のおかげで、涼しくなった。冷静な判断もできる。
やはり「名物」を食べずに、お店を出るのは失礼だろう。メニューにも「大人気」と書いてある。
よし、決まった!仕上げに「名物 鶏そうめん(1,200円)」をいただこう!
そして待つこと10分ほどで、本日2回目の「お宝」が登場した!
おー、これが「鶏そうめん」か!さすが「名物」「大人気」!見るからにうまそうだ!
まずは「スープ」からいただいてみよう。
おぉー、うまいっ!
二日間じっくり仕込んだというだけあって、いい具合にとろみとコクが出ている。優しい味わいのスープだ。
おっと、時間がない。2回目の注文なので、結構時間が経っている。これから仕事。早速、いただこう!
☆まずはそうめんを小皿にとって♪


☆そしてスープをかけて♪
☆鶏肉も乗っけて♪


☆「薬味」も忘れちゃいけないぞ♪


☆よし、一杯目の出来上がり♪♪
いただきまーす! すすっ。
おぉー、うまいっ! スープのうまさはもちろんだが、このそうめんは温めてもしっかりとコシがある! さすが、日本三大そうめん「小豆島手延べそうめん」だ!
鶏はどうだろう?ぱくりっ。
なかなかいい鶏だ。カタ過ぎす、柔らか過ぎず、ほどよい食感!
ねぎと黒胡椒のアクセントもいい感じだ!
さすが「名物 鶏そうめん」、いいじゃないか!「そうめん」だからあっさりしていて、これなら何杯でもいけそうだ!
しかし世の中は「栄枯盛衰」「無常」の世界。調子にのって、ガツガツ何杯もいけば、なくなってしまうのが当たり前。
とうとう「最後の一杯」になってしまった…。
そう言えば店員さんが「オリーブオイルも是非どうぞ」と言っていたよな。
小豆島と言えば「オリーブ」の島だ。左にある淡い褐色がオリーブオイルか。
よし「最後の一杯」は「オリーブオイル」といただこう!
「小豆島手延べそうめん」と「オリーブオイル」の「小豆島スペシャル」でエンディングだ! こんな体験、めったにできないぞ!
「栄枯盛衰」「無常」と無縁の、おめでたい「食いしん坊」だが、立ち直りは早い。
そして、オリーブオイルを数滴スープに入れる。そして一口、すすっ。
お~、さわやか~♪♪
テイスティングが終わったところで、最後の一杯「小豆島スペシャル」をぐいっと飲み干す!
うまかったー!お腹もいっぱい!
ごちそうさまでした!とレジに向かうと、ちょっとしたお土産コーナーがあった。
やはり「小豆島手延べそうめん」!そりゃそうだ。まずはコレだよな。
おっ、「小豆島オリーブサイダー」というのもあるのか。
確かに、ペプシもレモン。炭酸とかんきつ系は合うからな。
そして会計してくれた店員さんといろいろ話しをすると、当店は小豆島の老舗製麺所の経営で、高田馬場だけではなく、銀座にもお店があるらしい。そして、「そうめん」だけではなく、同じ手延べの「小豆島うどん」もおいしいですよ、と教えてくれた。
へぇー、すごいなー、そうなんだー、ごちそうさまでしたー、とお店を出る。
あぁー、しまった。本日2回目の「しまった」だ。
店員さんと「小豆島」や「銀座」の話をしていて、質問をするのを忘れてしまった。「オリーブ」「牛牛丼」とは何なのか?「オリーブ」付きの「メガ盛り牛丼」のことなのか?
しかしその疑問はすぐに解決できた。 左を見ると、小豆島の地酒の一升瓶に並んで、ミニチュアの「のぼり」があった。
「のぼり」には、「オリーブに育まれた、ジャパンブランド『オリーブ牛』!」と。
そうか、「オリーブ牛牛丼」は「オリーブ」「牛牛丼」ではなく「オリーブ牛」の「牛丼」ということか。
そうか、そうか。わかって、よかった。
あぁぁー!ここで今日3度目の「しまった」だ!
今まで「オリーブ牛」なんて食べたことがない。稀少なブランド和牛なのだろう。せっかくそれを味わえるチャンスだったのに…。がーん!
しかし、今となっては遅い…。次回「オリーブ牛、牛丼」のランチセットにしよう。
いや、待てよ。オリーブ牛の「のぼり」のとなりにあったのは「地酒」の一升瓶だ。
ということは、ランチではなく、夜に来たら、「オリーブ牛」をつつきながら、一杯やれるということじゃないか。
そして〆は、いつものパターンの「ラーメン」ではなく、あの「鶏そうめん」だ!
うーん、悪くない!いや是非、そうしてみよう!
楽しい流しそうめん!タイプ、楽しみ方もいろいろ!
☆くるくる回るタイプ(屋内用)
☆流れるタイプ(屋内用)
☆本格タイプ(屋外用)
【小豆島 大儀】
新宿区高田馬場1-26-5-2F
03-3204-5531
11:00-15:00・16:00-16:00
※最新情報はお店にご確認ください。
※「うまログ」の新着情報は、Twitter でお知らせしています。