【鶏そば 三歩一】あっさり系の絶品「鶏そば」!ホロホロ鶏チャーシューもたまらない!
昼前、仕事の合間に高田馬場を歩いていると「鶏そば 三歩一」。
ここにあったのか。
こってり系のお店が多い馬場で、さっぱり系のうまい鶏そば、塩ラーメンのお店と聞いたことがある。
11:00am過ぎ。時間が早いから、入店待ちはない。
ちょっと早いがランチにしよう。
のれんをくぐり入店。券売機の前に進む。
券売機の最上段のボタンには「鶏そば(750円)」と「濃厚鶏そば(830円)」。
どちらも「鶏そば」だ。どっちがいいのだろう。
750円と830円か。値段の差が「うまさ」の差か?
830円「濃厚鶏そば」のボタンを押そうとすると、手書きの吹き出しに気付いた。
「当店イチオシ!」
よく見るとその吹き出しがついているのは830円の「濃厚鶏そば」ではなく750円の「鶏そば」だ。
さらによく見ると
女性のお客さま、初めてのお客さまには、「鶏そば(清湯)」をオススメさせて頂いております、と。
値段に左右されない「お客さま本位」の姿勢ということか!
すばらしい!と750円の「鶏そば」のボタンを押して着席する。
店内はコの字型のカウンターで10数席ほどか。
女性客が半分以上だ。さっぱり系だから女子にも人気なのだろう。
カウンターの上にはいろいろな調味料がある。
自家製ラー油、甘かえし生姜、魚粉に一味。
おっ、揚げエシャロットもあるのか。
貼紙を見ると「鶏そば」には「柚子胡椒(こしょう)」がおすすめらしい。
となりのお客さんが柚子胡椒を頼んでいる。「柚子胡椒」は個別にお願いするのか。
私も「柚子胡椒」をお願いすると、それと同時にお待ちどうさまでした!
早っ!食券を渡してから、5分もたっていないうちに「お宝」の登場だ。
受け取った「お宝」を拝見する。
おー、きれいなラーメンフェイスだ!
澄んだスープに、白髪ねぎと青ねぎ。
そしてその間に細く刻まれたメンマが、惜しげもなくトッピングされている。
そして奥にはチャーシューが2種類、2枚ずつ!
見るからに、うまそうだ!
早速いただこう。
透明に澄んだきれいなスープだ。すすっ。
おー、うまいっ!
雑味がまったくなく、上品でさっぱりとしたスープ。さらに口に含んだ瞬間、鶏の旨みが口全体に広がっていく。
こんなにさっぱりとしてするのに、たっぷりの旨み。
まさに雑味をそぎ落とし、旨味だけを残して、磨き上げている!
うま過ぎる鶏スープに思わずうなる。
よし麺もいただこう。
看板には「自家製麺」と書いてあった。
中細のストレート系の麺か。すすっ。
うまいっ。
全粒粉っぽい感じもする。
麺のコシを残しながら、カタ過ぎず、ヤワ過ぎずのゆで具合もいい。
よし次は、2種類のチャーシューだ。
これは、鶏モモのロールチャーシューか。
おおー、はしでつかんだだけで、くずれていく!
見事なホロホロチャーシューだ。ぱくり。
うまいっ!これも雑味がなく、ホロホロジューシー。
そしてもうひとつのチャーシューにいく。
こちらはあぶり鶏チャーシューか。いい感じの焦がし加減だ。ぱくり。
おー、これも雑味がなくうまい!
ホロホロチャーシューと対照的な、しっかりとした食感も楽しめる!
細切りのメンマや、白髪ねぎ、青ねぎのアクセントもいい感じだ!
すっごく、うまいっ!
券売機にあった「イチオシ」は、「おすすめ」よりもワンランク上の表現。
お店がこの「鶏そば」に、「イチオシ」の表現を使う意味がわかる!
おっ、そう言えばさっき頼んだ「柚子胡椒」も試してみよう。
レンゲにすくったスープに少し入れ、はしでとかして飲んでみる。
うーん、さっぱり、すっきり!
よし、ついでだ。気になっていた「揚げエシャロット」も試してみよう。
レンゲにとった麺の上に軽くふりかけ、ぱくり。
うーん、香ばしい!
そして味変も軽く楽しみ、麺もチャーシューも完食。
最後に、絶品鶏スープを飲み干しごちそうさまでした!
うまかったー、とお店を出て、仕事に戻る。
夜。取引先との宴席が終わった。
高田馬場駅に向かって歩いていると、再び「三歩一」の前。
のれんを見ていると、昼に飲み干したあの絶品スープを思い出す。
あのスープ、飲んだ後の最高の〆になりそうだ。
入店待ちのお客さんは3名ほど。
昼に見た、あのスピーディーな配膳なら、それほど待つことはないだろう。
よし、と列に並ぶ。
そして予想通り、すぐに入店。
店内を見ると、昼とは変わってお客さんは男性客の方が多い。
私と同じく〆ラーのお客さんが多いのだろうか。
そして再び券売機の前。 しかし、
初めてのお客さまには、「鶏そば(清湯)」をオススメさせて頂いてります。
の貼紙を再度見てふと考える。
昼に来た時、自分は確かに「はじめてのお客さま」だった。
しかし同じ日とは言え、今は2回目。
「はじめてのお客さま」ではない。
んー、せっかくだ。今回は「濃厚鶏そば」をいただいてみよう。
食券を買って着席する。
そして昼と同じく「柚子胡椒」をお願いしようとする。
が、前のテプラを見て断念する。「濃厚鶏そば」に、柚子胡椒はあまり合わないらしい。
そうなのかと思っていると、またハイスピードで「お宝」が登場した。
丼ぶりを見ると、2種類の鶏チャーシュー、2種類のねぎとメンマ。トッピング類は昼の「鶏そば」と同じだ。
違うのはスープ!
今度はとろみのある白湯系のスープだ。
うまそうだ。すぐにひと口いただく。すすっ。
うまいっ、優しい味わいが、身体にしみわたる!
「濃厚」とあるが、濃厚過ぎずほどよい濃さだ。 鶏の旨みが味わえるよう、上手に仕立てられている。
麺もいただく。すすっ。
麺のかたさは「鶏そば」よりもこちらの方がやや固めか。
スープに合わせて、ゆで加減を調整しているのだろう。いい感じだ!
貼紙を見ると「濃厚鶏そば」には「自家製ラー油」がおすすめのようだ。
柚子胡椒ではなく、こちらはラー油なのか。試してみよう!
そしてレンゲにスープを取り「自家製ラー油」ちよこっと垂らして、すすっ。
おっ、ピリッといい感じだ。確かにこの優しいスープにはラー油がいいかもしれない。
よし、ついでに「甘かえし生姜」も試してみよう。
おっこれもピリッといい感じだ。
再び軽い味変も楽しみ、完食!
そして、これまた再びスープを飲み干し、ごちそうさまでした!
「濃厚鶏そば」もうまい! こちらもイチオシしていいのではないだろうか。
パーフェクトな〆ラーに大満足でお店を出る。
【住所・駅からの時間】
新宿区高田馬場2-14-9
高田馬場駅徒歩3分
03-5155-8255
11:00-15:00 18:00-23:30
【地 図】
※料金、営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。
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