【純手打ち 麺と未来】こんなの見たことない!ミシュランも認める「超極太もっちもっち」の絶品塩ラーメン!

【うまログ!第2話 2018年11月訪問】

今日のお昼は、会社のラーメン大好き女子が超イチ押のお店に行く。

お店は、ついこの間オープンしたばかりのラーメン店。

唯一無二の「超極太、もっちもっち」の塩ラーメンで、またたく間にシモキタ人気店なったとのことだ。

 

開店5分前、お店に到着!

男性4名と女性2名の計6名が開店待ちだ。

 

11:30am、のれんがかけられ入店する。

店内は10席ほどの奥に並ぶカウンター席。 

券売機はない。カウンターでのオーダーのようだ。

席に着き、テーブルメニューを見る。

 

 

メニューには「塩らーめん・特製塩らーめん」の2つのみ。

直球勝負か、いいじゃないか!

期待値Maxの自分は「特製塩ラーメン」を注文。

カウンター向こうの店主の小気味良い仕事振りを見ながら、「お宝」を待つ。

そして待つこと10分ほとで、お待たせしました!

 

 

おぉー、美しい!

透き通る黄金スープ

その上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、三つ葉、白ねぎに、味玉

美しく、盛りだくさんのトッピングだ!

それでは、いただこう!

まずは「スープ」から!レンゲでひと口すくって、すすっ!

おー、魚介系の旨みとコクが口の中全体に広がる!

しかも単純な旨み、コクじゃない。

見事な出汁素材のブレンドだ。

メニューの裏を見ると、

「鶏手羽先、あさり、羅臼昆布、片口鰯、鰹節などを素材をふんだんに使用しています。」

おー、ぜいたく仕込み、作り込み!

これが旨みとコクの源泉か! 

 

 

さらにメニューを読むと、

「…パリの三ツ星レストランでも使用されている【鮎魚醤】を…」

鮎醤油!出汁だけではない、カエシも、この旨みとコクにひと役かっているのか。

すばらしい!

よし、噂の自家製手打ち麺をいってみよう。

おはしで、麺をぐいっと、すくう。

 

 

うっひぁー、コレ、普通ではない。

太さ、厚みともうどん並み、いやうどんを超えるかの、超極太麺

重量感を楽しみながら、はしを上下し、コレを勢いよく、すすり込む!

おおー、もっひ、もっひ!そして、つるん!

こんな、うどんのように太くて、もちもち感のあるラーメンは初めてだ。

でも不思議なことに味わいはうどんではなく、確かにラーメン。

この歯ざわり、この味わい、こののど越し、そしてこの重量感。

これらは、今まで経験したことがない!

いいじゃないか、麺と未来、特製塩らーめん!

よし、チャーシュー、わんたんも、いただこう!

まず、チャーシューをぱくり。

上品、小ぶりながら、しっかりとしたジューシー感!うまい!

そして次は、わんたん

薄皮で横に広がるわんたんは、レンゲを上手に使って、パクリっ!

おー、ぷるるん!

スープにもよくなじむ。

かわいらしい海老がしっかりと入っていて味わい、食感ともに楽しい! 

これはいい!

おはしとレンゲが止まらなくなる。

あっという間に、トッピングを食べあげる。

そして最後は、丼ぶりを両手で持って、スープ一気飲み!

ごちそうさまでした!

いやー、すばらしい一杯に、大満足。

短期間で人気店にのぼり詰めた「実力」を実感できる逸品だった! 

 

【追記1】

さらに、衝撃、いや当然なのかもしれないが、当店は2020ミシュラン/ビブグルマン獲得

2018年のオープンからたったの1、2年での偉業は、すばらし過ぎる!

 

【追記2】

後日、「超極太麺」「黄金スープ」が忘れられず、当店を再訪問する。

一番乗りを目指して、開店20分前に当店到着。

ちょっと前のめり過ぎたかなと思ったが、すでに7名が並んでいる。

さらに、開店までに続々と人が来て、20名以上が並んだ。

すごい人気だな。

しかし自分は8番目なので、1巡目で入れそうだ。前回より早めに来てよかった。

そして11:30am入店。カウンター席に座る。

オーダーは前回と同じ「特製塩らーめん」だとテーブルメニューを見る。

が、テーブルメニューがない。

「塩らーめん」「特製塩らーめん」だけの、あの直球勝負のメニューがない。

あれっ、おかしいなと顔をあげると、

「醤油」「特製」と手書きされたメニューが柱に貼ってある。

 

 

どうしたんだろうと思ったが、先客のみなさんは「特製!」「特製!」と注文している。

これは、郷に入っては郷に従うべし!?

場の雰囲気を乱さないように、私も「特製!」をオーダーする。

そして、前回スマホで撮影した黄金スープの「特製塩らーめん」を見ながら、楽しみに「お宝」を待つ。 

そして数分後、「お待たせしました!」。

おー、来た、来たー!と思った瞬間、れれれー!

事件が起きた。

そこに登場したのは、黄金スープの「特製塩らーめん」ではなく…

ブラックスープの「特製醤油らーめん」!

 

 

黄金からブラックへ!

もし、ここにいるのが彦摩呂先生だったら、

「まるでスープの皆既日食や~」と言っていたかもしれない。 

どうしたんだ、これっ!?

と思ったが、おとなりの常連さんと思われる男性が、

「これ、いつもやってよ!」と満面の笑みで店主に話しかけている。

んんっ?

なんだかよくわからないが、今日は塩ラーメンではなく、醤油ラーメンの日なのか!?

麺は「特製塩らーめん」と同じく超極太麺だ。

このお店、あちらの店主が作るラーメンであれば大丈夫だと、初対面の「お宝」に挑戦する。 

まずスープからいってみる。

ちょっと緊張しながら、ひと口、すすっ。

おぉー「旨み」と「濃さ」が同時に「ガツン」とくる粗削りな醤油スープ!

均整のとれた、すっきり上品系の「特製塩らーめん」とは全く違うタイプだ。

しかしこれはこれで、嫌いじゃない。

いやいや、これも全然いい、うまい! 

そして忘れられなかった超極太麺をいただく、すすっ。

 

 

おー、この麺はすごい。

もっちもっち感、つるんも不変。

さらにこの濃い醤油スープに負けずに、いい味を出している。 

うーん、変幻自在の「麺と未来」、超極太麺、恐るべし!素晴らしい!

もはや最初のビックリはどこへやら。

無心になって新しい「お宝」をいただき、スープを飲み干し、完食!

うまかったー!会計を済ませ、今日も大満足でお店を出る。

ふと後ろを振り向くと、入口に貼り紙。

「本日の昼営業は、塩ラーメンの提供はございません。」

 

 

後で当店のTwitterを見ると「限定50食で【醤油らーめん】を販売します」と書かれていた。

そうだったのか。「超極太麺の醤油ラーメン」は今日だけの特別企画だったのか。

開店前から並んでいたお客さんで、それを知らなかったのは自分だけだったかもしれない。

しかし、そんな1日限定の極太ラーメンをいただけたのは、ラッキーだった。 

 

【純手打ち 麺と未来】

 世田谷区北沢3-25-1 下北沢駅徒歩4分

 11:3014:3018:0021:00

 月曜は11:30~14:30

※営業時間等、最新情報はお店にご確認ください。

 

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