【一龍】スッキリ、ゴクうま、黄金スープ!一度食べたらやめられない、はじめて出会う至福の一杯!
今日のランチは、創業30余年、シモキタの老舗ラーメン店「一龍」に行く。
取引先の社長から「昔からずっと通っている。一度食べたらやめられなくなるよ!」とおすすめされた。
さらに社長曰く、女優の小池栄子さんもこのお店のファンらしい。
本当かどうかわからないが、昔一度同じカウンターで一緒にラーメンを食べたことがある、と自慢をしていた…。
おっ、ここだ。
入店する。赤色を基調にした店内は、L字型カウンターで10数席ほど。女性客の割合が多い。
券売機はないようだ。座って、メニューを見る。 メニューには、
中華そば(700円) 人気No.1!
もやしそば(800円)
ワンタンめん(900円)
にんにくそば(800円) 人気No.2!
チャーシューめん(950円) 人気No.3!
メンマそば(700円)
ギョーザ(450円)
ギョウザはあるが、ご飯ものはない。すべてラーメンだ。ラーメン勝負のお店か。期待できそうだ!
そして「人気No.1」と書かれた「中華そば700円」を注文。しばし待つ。
ふと目の前の調味料を見ると、お酢やコショウのとなりに「つぼ漬け」がある。
んっ、ご飯ものはメニューになかったが。
メニュー右下を見ると「お口直しに、お新香 無料」と書かれている。
いいサービスじゃないか、と「お新香」を小皿に取り分け、再び「お宝」を待つ。
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するとすぐに「お待ちどうさまでした!」。
早い。5分ぐらいで「お宝」の登場だ。
カウンター越し渡された「お宝」をカウンターに置く。
そしてご対面!
おー、美しい白濁黄金系のスープ!この美しい輝きは鶏油であろう。四方をチャーシューが囲み、その中央にねぎと紅ショウガがツーショットで映えている。見事なコントラストビュー!
そしてその美しさが、食欲を刺激する。
よし、いただこう。スープをすすっ。
おー、うまい!しかしこれは、今まで出会ったことのないタイプだ。
鶏ガラと豚骨ベースの醤油スープか。動物系ダブルスープなのに、スッキリとしている。そして動物系ダブルスープだから、ゴクうま! 身体にしみわたる。
まるで、二兎追うものが二兎を得たような、一粒で二度おいしい、うまさが凝縮されたスープだ!
麺もいただいてみよう。うまそうな中細のちぢれ麺だ。すすっ。
おっ、しっかりとした歯ごたえのある麺だ。ちぢれ麺だから、スープがよく絡んでうまい!
おっ、もやしも入っているのか、いい食感だ。
メンマはやわらかく、細くスライスされているので、食べやすい。
もやしもメンマも、スープと麺の「うまさの饗宴」の邪魔をせず、名脇役として主役の饗宴を上手にサポートしている。
そして紅ショウガ!コイツが醸し出す、ピリッとした絶妙なアクセントがすごくいい。
紅ショウガは、見た目やコントラストのためにあるのではなく、「うまさの饗宴」になくてはならない存在だ。
よし、四角く切られたチャーシューもいってみよう。ぱくり。
おっ、さっぱり系のチャーシュー。この動物系のゴクうまスープにはぴったりだ!
さっぱり系だから、スープを吸ってうまさが増していくのもいい。
そして無料サービスの「お新香」もつまみながら、またスープと麺の「うまさの饗宴」を楽しむ。
スープの表面に薄くはられた鶏油のおかげで、冷めづらい。最後までおいしくいただき、完食!
もちろんスープもすべて飲み干し、ごちそうさまでした!
いやー、うまかった。これでお値段700円というのはありがたい!お店の方もとてもいい感じ。大満足でお店を出る。
最近魚介系のうまいラーメンに出会うことが多かった。久しぶり動物系のうまいラーメンとの出会いだった。当店を教えてくれた取引先の社長に感謝しよう。
しかし今までに出会ったことがないタイプのラーメンだった。後で聞いたら、福井の「敦賀(つるが)ラーメン」がルーツだそうだ。
敦賀ラーメンか。ラーメンの世界は広く、奥も深い。またまだ、知らない、うまいラーメンがあるのだろう。これからもいろいろと教えてもらおう!
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【一龍】
世田谷区北沢2-30-11 下北沢徒歩3分
03-3466-1671 11:30-21:00
※最新情報はお店にご確認ください。